2015年11月30日
第4回水道事業基盤強化方策検討会の報告①
今日のテーマは「基盤強化の方策」
初めに事務方から
これまでの議論の論点整理の説明
総論・各論ともよく整理されていました
滝沢議長から
「今日結論は出さない・自由な意見を」との提案で
まず発言
論点整理は各々もっとも
ただし「指導する」というスタンスが気になる
まだ 素地の部分での議論が不十分と感じる
「将来を考える」という仕組みになっていないことを
まず自覚して「ことにあたる」が大事な視点では
職員は人事異動で3~5年
管理者は数年
首長は4年
長期計画10年
そこには長期の経営を考える素地はない
一方 大都市や企業団には水道のプロ職員がいる
ここを上手く使う仕組みがいる
ただしプロ・プロパー職員にも弱点がある
「全てのことが分かっている」のです
将来が大変なことも
更新が厳しいことも
だからといって料金アップもままならないことも
で 投資可能な額で更新を行う
その結果が100年とか130年になっている
頭では分かっている方々をその気にさせる
それには議論すること以外にない
そして この方々を中心にその地域の水道を考える
そのテーブルを用意する役目を県が担う
これがひとつ
もうひとつは 水道の危機を実感し何とかせんば
との気持ちを持つ先輩の水道の達人たち
全国にいらっしゃる
しかし 仕事を離れたらその気は失せる
その気があるうちにネットワークをつくる
この役目は国と思うが どうですか
と発言
少々演説っぽい発言になってしまいましたが
私の正直な気持ちを言わせてもらいました
長くなってしまいました
残りは明日以降に
初めに事務方から
これまでの議論の論点整理の説明
総論・各論ともよく整理されていました
滝沢議長から
「今日結論は出さない・自由な意見を」との提案で
まず発言
論点整理は各々もっとも
ただし「指導する」というスタンスが気になる
まだ 素地の部分での議論が不十分と感じる
「将来を考える」という仕組みになっていないことを
まず自覚して「ことにあたる」が大事な視点では
職員は人事異動で3~5年
管理者は数年
首長は4年
長期計画10年
そこには長期の経営を考える素地はない
一方 大都市や企業団には水道のプロ職員がいる
ここを上手く使う仕組みがいる
ただしプロ・プロパー職員にも弱点がある
「全てのことが分かっている」のです
将来が大変なことも
更新が厳しいことも
だからといって料金アップもままならないことも
で 投資可能な額で更新を行う
その結果が100年とか130年になっている
頭では分かっている方々をその気にさせる
それには議論すること以外にない
そして この方々を中心にその地域の水道を考える
そのテーブルを用意する役目を県が担う
これがひとつ
もうひとつは 水道の危機を実感し何とかせんば
との気持ちを持つ先輩の水道の達人たち
全国にいらっしゃる
しかし 仕事を離れたらその気は失せる
その気があるうちにネットワークをつくる
この役目は国と思うが どうですか
と発言
少々演説っぽい発言になってしまいましたが
私の正直な気持ちを言わせてもらいました
長くなってしまいました
残りは明日以降に
2015年11月27日
愛知時計電機(株)本社工場 視察
全国水道企業団 企業長・事務局長会議に
同行した職員からの報告です
-----------------------------------------------------------------------
全国水道企業団 企業長・事務局長会議の二日目は
全国の水道事業体が日頃からお世話になっている
水道メーターの製造メーカー
愛知時計電機(株)本社工場の視察でした
会社の創立は明治31年7月 時計製造の愛知時計
製造株式会社として発足
時計製造で培った精密加工技術が後の水道メーター
ガスメーター等の計測機器製造への基礎ともなった
昭和2年12月 水道メーター製造開始
その後は日本の国力増強に伴い
精密機械技術を買われ精密兵器製造
航空機の開発・生産へと巨大軍需工場への道を歩み
