2015年08月31日
今年度の水道工事の予定
水道工事の設計が終わり 工事の発注が
増えてきましたので 遅くなりましたが
今年の工事予定を報告します
今年度の配水管の新設・更新・布設替え等の工事は
●下水道工事で支障となる水道管の布設替工事
佐賀市川副町の南里・西古賀・鹿江・小々森地区
神埼市神埼町の莞牟田・竹地区
みやき町の原古賀・白壁地区
●老朽管の改良工事
佐賀市川副町の西古賀・大詫間地区
佐賀市東与賀町作出地区
神埼市神埼町の莞牟田・尾崎地区
神埼市千代田町新宿地区
合わせて2,590mを予定しています
●出水不良解消のための改良工事
神埼市千代田町小森田地区
●道路改良等に併せて行う工事及び支障になる配管の仮設工事
神埼市神埼町姉川地区・みやき町の東尾・白壁地区
など 今年度の施工延長は約9,300mを計画しております
また基山町では既設の老朽化した地下式消火栓15基の取替
を行う予定です
いくつかの工事は 既に始まっており
工事予定地区の皆様には
工事中ご迷惑をおかけしますが
皆様のご理解とご協力をよろしくお願いいたします
増えてきましたので 遅くなりましたが
今年の工事予定を報告します
今年度の配水管の新設・更新・布設替え等の工事は
●下水道工事で支障となる水道管の布設替工事
佐賀市川副町の南里・西古賀・鹿江・小々森地区
神埼市神埼町の莞牟田・竹地区
みやき町の原古賀・白壁地区
●老朽管の改良工事
佐賀市川副町の西古賀・大詫間地区
佐賀市東与賀町作出地区
神埼市神埼町の莞牟田・尾崎地区
神埼市千代田町新宿地区
合わせて2,590mを予定しています
●出水不良解消のための改良工事
神埼市千代田町小森田地区
●道路改良等に併せて行う工事及び支障になる配管の仮設工事
神埼市神埼町姉川地区・みやき町の東尾・白壁地区
など 今年度の施工延長は約9,300mを計画しております
また基山町では既設の老朽化した地下式消火栓15基の取替
を行う予定です
いくつかの工事は 既に始まっており
工事予定地区の皆様には
工事中ご迷惑をおかけしますが
皆様のご理解とご協力をよろしくお願いいたします
2015年08月28日
技術基礎研修に参加しました
研修に参加した職員からの報告を紹介します
---------------------------------------------------------------------
先日、福岡市水道局主催の
技術基礎研修に参加しました
今回の研修の内容は
・特排弁(消火栓)の操作方法と注意点、構造
・仕切弁の操作方法と注意点、構造
・空気弁の構造と注意点
・青銅仕切弁・止水栓の操作方法と注意点、構造
4つの弁栓類について学びました
・特排弁とは特殊排気弁の略称で福岡市独自の表現であり
企業団では利用していない
同じ構造をしているのが消火栓である
一般的に使用されている町野式(写真左)は操作するとき
消火栓を弁に差込みバルブキーを操作しなければならないが
福岡市が使用している市型(写真右)は消火栓とバルブキーが
一体化しているので操作がしやすかった
しかし町野式に比べ市型はバネで開閉している為
壊れやすいのが欠点であるとのことだった

(写真:左が町野式特排弁 右が市型特排弁)

(写真:市型特排弁の使用時の様子)
・仕切弁はソフトシール仕切弁やバタフライ弁などの
種類がある
ソフトシール仕切弁はゴム製の仕切を上下させること
により開閉させる カットモデルを使っての説明で
ハンドル部分は上下せず芯柱だけが
上下する仕組みが理解できた

(写真:ソフトシール弁体の断面)
・空気弁とは管内に溜まる空気を抜くための弁である
空気弁の中には黒いボールが入っており このボールが
浮き沈みすることで管内の空気だけを抜き
栓をして止水する構造になっていることが分かった
研修では 空気弁のボール交換など行いました

(写真:ボール交換の様子)
・青銅仕切弁の注意点として 長年使用していると
グランドとよばれる部分のパッキンが劣化し
漏水してしまうそうです
また閉めすぎたり閉めてから時間がたった
バルブを開けた際 止水栓が管内に残り
ハンドル部分だけが取れてしまう
(太鼓落ちと呼ばれる)現象が起きるそうです
バルブ操作はゆっくり丁寧にが基本です

(写真:青銅仕切弁のカットモデル)