今日に至るまでの沿革について会社紹介ビデオによる説明
水道メーター・ガスメーターについては国内シェア30%を
占めており その他計測機器についても国内外を問わず
業績を伸ばしているとのことでした
その後 本社工場の水道メータ-製造ラインの見学を行いました
工場は古くはありましたが整理整頓がしっかりとなされ
製品管理が行き届いている点は見習うべき所が多くありました
今回の会議では初日の懇談事項の会議は経営者的な側面が
随所に読み取れ また その後の講演では巨大地震に対して
本音で語られる内容に興味深く聴講することが出来ました
二日目の視察では社会のインフラを担っている企業の
真摯な姿が見られ
貴重な視察となりました
同行した職員からの報告です
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全国水道企業団 企業長・事務局長会議の二日目は
全国の水道事業体が日頃からお世話になっている
水道メーターの製造メーカー
愛知時計電機(株)本社工場の視察でした
会社の創立は明治31年7月 時計製造の愛知時計
製造株式会社として発足
時計製造で培った精密加工技術が後の水道メーター
ガスメーター等の計測機器製造への基礎ともなった
昭和2年12月 水道メーター製造開始
その後は日本の国力増強に伴い
精密機械技術を買われ精密兵器製造
航空機の開発・生産へと巨大軍需工場への道を歩み
今日に至るまでの沿革について会社紹介ビデオによる説明
水道メーター・ガスメーターについては国内シェア30%を
占めており その他計測機器についても国内外を問わず
業績を伸ばしているとのことでした
その後 本社工場の水道メータ-製造ラインの見学を行いました
工場は古くはありましたが整理整頓がしっかりとなされ
製品管理が行き届いている点は見習うべき所が多くありました
今回の会議では初日の懇談事項の会議は経営者的な側面が
随所に読み取れ また その後の講演では巨大地震に対して
本音で語られる内容に興味深く聴講することが出来ました
二日目の視察では社会のインフラを担っている企業の
真摯な姿が見られ
貴重な視察となりました
2015年11月26日
刺激的な講演でした
全国の水道企業団の企業長・事務局長会議に出席した際の
福和伸夫氏の講演が刺激的であり迫力満点
内容も満載で1時間30分間身を乗り出し聞きました
この福和伸夫氏は名古屋大学減災連携研究センター長で建築士
講演のテーマは「本気と総力で巨大地震に備える」
このテーマの話は多くあるが
「本気と総力」が真のテーマか
冒頭 100年間で3回の大きな地震を経験
関東大震災と阪神淡路と東日本
関東大震災は東日本と比較すれば30分の1程度と小さい
しかも 神奈川・千葉が震源
「でも 7万人が亡くなった」
「当時の国内総生産に匹敵する打撃」
「結果・昭和の大恐慌・戦争につながった」
今だったら 人口比例だけで50万人死亡となる
多くの人が忘れている
東京だけが肥大化している
阪神大震災も地震学的にはたいして大きな地震ではない
神戸では6千人が亡くなった
これは「人が集まっているから」
かつては住まなかった土地に住んでいるから被害が大きくなる
昔ながらの集落は危険を避けて住んでいる
阪神淡路とは比較にならない大きな地震であった東日本大震災
死亡者・経済損失が神戸と同じ程度
これは東北3県と神戸の人口が同じ
しかし 面積は格段に違う
集まって住んでいないからという理由のみ
東北の地震源は海の下だった
だから津波が来るまでに30分の時間があった
しかし東京で予想されているのは直下型
揺れは圧倒的に強く津波はすぐ来る
しかも東京は一極集中
昔は住むには厄介と言われたところに住んでいる現実
東京に住んでいる方々
ご用心ください
ここまでの話は多分10分間程度
このあとも南海トラフや縄文期の歴史がない九州は全滅したから等々
刺激的なお話が続きました
で本論は それを見据えてどう対応するか
例えば「水道」
水道のことのみ考えても解決はしない