(写真:止水栓のコマの取替えの様子)
1日の研修でしたが カットモデルを使っての
説明は非常にわかりやすく
操作するにあたっての注意点が明確になったので
これからの現場作業で役立てたいと思います
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先日、福岡市水道局主催の
技術基礎研修に参加しました
今回の研修の内容は
・特排弁(消火栓)の操作方法と注意点、構造
・仕切弁の操作方法と注意点、構造
・空気弁の構造と注意点
・青銅仕切弁・止水栓の操作方法と注意点、構造
4つの弁栓類について学びました
・特排弁とは特殊排気弁の略称で福岡市独自の表現であり
企業団では利用していない
同じ構造をしているのが消火栓である
一般的に使用されている町野式(写真左)は操作するとき
消火栓を弁に差込みバルブキーを操作しなければならないが
福岡市が使用している市型(写真右)は消火栓とバルブキーが
一体化しているので操作がしやすかった
しかし町野式に比べ市型はバネで開閉している為
壊れやすいのが欠点であるとのことだった
(写真:左が町野式特排弁 右が市型特排弁)
(写真:市型特排弁の使用時の様子)
・仕切弁はソフトシール仕切弁やバタフライ弁などの
種類がある
ソフトシール仕切弁はゴム製の仕切を上下させること
により開閉させる カットモデルを使っての説明で
ハンドル部分は上下せず芯柱だけが
上下する仕組みが理解できた
(写真:ソフトシール弁体の断面)
・空気弁とは管内に溜まる空気を抜くための弁である
空気弁の中には黒いボールが入っており このボールが
浮き沈みすることで管内の空気だけを抜き
栓をして止水する構造になっていることが分かった
研修では 空気弁のボール交換など行いました
(写真:ボール交換の様子)
・青銅仕切弁の注意点として 長年使用していると
グランドとよばれる部分のパッキンが劣化し
漏水してしまうそうです
また閉めすぎたり閉めてから時間がたった
バルブを開けた際 止水栓が管内に残り
ハンドル部分だけが取れてしまう
(太鼓落ちと呼ばれる)現象が起きるそうです
バルブ操作はゆっくり丁寧にが基本です
(写真:青銅仕切弁のカットモデル)
(写真:止水栓のコマの取替えの様子)
1日の研修でしたが カットモデルを使っての
説明は非常にわかりやすく
操作するにあたっての注意点が明確になったので
これからの現場作業で役立てたいと思います
2015年08月27日
「施設計画」検討委員会の報告④
既存計画を見直しの検証と費用の算出の委員会報告の続きです
浄水場の分散化で
大きな縮減効果が見込まれることが分かりました
この見直しの検証の目的は
将来の財源不足を解消するひとつの手段です
その手段は 他にもありそうです
今後 人口減少は止まらずに東部水道の給水区域の人口は
50年後には現在の7割との推定もあります
単純には7割の水道施設で良いはずです
しかし国の基準や市町の人口増加策等々難しい点も想定されますが
まず「無駄な施設」をつくる必要はありません
ここにも費用の削減の余地はあります
また 施設や管の長寿命化も大事な視点です
交換する必要がない材料がベストですがそれは不可能
しかし 既存より仮に2倍の寿命を持つ製品があれば・・
言う必要がないほどの効果が見込まれます
その開発に期待すると同時に既存の製品でも
この九州の佐賀地域に適合した管種を選定することや
施工時の配慮・維持管理の適正化等々で
「1年でも長く使用できる」
ここにも水道のプロ職員としての優位性があると思います
仕組みの矛盾も感じます
例えば「消防のために消火栓」
火事に備えるには有効な手段ですし「消火栓工事」は
各市町からの委託事業で設置しています
問題だと思うのは水道管本体です
消火栓設置のために一回りも二回りも
大きな水道管を設置しています
これは設置の基準であり必然です
ここで矛盾だ と感じることは
「消防用水」まで含めた水道管設置の費用です
水道事業は公営企業すなわち独立採算
だから水道の責任で水道事業を行うのがルール
これに依存はありません
しかし 消防水利確保に係る経費について
水道企業会計と一般行政との負担区分が
明確でないままに法が制定されたと考える
等々 費用縮減の素材はまだまだ考えられます
これらを具現化するのは「職員」
やはり水道のプロ職員が必要です
浄水場の分散化で
大きな縮減効果が見込まれることが分かりました
この見直しの検証の目的は
将来の財源不足を解消するひとつの手段です
その手段は 他にもありそうです
今後 人口減少は止まらずに東部水道の給水区域の人口は
50年後には現在の7割との推定もあります
単純には7割の水道施設で良いはずです
しかし国の基準や市町の人口増加策等々難しい点も想定されますが
まず「無駄な施設」をつくる必要はありません
ここにも費用の削減の余地はあります
また 施設や管の長寿命化も大事な視点です
交換する必要がない材料がベストですがそれは不可能
しかし 既存より仮に2倍の寿命を持つ製品があれば・・
言う必要がないほどの効果が見込まれます
その開発に期待すると同時に既存の製品でも
この九州の佐賀地域に適合した管種を選定することや
施工時の配慮・維持管理の適正化等々で
「1年でも長く使用できる」
ここにも水道のプロ職員としての優位性があると思います
仕組みの矛盾も感じます
例えば「消防のために消火栓」
火事に備えるには有効な手段ですし「消火栓工事」は
各市町からの委託事業で設置しています
問題だと思うのは水道管本体です
消火栓設置のために一回りも二回りも
大きな水道管を設置しています
これは設置の基準であり必然です
ここで矛盾だ と感じることは
「消防用水」まで含めた水道管設置の費用です
水道事業は公営企業すなわち独立採算
だから水道の責任で水道事業を行うのがルール
これに依存はありません
しかし 消防水利確保に係る経費について
水道企業会計と一般行政との負担区分が
明確でないままに法が制定されたと考える
等々 費用縮減の素材はまだまだ考えられます
これらを具現化するのは「職員」
やはり水道のプロ職員が必要です
2015年08月26日
「施設計画」検討委員会の報告③
既存計画を見直しの検証と費用の算出の委員会報告の続きです
四つの浄水場候補地の全てで
200億円以上の縮減効果が見込まれると確認できました
コスト縮減額以外での議論の一部も併せて報告します
企業団としての課題のひとつに災害時の危機管理があります
仮に送水幹線が災害や事故で破損すれば
水道水を送ることが出来なくなります
その補完のためのバイパス管の新設を計画中ですが
それが完成しても神埼・吉野ヶ里・上峰
およびみやき町の高所地区(県道佐賀川久保鳥栖線以北)は
給水不能となります
その解消のために
ポンプ圧送方式も取り入れ危機時に備える
また 新規の送水本管の管径は700mm
この管を新規に施工する費用と
既設の1200mm管を「さや管」として利用する費用は
「ほぼ同額」と判明
結果 既存の管の撤去費用分はプラス効果
このプラス分の費用は算定せず
これが実現できるのも浄水場の分散効果
「分散効果」での効果として費用には計上は出来ないが
危機管理上は「ふたつの水源」となり
大きな安心を得られる点は 言うまでもない効果です
さて 既存のインフラ計画を見直した結果
将来の不足する財源の確保の目途はつきましたが
「検討がここで終わり」ではありません
新規の浄水場は 東部水道企業団単独での計画ですが
一方では周辺との連携協議も進めています
「連携協議」の今後次第で
「更なる縮減効果」や「プラス効果」が想定されます
明日に続きます
四つの浄水場候補地の全てで
200億円以上の縮減効果が見込まれると確認できました
コスト縮減額以外での議論の一部も併せて報告します
企業団としての課題のひとつに災害時の危機管理があります
仮に送水幹線が災害や事故で破損すれば
水道水を送ることが出来なくなります
その補完のためのバイパス管の新設を計画中ですが
それが完成しても神埼・吉野ヶ里・上峰
およびみやき町の高所地区(県道佐賀川久保鳥栖線以北)は
給水不能となります
その解消のために
ポンプ圧送方式も取り入れ危機時に備える
また 新規の送水本管の管径は700mm
この管を新規に施工する費用と
既設の1200mm管を「さや管」として利用する費用は
「ほぼ同額」と判明
結果 既存の管の撤去費用分はプラス効果
このプラス分の費用は算定せず
これが実現できるのも浄水場の分散効果
「分散効果」での効果として費用には計上は出来ないが
危機管理上は「ふたつの水源」となり
大きな安心を得られる点は 言うまでもない効果です
さて 既存のインフラ計画を見直した結果
将来の不足する財源の確保の目途はつきましたが
「検討がここで終わり」ではありません
新規の浄水場は 東部水道企業団単独での計画ですが
一方では周辺との連携協議も進めています
「連携協議」の今後次第で
「更なる縮減効果」や「プラス効果」が想定されます
明日に続きます
2015年08月25日
「施設計画」検討委員会の報告②
将来の大きな財源不足の課題解決のための
既存計画を見直しの検証と費用の算出の委員会報告の続きです
浄水場の候補地によって増減はあるが
「縮減額200億円」と判明
当初の目的であった「大幅なコストダウンは図られる」
までが 昨日の内容でした
委員会での検討内容の一部を紹介します
正式な検討会は3回開催
1回目は
主旨の再確認と新しく設置する浄水場の設置場所の設定
4カ所を設定
一つは 自然流下方式を考え佐賀市の山手
二つは 取水は佐賀導水であり「それに近い佐賀市内」
三つは 企業団の当初計画地の神埼市の佐賀導水付近で
神埼市を新浄水場のエリア外
四つは 企業団の当初計画地の神埼市の佐賀導水付近で
神埼市を新浄水場のエリア内
2回目は 各々の費用の算定
3回目は 報告書の作成
用水管路は既存の1100~1200mmを700mmに縮小
浄水場は北茂安と新浄水場は4対6
これらの条件に基づき算出された縮減額は
201億円~238億円となったとの報告です
明日に続きます
既存計画を見直しの検証と費用の算出の委員会報告の続きです
浄水場の候補地によって増減はあるが
「縮減額200億円」と判明
当初の目的であった「大幅なコストダウンは図られる」
までが 昨日の内容でした
委員会での検討内容の一部を紹介します
正式な検討会は3回開催
1回目は
主旨の再確認と新しく設置する浄水場の設置場所の設定
4カ所を設定
一つは 自然流下方式を考え佐賀市の山手
二つは 取水は佐賀導水であり「それに近い佐賀市内」
三つは 企業団の当初計画地の神埼市の佐賀導水付近で
神埼市を新浄水場のエリア外
四つは 企業団の当初計画地の神埼市の佐賀導水付近で
神埼市を新浄水場のエリア内
2回目は 各々の費用の算定
3回目は 報告書の作成
用水管路は既存の1100~1200mmを700mmに縮小
浄水場は北茂安と新浄水場は4対6
これらの条件に基づき算出された縮減額は
201億円~238億円となったとの報告です
明日に続きます
2015年08月24日
「施設計画」検討委員会の報告①
本企業団の「用水供給施設」は
昭和60年に通水を一部開始して30年が経過しました
送水管の耐用年数を考えれば中間地点です
一方の末端水道の配水管は
主に下水道工事に関連して随時更新中ですが
耐震管更新と併せて本格的な更新時期を迎えようとしています
この節目の時期に「長期の財政計画をつくろう」と提案
50年後の企業団の経営状況を把握しました
その結果 200億円程度の財源不足が判明
また 50年後にも末端の配水管更新が終了せず問題を残し
その財源も必要
そこで 既存のインフラ計画を見直し財源を捻出したい
その見直しのシナリオは
「浄水場を分散して送水管の管径を小さくしコストダウンを図る」
その検証と費用の算出が主なテーマの委員会でした
委員会の報告の結論は 浄水場の候補地によって増減はあるが
「縮減額200億円」と判明
当初の目的であった「大幅なコストダウンは図られる」でした
これで「既存計画を変更する」は内部的には決まりました
もちろん決定までには「外部の委員会」での検証
その後に構成市町への提案・議会での了承
との手続きが必要です
昭和60年に通水を一部開始して30年が経過しました
送水管の耐用年数を考えれば中間地点です
一方の末端水道の配水管は
主に下水道工事に関連して随時更新中ですが
耐震管更新と併せて本格的な更新時期を迎えようとしています
この節目の時期に「長期の財政計画をつくろう」と提案
50年後の企業団の経営状況を把握しました
その結果 200億円程度の財源不足が判明
また 50年後にも末端の配水管更新が終了せず問題を残し
その財源も必要
そこで 既存のインフラ計画を見直し財源を捻出したい
その見直しのシナリオは
「浄水場を分散して送水管の管径を小さくしコストダウンを図る」
その検証と費用の算出が主なテーマの委員会でした
委員会の報告の結論は 浄水場の候補地によって増減はあるが
「縮減額200億円」と判明
当初の目的であった「大幅なコストダウンは図られる」でした
これで「既存計画を変更する」は内部的には決まりました
もちろん決定までには「外部の委員会」での検証
その後に構成市町への提案・議会での了承
との手続きが必要です
2015年08月21日
五ヶ山ダム視察研修
「五ヶ山ダム」の現地視察に参加した職員からの報告です
-------------------------------------------------------------------------------
筑後川水道三企業団協議会事務部会における研修として
五ヶ山ダム現地研修会に3つの水道企業団の職員計11名で
参加してきました
五ヶ山ダムは那珂川の上流、筑紫郡那珂川町五ヶ山の
南畑ダムと脊振ダムの間に建設されている
重力式コンクリートダムです
現場事務所にて 五ヶ山ダムを建設することになった経緯や歴史
五ヶ山ダムの役割等といった概要説明をしていただきました
五ヶ山ダムの建設は昭和53年
福岡都市圏を中心に287日に及ぶ大渇水が契機となり
それから実施計画調査 用地取得等を経て
平成24年6月よりダム本体の工事に着手し始めました

(写真:五ヶ山ダム堤体の建設状況)
ダム堤体自体の工事は今現在半分以上ができており
平成30年3月が完成目標とのことです。
ダムの大きさは堤頂長556m 堤高102.5m
総貯水容量4,020万トンと非常に大きいダムで
その内 異常渇水時用に1,660万トン貯水するとのことです
ダム本体の工事に着手するまでに
35年近くかかることに驚きましたし
着手してからは数年で完成することにも驚きました
日本の技術の高さを改めて実感しました

(写真:堤体は来年完成予定です)
概要説明の後 工事現場の見学が予定されていましたが
突然の雨により残念ながら中止となってしまいました
ダムのことも 五ヶ山ダムのことも勉強できて
非常に中身の濃い研修でした
-------------------------------------------------------------------------------
筑後川水道三企業団協議会事務部会における研修として
五ヶ山ダム現地研修会に3つの水道企業団の職員計11名で
参加してきました
五ヶ山ダムは那珂川の上流、筑紫郡那珂川町五ヶ山の
南畑ダムと脊振ダムの間に建設されている
重力式コンクリートダムです
現場事務所にて 五ヶ山ダムを建設することになった経緯や歴史
五ヶ山ダムの役割等といった概要説明をしていただきました
五ヶ山ダムの建設は昭和53年
福岡都市圏を中心に287日に及ぶ大渇水が契機となり
それから実施計画調査 用地取得等を経て
平成24年6月よりダム本体の工事に着手し始めました
(写真:五ヶ山ダム堤体の建設状況)
ダム堤体自体の工事は今現在半分以上ができており
平成30年3月が完成目標とのことです。
ダムの大きさは堤頂長556m 堤高102.5m
総貯水容量4,020万トンと非常に大きいダムで
その内 異常渇水時用に1,660万トン貯水するとのことです
ダム本体の工事に着手するまでに
35年近くかかることに驚きましたし
着手してからは数年で完成することにも驚きました
日本の技術の高さを改めて実感しました
(写真:堤体は来年完成予定です)
概要説明の後 工事現場の見学が予定されていましたが
突然の雨により残念ながら中止となってしまいました
ダムのことも 五ヶ山ダムのことも勉強できて
非常に中身の濃い研修でした
2015年08月20日
オートバルブ研修会について
職員からの報告です
-------------------------------------------------------------------------------
埼玉県幸手市にある(株)森田鉄工所の幸手工場で
オートバルブ研修会(2日間)に参加してきました。
他事業体を含め12名の参加があり
座学及び実技講習がありました