電力も油供給もそれを運ぶ道路も
もちろんその中での「水の確保」や「食糧確保」も
みんなで危機に際して生き延びる・地域を守る の議論をでした
聞いて考え続けています
福和伸夫氏の講演が刺激的であり迫力満点
内容も満載で1時間30分間身を乗り出し聞きました
この福和伸夫氏は名古屋大学減災連携研究センター長で建築士
講演のテーマは「本気と総力で巨大地震に備える」
このテーマの話は多くあるが
「本気と総力」が真のテーマか
冒頭 100年間で3回の大きな地震を経験
関東大震災と阪神淡路と東日本
関東大震災は東日本と比較すれば30分の1程度と小さい
しかも 神奈川・千葉が震源
「でも 7万人が亡くなった」
「当時の国内総生産に匹敵する打撃」
「結果・昭和の大恐慌・戦争につながった」
今だったら 人口比例だけで50万人死亡となる
多くの人が忘れている
東京だけが肥大化している
阪神大震災も地震学的にはたいして大きな地震ではない
神戸では6千人が亡くなった
これは「人が集まっているから」
かつては住まなかった土地に住んでいるから被害が大きくなる
昔ながらの集落は危険を避けて住んでいる
阪神淡路とは比較にならない大きな地震であった東日本大震災
死亡者・経済損失が神戸と同じ程度
これは東北3県と神戸の人口が同じ
しかし 面積は格段に違う
集まって住んでいないからという理由のみ
東北の地震源は海の下だった
だから津波が来るまでに30分の時間があった
しかし東京で予想されているのは直下型
揺れは圧倒的に強く津波はすぐ来る
しかも東京は一極集中
昔は住むには厄介と言われたところに住んでいる現実
東京に住んでいる方々
ご用心ください
ここまでの話は多分10分間程度
このあとも南海トラフや縄文期の歴史がない九州は全滅したから等々
刺激的なお話が続きました
で本論は それを見据えてどう対応するか
例えば「水道」
水道のことのみ考えても解決はしない
電力も油供給もそれを運ぶ道路も
もちろんその中での「水の確保」や「食糧確保」も
みんなで危機に際して生き延びる・地域を守る の議論をでした
聞いて考え続けています
2015年11月25日
全国 企業長・事務局長会議の報告①
全国の水道企業団の企業長・事務局長に出席
第46回の今回は名古屋でした
会長である八戸圏域水道企業団の小林市長より
「今年は一層多忙な年 現状の課題に対して
早期の解決に更に取り組む」との挨拶
主催者である愛知中部水道企業団の川瀬東郷町長より
「県内に四企業団あるが水源は全て木曽川
H25年に県・水道協議会を発足し広域化に向けて
連携協議中 巨大地震の対象区域であり
耐震化を展開中」と歓迎の挨拶
その後は事前に決まっていた五つの懇談事項
①は「経営戦略」でした
全ての参加企業団が事前に回答を提出しそれを深めるルール
これは佐久水道企業団提出で将来の経営戦略の状況と考え方
代表での発表者の一人に指名されました
回答では「50年先の超長期計画を策定中」
それを全職員が共有する形ですすめている と回答
記していなかったことを追加して説明
②は「人事評価制度」
③は「企業債残高の判断基準」
④は「基幹構造物の劣化度の把握」
でしたが 必要な時期に紹介することにし
⑤は「事業運営費の確保」も発表者の一人になったので
少し紹介を
まずは域内の給水人口が微減だが給水戸数が微増
よって収益は微増の傾向 これが有難い
また ①の「経営戦略」と関連するが
施設更新の目標を決めて将来を予想すれば
大変な状況だということを数字で見た
その解決のシナリオは机上ではできた
将来の不足額は人件費削減や
民間委託で補えるレベルではない等々を発言
全てにおいて議論が深まったとの印象でした
このあと福和伸夫氏の講演
翌日の視察と続きました
講演は明日に報告
視察を中心とした報告は同行者が行う予定です
第46回の今回は名古屋でした
会長である八戸圏域水道企業団の小林市長より
「今年は一層多忙な年 現状の課題に対して
早期の解決に更に取り組む」との挨拶
主催者である愛知中部水道企業団の川瀬東郷町長より