(写真:座学研修の様子)
オートバルブとは一般的に『減圧弁』と呼ばれ
その名のとおり水道管の圧力を適正な圧力に
減圧する装置です
佐賀東部水道企業団では水道管の要所に
この減圧弁を設置し 適正な圧力に減圧した後
利用者のみなさまへ供給しています
この減圧弁は他の動力を必要とせず
水の持つ圧力のみで作動するとても便利な機械ですが
作動不良を起こすと水圧が不安定となり
漏水事故や出水不良の原因にもなります

(写真:分解整備研修の様子)
そこで 定期的なメンテナンスや点検が必要となり
管理する職員の知識、技術、経験等が必要不可欠です
今回この研修に参加し 減圧弁のしくみをより詳しく理解し
実際に分解整備・調整操作等の実習を行うことで
今まではできなかった経験を積むことができました
今後は この経験を活かし安定供給に
努めていきたいと思います
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埼玉県幸手市にある(株)森田鉄工所の幸手工場で
オートバルブ研修会(2日間)に参加してきました。
他事業体を含め12名の参加があり
座学及び実技講習がありました
(写真:座学研修の様子)
オートバルブとは一般的に『減圧弁』と呼ばれ
その名のとおり水道管の圧力を適正な圧力に
減圧する装置です
佐賀東部水道企業団では水道管の要所に
この減圧弁を設置し 適正な圧力に減圧した後
利用者のみなさまへ供給しています
この減圧弁は他の動力を必要とせず
水の持つ圧力のみで作動するとても便利な機械ですが
作動不良を起こすと水圧が不安定となり
漏水事故や出水不良の原因にもなります
(写真:分解整備研修の様子)
そこで 定期的なメンテナンスや点検が必要となり
管理する職員の知識、技術、経験等が必要不可欠です
今回この研修に参加し 減圧弁のしくみをより詳しく理解し
実際に分解整備・調整操作等の実習を行うことで
今まではできなかった経験を積むことができました
今後は この経験を活かし安定供給に
努めていきたいと思います
2015年08月19日
岡山県南部水道企業団視察報告
岡山県南部水道企業団から職員3名が視察に来られた
事前の質問事項の項目の多さ・多様さ・深さに
その意気込みが伝わっていました
3時間程度の説明と質問への回答それらのやりとり
熱心でした
やる気満々でした
単なる視察名目の訪問ではありませんでした
何かを持ち帰る気概が溢れていました
質問項目に戻りますが
「回答は不要です」
「これらを含む幅広い意見が聞きたい」
始めから こう宣言されていました
「回答不要」に限りないやる気と独自の考え・思想を感じます
一般論ですが
通常の回答はほぼ参考にはならないものです
それが正論でもその事業体の環境や地域性・個性によって
具体のシナリオは変わります
問題は着眼点や将来への思い
それに対する「やる気」と実行力です
だから 興味を持ってお待ちしていました
具体的なことは ここでは控えますが
私も もちろん対応した職員も刺激を頂きました
もちろん我が東部水道企業団の職員も負けてはいません
水道事業にとっては
難しい時代にはなります
しかし 水道は未来永劫必要です
それを担うのは私たち水道のプロ集団
改めて確信した訪問でした
これを機会に企業団としてのお付き合いをお願いします
次に機会があれば
若手の職員同士の議論の場があればとも思います
お疲れさまでした
事前の質問事項の項目の多さ・多様さ・深さに
その意気込みが伝わっていました
3時間程度の説明と質問への回答それらのやりとり
熱心でした
やる気満々でした
単なる視察名目の訪問ではありませんでした
何かを持ち帰る気概が溢れていました
質問項目に戻りますが
「回答は不要です」
「これらを含む幅広い意見が聞きたい」
始めから こう宣言されていました
「回答不要」に限りないやる気と独自の考え・思想を感じます
一般論ですが
通常の回答はほぼ参考にはならないものです
それが正論でもその事業体の環境や地域性・個性によって
具体のシナリオは変わります
問題は着眼点や将来への思い
それに対する「やる気」と実行力です
だから 興味を持ってお待ちしていました
具体的なことは ここでは控えますが
私も もちろん対応した職員も刺激を頂きました
もちろん我が東部水道企業団の職員も負けてはいません
水道事業にとっては
難しい時代にはなります
しかし 水道は未来永劫必要です
それを担うのは私たち水道のプロ集団
改めて確信した訪問でした
これを機会に企業団としてのお付き合いをお願いします
次に機会があれば
若手の職員同士の議論の場があればとも思います
お疲れさまでした
2015年08月18日
管工事組合との業務懇談会
佐賀東部管工事協同組合との業務についての
話し合いを開催しました
その概要です
今年は設計の考え方から将来の在り方まで幅広く
具体の提出議題も多く出されていました
主な議論を紹介します
「量水器の取替え手数料の値上げを」の要請が
家庭の使用量を示す量水器は 計量法の規定により
8年で取り替えます
その取替えをお願いしていますが据え置いた価格です
労務費もアップしており値上げの必要を感じます
また 価格設定の基準を明確にしてルール化をするべき
との考えもあって
そのルールの協議を事務局で始め来年度から実施する
としました
また 量水器の発注の平準化や発注の時期も議論の対象でした
平準化は3年先まで考慮して行っているし
時期は暑い真夏は外している
また工事期間は 出来るだけ要望に沿いたい
他にもメーター検針の委託料や修繕当番の
委託料の値上げ
設計単価の考え方・設計の基本的な考え
現場作業員の保険料の設計計上等々協議をしました
すぐ実現できる案件
時間をかけて協議をする案件
出来ない案件
当然あります
お互いが真剣に協議をすることで決着
最後に将来の在り方の議論もできました
東部水道の将来像とそのシナリオ
現在の状況を説明し管工事組合との関係をお話し
組合の課題も具体的にお聞きすることができました
今後 期限を決めて議論する
双方が明るい展望を共有できる議論になるはずです
話し合いを開催しました
その概要です
今年は設計の考え方から将来の在り方まで幅広く
具体の提出議題も多く出されていました
主な議論を紹介します
「量水器の取替え手数料の値上げを」の要請が
家庭の使用量を示す量水器は 計量法の規定により
8年で取り替えます
その取替えをお願いしていますが据え置いた価格です
労務費もアップしており値上げの必要を感じます
また 価格設定の基準を明確にしてルール化をするべき
との考えもあって
そのルールの協議を事務局で始め来年度から実施する
としました
また 量水器の発注の平準化や発注の時期も議論の対象でした
平準化は3年先まで考慮して行っているし
時期は暑い真夏は外している
また工事期間は 出来るだけ要望に沿いたい
他にもメーター検針の委託料や修繕当番の
委託料の値上げ
設計単価の考え方・設計の基本的な考え
現場作業員の保険料の設計計上等々協議をしました
すぐ実現できる案件
時間をかけて協議をする案件
出来ない案件
当然あります
お互いが真剣に協議をすることで決着
最後に将来の在り方の議論もできました
東部水道の将来像とそのシナリオ
現在の状況を説明し管工事組合との関係をお話し
組合の課題も具体的にお聞きすることができました
今後 期限を決めて議論する
双方が明るい展望を共有できる議論になるはずです
2015年08月17日
熱中症にご注意を!
職員の朝礼での話を紹介します
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先日の少年野球での出来事です
その日は 気温が35℃近くになり
真夏の太陽が眩しい午前中に
練習試合を2試合行いました
2試合目が終わり 道具を片づけていると
一人の部員が具合が悪くなり
吐き気もあるようでしたので日陰に移動し
氷で体を冷やし水分を補給したが回復せず
車で病院へ・・・

(イラスト:「熱中症にご注意を」)
その後 今度は練習試合の応援にきていた
部員の母親が具合が悪くなり
救急車で運ばれ病院へ・・・
こまめな水分補給 日陰での休憩など
熱中症対策はしてたはずなのに・・・
幸いにも大事に至らず二人とも点滴で
回復し数時間後には元気になり一安心
まだまだ暑い日が続きそうです
皆さん 特に外での作業は十分ご注意を!
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先日の少年野球での出来事です
その日は 気温が35℃近くになり
真夏の太陽が眩しい午前中に
練習試合を2試合行いました
2試合目が終わり 道具を片づけていると
一人の部員が具合が悪くなり
吐き気もあるようでしたので日陰に移動し
氷で体を冷やし水分を補給したが回復せず
車で病院へ・・・

(イラスト:「熱中症にご注意を」)
その後 今度は練習試合の応援にきていた
部員の母親が具合が悪くなり
救急車で運ばれ病院へ・・・
こまめな水分補給 日陰での休憩など
熱中症対策はしてたはずなのに・・・
幸いにも大事に至らず二人とも点滴で
回復し数時間後には元気になり一安心
まだまだ暑い日が続きそうです
皆さん 特に外での作業は十分ご注意を!
2015年08月14日
残暑お見舞い申し上げます
暑い日が続いています
皆さまお身体をご自愛ください
しかし体調の管理が難しい 今日この頃
外に出るのも躊躇するなかで
水道の現場でも 数多くの工事が進行中です
現場の方々や職員も この暑い中で頑張っています
汗まみれで帰ってくる職員
自分はもとより現場で働く方々の体調にも配慮し
工事の安全と指導を行ってもらいたい
高校野球が始まり
熱狂の夏・甲子園のドラマにも興味はつきません
甲子園大会の優勝校が決まるころには
涼しい風も吹くことでしょう
しっかりと睡眠をとることは体調管理には有効
昔から「頭冷足温」
「ぐっすり寝る」が最も大事と聞きます
寝る前の「ぬるめのお湯」も効果的だそうです
お盆で忙しい日をお過ごしの方も多いことでしょう
楽しい夏であることを
お祈り申し上げます
皆さまお身体をご自愛ください
しかし体調の管理が難しい 今日この頃
外に出るのも躊躇するなかで
水道の現場でも 数多くの工事が進行中です
現場の方々や職員も この暑い中で頑張っています
汗まみれで帰ってくる職員
自分はもとより現場で働く方々の体調にも配慮し
工事の安全と指導を行ってもらいたい
高校野球が始まり
熱狂の夏・甲子園のドラマにも興味はつきません
甲子園大会の優勝校が決まるころには
涼しい風も吹くことでしょう
しっかりと睡眠をとることは体調管理には有効
昔から「頭冷足温」
「ぐっすり寝る」が最も大事と聞きます
寝る前の「ぬるめのお湯」も効果的だそうです
お盆で忙しい日をお過ごしの方も多いことでしょう
楽しい夏であることを
お祈り申し上げます
2015年08月13日
第32回佐賀トライアスロン大会
職員から、報告がありましたので ご紹介します。
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トライアスロンは スイム・バイク(自転車)・ランの
3種目を この順番で連続して行う耐久競技です
佐賀のこの大会では
スイム1Km・バイク22Km・ラン7Kmの合計30Km
それぞれの距離が短く 初心者向けの大会でした
参加のきっかけは もともとマラソン大会に何度か出場し
体力には自信があったので近くであるなら出てみたい
という思いからでした
佐賀の大会の話を耳にし 早速出る気満々でしたが
泳ぎにはいまいち自信が無く 格好から入る悪い癖も
手伝って調整にも間に合いそうになかったため
今回は断念しようとしたところ
今大会からリレーの部が新設との朗報
早速協力者を探しました
以前参加した事のある人と 興味津々の人の2名を
運良くGetしました
お2人にはスイムとバイクをお願いして わたしはランで出場決定!
暑い日が続き ここのところ参加していたマラソン大会は
春先だったためこの暑さで大丈夫だろうかと心配しながら
当日を迎えました
天気は晴天
トライアスロン日和
スイム・バイクの2人は
思いのほか順調にたすきをつながれ
つぎはわたしの出番です

(写真:バイクのF氏)
走り出しはよかったのですが やはりこの暑さにバテ気味で
給水所で何度も頭から水をかけてもらいました
そして
1時間54分52秒で無事にゴール!
協力してくれた2人のおかげで 大満足の一日でした
この大会に出場された82名の方全員が
怪我もなく無事に完走されたそうです
それと なによりこの暑い中
大会を運営してくださった方
ボランティアの方 応援の方に感謝します
ありがとうございました
つぎの大会は一人で出場できるよう
がんばる…予定です