「県内に四企業団あるが水源は全て木曽川
H25年に県・水道協議会を発足し広域化に向けて
連携協議中 巨大地震の対象区域であり
耐震化を展開中」と歓迎の挨拶
その後は事前に決まっていた五つの懇談事項
①は「経営戦略」でした
全ての参加企業団が事前に回答を提出しそれを深めるルール
これは佐久水道企業団提出で将来の経営戦略の状況と考え方
代表での発表者の一人に指名されました
回答では「50年先の超長期計画を策定中」
それを全職員が共有する形ですすめている と回答
記していなかったことを追加して説明
②は「人事評価制度」
③は「企業債残高の判断基準」
④は「基幹構造物の劣化度の把握」
でしたが 必要な時期に紹介することにし
⑤は「事業運営費の確保」も発表者の一人になったので
少し紹介を
まずは域内の給水人口が微減だが給水戸数が微増
よって収益は微増の傾向 これが有難い
また ①の「経営戦略」と関連するが
施設更新の目標を決めて将来を予想すれば
大変な状況だということを数字で見た
その解決のシナリオは机上ではできた
将来の不足額は人件費削減や
民間委託で補えるレベルではない等々を発言
全てにおいて議論が深まったとの印象でした
このあと福和伸夫氏の講演
翌日の視察と続きました
講演は明日に報告
視察を中心とした報告は同行者が行う予定です
2015年11月24日
水道の人材確保「ひとつの意見」
日本水道新聞という水道を扱う業界の新聞に
「退職後の活動とアドバイス」の記事があり
気になってストックしていました
「気になった点」は
「人材はいるじゃない」の一点
今 水道界での大きな課題は
設備・管路の早期の更新の遅れと
人口減少に伴う収入減少
双方とも根本の課題は大きな財源の不足
この解消策の構築こそが喫緊の課題
解決への具体の手法として広域化・官民連携等々が議論されているが
いずれにせよ必要なことは「人」
それらを選択し実行する人材の確保が絶対に必要
佐賀東部も創成期を支えた人材がほぼ退職
新しい陣容で不安もあったが滑り出しは順調と思っている
これも職員の危機意識の中で
事前の技術・経営の継承に取り組んだことと併せて
種々の計画や将来の企業団のあり方・長期の展望の共有に
取り組んでくれたお蔭だと感謝している
これは水道の企業団であり
水道のプロを目指すとの明確な目標があったからこそ
しかし 全てに問題がないかと言えば
心配なことがいくらか残ります
将来計画での
既存のインフラ計画の根本部分の変更に伴う種々の協議や
広域化への連携協議
また 人口減少時代のインフラの縮小も準備が必要です
これらのこと全てにおいて
創成期の思想や企業団の役割・責任意識が必要です
理論は理解しても経験がない組織の弱さを
カバー・支援する人材
現在 退職後は本人の意思により
再任用や嘱託として再雇用し一定の効果をあげている
しかし 経営に参画する仕組みにはなってはいない
今後の数年が
佐賀東部水道企業団の長期的な将来を決めるという大事な時期
再任用での経営への参画
もしくはアドバイザー的な制度設計があれば
と最近考えている
このような悩み・課題はほぼ全国の水道事業体が持つ課題だとも思う
全国には水道をリタイアした
もしくはリタイアする方々がたくさんいらっしゃる
「自分の事業体のみ」の支援も必要だが
水道の共通の課題をサポートするような
人材の確保策はできないのだろうか
「退職後の活動とアドバイス」の記事があり
気になってストックしていました
「気になった点」は
「人材はいるじゃない」の一点
今 水道界での大きな課題は
設備・管路の早期の更新の遅れと
人口減少に伴う収入減少
双方とも根本の課題は大きな財源の不足
この解消策の構築こそが喫緊の課題
解決への具体の手法として広域化・官民連携等々が議論されているが
いずれにせよ必要なことは「人」
それらを選択し実行する人材の確保が絶対に必要
佐賀東部も創成期を支えた人材がほぼ退職
新しい陣容で不安もあったが滑り出しは順調と思っている
これも職員の危機意識の中で