(写真:6位入賞しました)
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トライアスロンは スイム・バイク(自転車)・ランの
3種目を この順番で連続して行う耐久競技です
佐賀のこの大会では
スイム1Km・バイク22Km・ラン7Kmの合計30Km
それぞれの距離が短く 初心者向けの大会でした
参加のきっかけは もともとマラソン大会に何度か出場し
体力には自信があったので近くであるなら出てみたい
という思いからでした
佐賀の大会の話を耳にし 早速出る気満々でしたが
泳ぎにはいまいち自信が無く 格好から入る悪い癖も
手伝って調整にも間に合いそうになかったため
今回は断念しようとしたところ
今大会からリレーの部が新設との朗報
早速協力者を探しました
以前参加した事のある人と 興味津々の人の2名を
運良くGetしました
お2人にはスイムとバイクをお願いして わたしはランで出場決定!
暑い日が続き ここのところ参加していたマラソン大会は
春先だったためこの暑さで大丈夫だろうかと心配しながら
当日を迎えました
天気は晴天
トライアスロン日和
スイム・バイクの2人は
思いのほか順調にたすきをつながれ
つぎはわたしの出番です
(写真:バイクのF氏)
走り出しはよかったのですが やはりこの暑さにバテ気味で
給水所で何度も頭から水をかけてもらいました
そして
1時間54分52秒で無事にゴール!
協力してくれた2人のおかげで 大満足の一日でした
この大会に出場された82名の方全員が
怪我もなく無事に完走されたそうです
それと なによりこの暑い中
大会を運営してくださった方
ボランティアの方 応援の方に感謝します
ありがとうございました
つぎの大会は一人で出場できるよう
がんばる…予定です
(写真:6位入賞しました)
2015年08月12日
日本水道協会佐賀県支部 水道事務研究会
職員からの報告です
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鹿島市で行われた日本水道協会佐賀県支部の
水道事務研究会に参加し
各水道事業体が抱える問題について議論してきました
当企業団からは 2つの問題を出題しました
1つ目はFD(フロッピーディスク)生産中止による
銀行とのデータのやり取りの方法です
現在 口座振替については伝送(インターネットによる
データやり取り)へ変更しましたが 振込(支払い)は従来どおり
FDで行っています
FDの在庫がなくなったときにどのような方法で行うのか?
費用は発生しますが伝送へ移行していくしかないとの事業体が
ほとんどでした
2つ目は将来の浄水場施設・送水管等の更新に
備えて基金を設置する予定ですが
その巨額な基金の長期資金運用方法について
経験のある事業体の実情をお尋ねしたいと思い
提案しましたが運用経験ある事業体はありませんでした
施設の老朽化に伴う更新で巨額の資金が必要となることは
すべての水道事業体共通の問題であり
基金の設置も含め 今後考えていきたい
との声も聞こえました
運用方法については 今後いろいろな方面の情報を参考に
有効な方法を考えなければならない課題です
他の水道事業体の抱える問題点
それに対する意見 取り組み方等が聞け
今後の業務の参考にしていきたいです
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鹿島市で行われた日本水道協会佐賀県支部の
水道事務研究会に参加し
各水道事業体が抱える問題について議論してきました
当企業団からは 2つの問題を出題しました
1つ目はFD(フロッピーディスク)生産中止による
銀行とのデータのやり取りの方法です
現在 口座振替については伝送(インターネットによる
データやり取り)へ変更しましたが 振込(支払い)は従来どおり
FDで行っています
FDの在庫がなくなったときにどのような方法で行うのか?
費用は発生しますが伝送へ移行していくしかないとの事業体が
ほとんどでした
2つ目は将来の浄水場施設・送水管等の更新に
備えて基金を設置する予定ですが
その巨額な基金の長期資金運用方法について
経験のある事業体の実情をお尋ねしたいと思い
提案しましたが運用経験ある事業体はありませんでした
施設の老朽化に伴う更新で巨額の資金が必要となることは
すべての水道事業体共通の問題であり
基金の設置も含め 今後考えていきたい
との声も聞こえました
運用方法については 今後いろいろな方面の情報を参考に
有効な方法を考えなければならない課題です
他の水道事業体の抱える問題点
それに対する意見 取り組み方等が聞け
今後の業務の参考にしていきたいです
2015年08月11日
第44回佐賀城下栄の国まつりへ参加しました
JR佐賀駅から佐賀城跡へ続く
佐賀のメインストリートを会場に
2日間にわたって行われる
佐賀城下栄の国まつり
この2日間には多彩なイベントが目白押し
初日の〆は佐賀城下花火大会
佐賀城跡から打ち上がる花火は
例年大盛況です
そして この栄の国まつりをしめくくるのが
「総おどり」
佐賀を盛り上げようと 今年も参加してきました

(写真:総踊りの様子)
チーム名は「水とっと」
佐賀市の上下水道局のチームに
私たち東部水道企業団と西佐賀水道企業団
等々も参加し総勢169名
「総踊り」ナンバー1の所帯で
まつりのフィナーレを盛り立てました

(写真:企業団の職員も事前に練習はしていたようですが・・・)

(写真:フィナーレの佐賀市中央大通りは踊り一色)
夜8時に終了し、全員での「打ち上げ会」
皆さん、ご苦労さんでした。
佐賀のメインストリートを会場に
2日間にわたって行われる
佐賀城下栄の国まつり
この2日間には多彩なイベントが目白押し
初日の〆は佐賀城下花火大会
佐賀城跡から打ち上がる花火は
例年大盛況です
そして この栄の国まつりをしめくくるのが
「総おどり」
佐賀を盛り上げようと 今年も参加してきました
(写真:総踊りの様子)
チーム名は「水とっと」
佐賀市の上下水道局のチームに
私たち東部水道企業団と西佐賀水道企業団
等々も参加し総勢169名
「総踊り」ナンバー1の所帯で
まつりのフィナーレを盛り立てました
(写真:企業団の職員も事前に練習はしていたようですが・・・)
(写真:フィナーレの佐賀市中央大通りは踊り一色)
夜8時に終了し、全員での「打ち上げ会」
皆さん、ご苦労さんでした。
2015年08月10日
自主防災訓練
職員が朝の朝礼で報告してくれたのでご紹介します
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先日 私の住む佐賀市久保泉町で
第一回の自主防災訓練が行われました
万が一の災害の時
役所などの公に頼ってばかりではダメだ
自分たちの地域は自分達で守るため
手さぐりだがまずは 実施するとのこと
大きな水害が発生したという想定で
朝6:30に各地区で避難の放送
それを聞いてまず地区の公民館に集まり
その後久保泉公民館に集合
1,000世帯 約4,000人の久保泉町ですが
約300人が参加
高齢の方には車いすを用意して
地区で協力して避難
イベントとして ラジオ体操があり
子供たちも多く参加しました
その後は 炊飯袋による非常時の炊飯体験
細長い専用の袋にお米を入れ
水を入れた後に空気を抜いて
しっかり輪ゴムで締める

(写真:炊飯袋)
それを大きな鍋で30分程煮て
15分程発砲スチロールの箱で蒸らす
時間がかかるので 集合した時に順次皆が
袋に入れるまでの作業を体験しました

(写真:水やオレンジジュースを材料にした炊飯の様子)
しっかり袋を締めるので 炊くのは泥水でもOK
中に梅干しや昆布を入れて味を付けることが可能
普通のお米なら研いでいた方がいい・・・とのこと
今回はそのまま使える無洗米でした
ラジオ体操や各種説明の後
出来上がったご飯をもらいました
とても熱くてその場では食べることが
出来ませんでしたが私が頂いたのは
水の代わりにオレンジジュースで炊いたもの
災害時にはジュースより
何にでも使える水が貴重なため
あえてジュースで炊く実験だったのでしょう
オレンジジュースご飯も一応食べることはできました
もちろん梅干しごはんの方がおいしいでしょうけど
炊飯袋のお米を頂いたのと同時に
佐賀市上下水道局による応急給水を受ける訓練も
その場で濁った水を飲めるようにする
造水機の実演も行われていました

(写真:佐賀市上下水道局による造水機による応急給水の様子)
今回は、住民の立場で訓練を受けた訳ですが
逆に支援する立場としても防災訓練は大切なものです
当企業団でも定期的また積極的に
地域での防災訓練に取り組む
必要性を改めて感じたところです
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先日 私の住む佐賀市久保泉町で
第一回の自主防災訓練が行われました
万が一の災害の時
役所などの公に頼ってばかりではダメだ
自分たちの地域は自分達で守るため
手さぐりだがまずは 実施するとのこと
大きな水害が発生したという想定で
朝6:30に各地区で避難の放送
それを聞いてまず地区の公民館に集まり
その後久保泉公民館に集合
1,000世帯 約4,000人の久保泉町ですが
約300人が参加
高齢の方には車いすを用意して
地区で協力して避難
イベントとして ラジオ体操があり
子供たちも多く参加しました
その後は 炊飯袋による非常時の炊飯体験
細長い専用の袋にお米を入れ
水を入れた後に空気を抜いて
しっかり輪ゴムで締める
(写真:炊飯袋)
それを大きな鍋で30分程煮て
15分程発砲スチロールの箱で蒸らす
時間がかかるので 集合した時に順次皆が
袋に入れるまでの作業を体験しました
(写真:水やオレンジジュースを材料にした炊飯の様子)
しっかり袋を締めるので 炊くのは泥水でもOK
中に梅干しや昆布を入れて味を付けることが可能
普通のお米なら研いでいた方がいい・・・とのこと
今回はそのまま使える無洗米でした
ラジオ体操や各種説明の後
出来上がったご飯をもらいました
とても熱くてその場では食べることが
出来ませんでしたが私が頂いたのは
水の代わりにオレンジジュースで炊いたもの
災害時にはジュースより
何にでも使える水が貴重なため
あえてジュースで炊く実験だったのでしょう
オレンジジュースご飯も一応食べることはできました
もちろん梅干しごはんの方がおいしいでしょうけど
炊飯袋のお米を頂いたのと同時に
佐賀市上下水道局による応急給水を受ける訓練も
その場で濁った水を飲めるようにする
造水機の実演も行われていました
(写真:佐賀市上下水道局による造水機による応急給水の様子)
今回は、住民の立場で訓練を受けた訳ですが
逆に支援する立場としても防災訓練は大切なものです
当企業団でも定期的また積極的に
地域での防災訓練に取り組む
必要性を改めて感じたところです
2015年08月07日
8月課長会の報告
大きな案件はなく連絡・確認の課長会でした
その中で管工事組合との業務懇談が予定され
幾らかの質問・要望があるようです
担当部署で真摯に検討中と報告
その内容等は別途報告します
岡山県南部企業団からの視察も予定されています
日本水道協会総会等での発言が
視察や訪問の多さのひとつの原因かも知れません
事前の調査でもその傾向が感じ取れます
住宅やアパートの新規開発に伴い
水道施設の接続が生じます
企業団のルールを規定している分担金条例があります
その運用の考え方や管径の考え方に
ズレが生じては混乱をきたします
多くの先輩たちが去った今
「取扱い」を再確認するため
工務関係職員の勉強会が提案されました
技術継承委員会の継続と併せてタイムリーな提案でした
管の漏水事故の報告もありました
通報から修繕までの処理はスピーディに行いました
佐賀市の上下水道局に発見・通報いただき
事業体間の相互連絡のあり方に
住民の皆さんにとってよりスムーズな対応の
必要性を再認識しました
最後に「浄水場の分散化計画」の
庁内検討会の「案」の説明を責任者から受けた
短期間でまとめてくれたお礼と
この検討案の全職員への周知方法をお願いして終了
その中で管工事組合との業務懇談が予定され
幾らかの質問・要望があるようです
担当部署で真摯に検討中と報告
その内容等は別途報告します
岡山県南部企業団からの視察も予定されています
日本水道協会総会等での発言が
視察や訪問の多さのひとつの原因かも知れません
事前の調査でもその傾向が感じ取れます
住宅やアパートの新規開発に伴い
水道施設の接続が生じます
企業団のルールを規定している分担金条例があります
その運用の考え方や管径の考え方に
ズレが生じては混乱をきたします
多くの先輩たちが去った今
「取扱い」を再確認するため
工務関係職員の勉強会が提案されました
技術継承委員会の継続と併せてタイムリーな提案でした
管の漏水事故の報告もありました
通報から修繕までの処理はスピーディに行いました
佐賀市の上下水道局に発見・通報いただき
事業体間の相互連絡のあり方に
住民の皆さんにとってよりスムーズな対応の
必要性を再認識しました
最後に「浄水場の分散化計画」の
庁内検討会の「案」の説明を責任者から受けた
短期間でまとめてくれたお礼と
この検討案の全職員への周知方法をお願いして終了
2015年08月06日
職員力が一番
昨日の「押し寄せる水道の老朽化」の関連です
水道管の老朽化とその更新は
当初からの最大の関心事でした
だからこそ「大変だ」の話だけではなく
「いくら必要なのか」をしるために20・30・50年後の
財政計画を職員みんなで作ってきました
そして不足する財源が
小手先の施策で解決するレベルではないことを知りました
その解決策として「浄水場の分散化」案を得ましたが
これは ここ東部水道が持つ特殊の状況が生み出した
例外的なことで「ラッキー」なことです
仮に「この案」がなかったらどう考えるべきだろうか
と考える時があります
単純には 将来の状況を利用者の皆さまに説明し
将来の料金の値上げ計画を提示すると共に
不足財源の起債借り上げも併せてお話をする
利用者の皆さまからは 放置していた責任論や
値上げ提案の前にまずは「身を切れ」論も
また それらとは別の方法論もあるようには思います
例えば人口減少時代に向かい水道施設の規模縮小や
工業用水との連携
水道料金以外の収入確保
もちろん周辺との連携も
しかし「大きな財源が不足するから連携を」と言っても
相手は迷惑千万
まずは「浄水場の分散」に着目した
東部水道の職員に敬意です
身内を褒めるにはいささかの抵抗がありますが
やはり職員力が一番です
水道管の老朽化とその更新は
当初からの最大の関心事でした
だからこそ「大変だ」の話だけではなく
「いくら必要なのか」をしるために20・30・50年後の
財政計画を職員みんなで作ってきました
そして不足する財源が
小手先の施策で解決するレベルではないことを知りました
その解決策として「浄水場の分散化」案を得ましたが
これは ここ東部水道が持つ特殊の状況が生み出した
例外的なことで「ラッキー」なことです
仮に「この案」がなかったらどう考えるべきだろうか
と考える時があります
単純には 将来の状況を利用者の皆さまに説明し
将来の料金の値上げ計画を提示すると共に
不足財源の起債借り上げも併せてお話をする
利用者の皆さまからは 放置していた責任論や
値上げ提案の前にまずは「身を切れ」論も
また それらとは別の方法論もあるようには思います
例えば人口減少時代に向かい水道施設の規模縮小や
工業用水との連携
水道料金以外の収入確保
もちろん周辺との連携も
しかし「大きな財源が不足するから連携を」と言っても
相手は迷惑千万
まずは「浄水場の分散」に着目した
東部水道の職員に敬意です
身内を褒めるにはいささかの抵抗がありますが
やはり職員力が一番です
2015年08月05日
クローズアップ現代「押し寄せる老朽化」
昨年の秋ごろだったと思いますが
新聞やNHKのクローズアップ現代で「押し寄せる水道の老朽化」が
取り上げられました
秩父市が例でした
漏水があっちこっちで発生して
その対応に日々追われている状況が他人ごとではありませんでした
秩父市の水道の老朽化が進み
更新が追い付かなくての漏水事故
急に蛇口から水道水が出なくなる訳だから一大事
老朽化のスピードに更新が追い付かないのは何故
当然 秩父の担当部署は把握し
未然に防ぐための計画を10数年前にたてた
当座の更新費用の財源確保に料金の値上げを検討
しかし「難しい」との判断に
代わりに市が選んだのは新規の起債
つまり借金
その返済は 企業誘致での料金収入のアップ
ところが 予想とは裏腹に企業は流出し人口も減少
新たな借り入れは断念
水道管の更新は大幅なスローダウンに
漏水による損失を重く見た市は
料金改定と市からの補てんにて更新の費用を捻出する予定
他にも京都市の事例も紹介するなかで
水道事業の課題・問題が説明されていく番組でした
このことは秩父市に限った問題ではなく
日本の水道の大きな課題です
私たちの佐賀東部水道企業団も同じ問題を抱えています
しかしながら
企業団発足時点で
用水・末端水道の双方の事業を行った当時の関係者の
先見性にまず感謝です
経験上ですが 末端水道のみでの経営には無理があります
用水事業という「卸し売り」での収入が
末端水道という「小売業」を補てんしているのが実情です
それでも ここでお知らせしているように
将来の財政事情は厳しいのも また現実
そこでダウンサイジングを目的にした浄水場の分散化
すなわちエリアの2分化を現在検討中であり
机上では「必要な更新費用の財源確保」の目途がついた状況です
この「浄水場の分散化」のシナリオがなかったら
不足財源は「料金値上げ」「多くの借金」等で補うほか
有効な手段はないとも思います
その浄水場の分散化の内部検討会の結果もそろそろでるはずです
説明を聞くのが楽しみです
新聞やNHKのクローズアップ現代で「押し寄せる水道の老朽化」が
取り上げられました
秩父市が例でした
漏水があっちこっちで発生して
その対応に日々追われている状況が他人ごとではありませんでした
秩父市の水道の老朽化が進み
更新が追い付かなくての漏水事故
急に蛇口から水道水が出なくなる訳だから一大事
老朽化のスピードに更新が追い付かないのは何故
当然 秩父の担当部署は把握し
未然に防ぐための計画を10数年前にたてた
当座の更新費用の財源確保に料金の値上げを検討
しかし「難しい」との判断に
代わりに市が選んだのは新規の起債
つまり借金
その返済は 企業誘致での料金収入のアップ
ところが 予想とは裏腹に企業は流出し人口も減少
新たな借り入れは断念
水道管の更新は大幅なスローダウンに
漏水による損失を重く見た市は
料金改定と市からの補てんにて更新の費用を捻出する予定
他にも京都市の事例も紹介するなかで
水道事業の課題・問題が説明されていく番組でした
このことは秩父市に限った問題ではなく
日本の水道の大きな課題です
私たちの佐賀東部水道企業団も同じ問題を抱えています
しかしながら
企業団発足時点で
用水・末端水道の双方の事業を行った当時の関係者の
先見性にまず感謝です
経験上ですが 末端水道のみでの経営には無理があります
用水事業という「卸し売り」での収入が
末端水道という「小売業」を補てんしているのが実情です
それでも ここでお知らせしているように
将来の財政事情は厳しいのも また現実
そこでダウンサイジングを目的にした浄水場の分散化
すなわちエリアの2分化を現在検討中であり
机上では「必要な更新費用の財源確保」の目途がついた状況です
この「浄水場の分散化」のシナリオがなかったら
不足財源は「料金値上げ」「多くの借金」等で補うほか
有効な手段はないとも思います
その浄水場の分散化の内部検討会の結果もそろそろでるはずです
説明を聞くのが楽しみです
2015年08月04日
「筑後川水系水資源開発施設見学会」
8月1日は「水の日」
水の貴重さや水資源開発の重要性について
理解を深めてもらう日です
そこで佐賀県・佐賀西部広域水道企業団・佐賀東部水道企業団で構成する
筑後川下流域環境協議会で親子見学会を準備しました
申込みのあった23家族の皆さんと
筑後川の水資源開発施設の見学会に参加しました
見学先は北茂安浄水場・筑後大堰・寺内ダム・筑後川防災施設「くるめウス」
水の流れに例えると下流から上流へさかのぼり
最後に筑後川の災害や歴史についての見学です