事前の技術・経営の継承に取り組んだことと併せて
種々の計画や将来の企業団のあり方・長期の展望の共有に
取り組んでくれたお蔭だと感謝している
これは水道の企業団であり
水道のプロを目指すとの明確な目標があったからこそ
しかし 全てに問題がないかと言えば
心配なことがいくらか残ります
将来計画での
既存のインフラ計画の根本部分の変更に伴う種々の協議や
広域化への連携協議
また 人口減少時代のインフラの縮小も準備が必要です
これらのこと全てにおいて
創成期の思想や企業団の役割・責任意識が必要です
理論は理解しても経験がない組織の弱さを
カバー・支援する人材
現在 退職後は本人の意思により
再任用や嘱託として再雇用し一定の効果をあげている
しかし 経営に参画する仕組みにはなってはいない
今後の数年が
佐賀東部水道企業団の長期的な将来を決めるという大事な時期
再任用での経営への参画
もしくはアドバイザー的な制度設計があれば
と最近考えている
このような悩み・課題はほぼ全国の水道事業体が持つ課題だとも思う
全国には水道をリタイアした
もしくはリタイアする方々がたくさんいらっしゃる
「自分の事業体のみ」の支援も必要だが
水道の共通の課題をサポートするような
人材の確保策はできないのだろうか
2015年11月20日
補正予算ヒアリング
今年度予算について
12月予算に向けて見直す時期になりました
財政課でそれぞれの所属の
補正予算ヒアリングを行った概要を報告してもらいました
総務課:
庶務係からは用水末端会計間の職員異動による人件費の調整や
時間外勤務の実績などにより今後の見込みを報告してもらいました
企画管理係からはこれまでの執行状況を中心に報告
当面 大幅な増減はない見込み
工務1課:
用水供給事業の送水費では今後の更新に向け
管路の腐食調査業務を緊急に追加したいとの要望
他工事関連での移設工事が先方の都合により新年度事業
になる見込み等もあり工事費は減額見込みです

(写真)プロジェクターを併用し紙の資料を減らしてのヒアリング
水道事業においては宅地造成工事の見込みが当初予算段階では
十分把握できず予算は大幅に増となる見込みです
これについては収入側も同額増の見込み
工事費については消火栓設置等で増となる一方
他工事関連の移設工事が年度内に着工できない箇所もあり
トータルでは大きな増減とはならない見込み
工務2課:
アパート等の新設に伴う給水工事収益が大幅に増となる見込み
対応する受託工事費も増となります
営業課:
工務2課予算で説明したようにアパート等の新設に伴う
新設加入負担金が増となる見込みです
三養基営業所:
工務係からは鉛管改良工事について比較的手間がかかる場所が
残っており実績単価が増の傾向にあると補正の要望
営業係からは新設加入負担金が増加傾向にあるとうれしい報告
浄水課:
薬品費が単価確定により減の見込み
浄水課については総じて予算額が大きいことから
これまでの執行状況と今後の見込みについて特に精査
修繕を来年度に延ばす等の対応を依頼している
その結果修繕費等について落札減も含め一定額の減見込み
財政課:
財政課では企業団全体の水道料金収入を見込んでいます
これまでの執行状況は ほぼ当初予算どおりです
詳細については 後日ヒアリング結果として報告するとのことでした
12月予算に向けて見直す時期になりました
財政課でそれぞれの所属の
補正予算ヒアリングを行った概要を報告してもらいました
総務課:
庶務係からは用水末端会計間の職員異動による人件費の調整や
時間外勤務の実績などにより今後の見込みを報告してもらいました
企画管理係からはこれまでの執行状況を中心に報告
当面 大幅な増減はない見込み
工務1課:
用水供給事業の送水費では今後の更新に向け
管路の腐食調査業務を緊急に追加したいとの要望
他工事関連での移設工事が先方の都合により新年度事業
になる見込み等もあり工事費は減額見込みです
(写真)プロジェクターを併用し紙の資料を減らしてのヒアリング
水道事業においては宅地造成工事の見込みが当初予算段階では