(写真:筑後大堰見学の様子)

(写真:寺内ダム堤体入口)
皆さんの熱心な質問も出る中
寺内ダム堤体内部の監査廊への見学では
気温17度という涼しさに大人も子供も大興奮でした

(写真:寺内ダム堤体内見学の様子)
朝から夕方までと時間も移動距離も長い見学会でしたが
筑後川の水資源開発と環境を少しでも知ってもらう
貴重な体験になったかと思います
参加されたご家族や準備いただいた事務局の皆さん
案内いただいた職員の皆さん
猛暑の中 お疲れ様でした
水の貴重さや水資源開発の重要性について
理解を深めてもらう日です
そこで佐賀県・佐賀西部広域水道企業団・佐賀東部水道企業団で構成する
筑後川下流域環境協議会で親子見学会を準備しました
申込みのあった23家族の皆さんと
筑後川の水資源開発施設の見学会に参加しました
見学先は北茂安浄水場・筑後大堰・寺内ダム・筑後川防災施設「くるめウス」
水の流れに例えると下流から上流へさかのぼり
最後に筑後川の災害や歴史についての見学です
(写真:筑後大堰見学の様子)
(写真:寺内ダム堤体入口)
皆さんの熱心な質問も出る中
寺内ダム堤体内部の監査廊への見学では
気温17度という涼しさに大人も子供も大興奮でした
(写真:寺内ダム堤体内見学の様子)
朝から夕方までと時間も移動距離も長い見学会でしたが
筑後川の水資源開発と環境を少しでも知ってもらう
貴重な体験になったかと思います
参加されたご家族や準備いただいた事務局の皆さん
案内いただいた職員の皆さん
猛暑の中 お疲れ様でした