十分把握できず予算は大幅に増となる見込みです
これについては収入側も同額増の見込み
工事費については消火栓設置等で増となる一方
他工事関連の移設工事が年度内に着工できない箇所もあり
トータルでは大きな増減とはならない見込み
工務2課:
アパート等の新設に伴う給水工事収益が大幅に増となる見込み
対応する受託工事費も増となります
営業課:
工務2課予算で説明したようにアパート等の新設に伴う
新設加入負担金が増となる見込みです
三養基営業所:
工務係からは鉛管改良工事について比較的手間がかかる場所が
残っており実績単価が増の傾向にあると補正の要望
営業係からは新設加入負担金が増加傾向にあるとうれしい報告
浄水課:
薬品費が単価確定により減の見込み
浄水課については総じて予算額が大きいことから
これまでの執行状況と今後の見込みについて特に精査
修繕を来年度に延ばす等の対応を依頼している
その結果修繕費等について落札減も含め一定額の減見込み
財政課:
財政課では企業団全体の水道料金収入を見込んでいます
これまでの執行状況は ほぼ当初予算どおりです
詳細については 後日ヒアリング結果として報告するとのことでした
2015年11月19日
筑後川水系水資源開発施設等学習会に参加して
学習会に参加した職員からの報告を紹介します
--------------------------------------------------------------------
佐賀県筑後川下流域環境協議会による
筑後川水系水資源開発施設等学習会に参加し
江川・小石原ダム 筑後大堰の視察
九州積水工業の工場を見てきました
江川・小石原ダムの視察では
福岡・佐賀県の両筑平野での水不足を解消するために
ダム建設に至った経緯やダム・頭首工等の管理施設の概要
現在の利用状況について話を聴くことができました

(写真:江川ダムでの研修の様子)
筑後大堰の視察では
九州最大の流域面積を誇る河川であり
氾濫が多く暴れ川としても有名であった筑後川の歴史から
筑後大堰建設にあたり 漁業関係者との熾烈な協議調整が
行われていたことを説明していただき
私たちの水源である筑後川について多くを知る良い経験となりました

(写真:筑後大堰)
九州積水工業の工場見学では
実際に現場で使用している管材類の製造過程を見学し
出荷されるまでにさまざまな性能試験を行い
耐震性・長期耐久性をより高めるため
努力されている開発者の熱意を感じました

(写真:九州積水工業の展示場)
今回の研修で改めて水の大切さについて考えさせられました
企画していただいた佐賀県筑後川下流域環境協議会の皆様
ありがとうございました
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佐賀県筑後川下流域環境協議会による
筑後川水系水資源開発施設等学習会に参加し
江川・小石原ダム 筑後大堰の視察
九州積水工業の工場を見てきました
江川・小石原ダムの視察では
福岡・佐賀県の両筑平野での水不足を解消するために
ダム建設に至った経緯やダム・頭首工等の管理施設の概要
現在の利用状況について話を聴くことができました
(写真:江川ダムでの研修の様子)
筑後大堰の視察では
九州最大の流域面積を誇る河川であり
氾濫が多く暴れ川としても有名であった筑後川の歴史から
筑後大堰建設にあたり 漁業関係者との熾烈な協議調整が
行われていたことを説明していただき
私たちの水源である筑後川について多くを知る良い経験となりました
(写真:筑後大堰)
九州積水工業の工場見学では
実際に現場で使用している管材類の製造過程を見学し
出荷されるまでにさまざまな性能試験を行い
耐震性・長期耐久性をより高めるため
努力されている開発者の熱意を感じました
(写真:九州積水工業の展示場)
今回の研修で改めて水の大切さについて考えさせられました
企画していただいた佐賀県筑後川下流域環境協議会の皆様
ありがとうございました
2015年11月18日
『佐賀市総合防災訓練』に参加して
11月8日(日) スポーツパーク川副にて
佐賀市総合防災訓練が実施されました
11月8日午前7時30分頃
佐賀市南部を震源地とする
マグニチュード7.7 震度6弱の地震発生に伴い
有明海に津波警報が発令され
甚大な被害が発生したとの想定のもと
情報伝達訓練・避難訓練・災害対応訓練を通じ
災害に関する知識の取得と啓発を図りました

(写真:避難訓練後開会式の様子)
開会式終了後
消防局や自衛隊などが救出訓練をされる中
当企業団も水道管応急復旧訓練と応急給水訓練に参加しました
今回は応急復旧訓練について紹介します
地震により亀裂が入ってしまった配水管
訓練では0.25Mpaの水圧で行いましたが
3~4mほどの水しぶきが上がりました
(実際の川副町付近の配水管は0.4Mpa弱の水圧)

(写真:水道復旧訓練 漏水中)
漏水事故の連絡が入り緊急車両で現場へ向かいます
訓練では水道本管が断水困難な箇所での漏水を想定し
断水せずに止水する訓練を行いました
漏水箇所を確認し 素早く復旧作業を行う作業員の方たち
全身ずぶ濡れになりながらも水道管復旧のため尽力してもらいました

(写真:応急復旧作業開始)

(写真:パイププロテクターによる復旧作業中)
災害が発生したとき 早急な復旧が実施できるよう
情報伝達の正確性 復旧作業の迅速性が重要であると思いました
佐賀市総合防災訓練が実施されました
11月8日午前7時30分頃
佐賀市南部を震源地とする
マグニチュード7.7 震度6弱の地震発生に伴い
有明海に津波警報が発令され
甚大な被害が発生したとの想定のもと
情報伝達訓練・避難訓練・災害対応訓練を通じ
災害に関する知識の取得と啓発を図りました

(写真:避難訓練後開会式の様子)
開会式終了後
消防局や自衛隊などが救出訓練をされる中
当企業団も水道管応急復旧訓練と応急給水訓練に参加しました
今回は応急復旧訓練について紹介します
地震により亀裂が入ってしまった配水管
訓練では0.25Mpaの水圧で行いましたが
3~4mほどの水しぶきが上がりました
(実際の川副町付近の配水管は0.4Mpa弱の水圧)

(写真:水道復旧訓練 漏水中)
漏水事故の連絡が入り緊急車両で現場へ向かいます
訓練では水道本管が断水困難な箇所での漏水を想定し
断水せずに止水する訓練を行いました
漏水箇所を確認し 素早く復旧作業を行う作業員の方たち
全身ずぶ濡れになりながらも水道管復旧のため尽力してもらいました

(写真:応急復旧作業開始)

(写真:パイププロテクターによる復旧作業中)
災害が発生したとき 早急な復旧が実施できるよう
情報伝達の正確性 復旧作業の迅速性が重要であると思いました
2015年11月17日
第3回 水道事業基盤強化方策検討会②
第3回の検討会に出席
テーマはふたつ
ひとつは地方分権改革における県への権限移譲
もうひとつは基盤強化方策について
昨日は県への権限移譲についての報告でした
今日は基盤強化対策の報告です
最初に国から強化方策の論点メモが提示されました
総論と各論に分かれ
総論は「まだ課題解決には至っていない
これまでビジョン策定や各種のツールの提示や
予算措置による誘導には一定の限界があることを踏まえると
新たな手法を加えるべきではないか」
また 「整備普及段階から水需要減少の段階への現状
改めるべき点は」
の2点
各論は施設の整備維持管理から料金・事業基盤強化・施設規模
過疎地域・水質まで多種多様の今後の考え方を問う
でした
この議論が数回続くことになるはずです
先日の2回目の検討会では
「ひと通りの意見を述べる」
私は
「水道の普及率は97.7%と世界に誇れる・・・」
これをまくら言葉に使うのは如何なものか
具体的議論に展開していないと想像します
また 極論と前置きしつつも本音を
「用水・水道を統一する」と決めたら と
一般市民の目線では蛇口から水道水が出るのが水道
併せて「うち」が用水・水道両方の事業をしているから実感するが
用水事業は収入の心配はないが
水道事業は収入が不安定
併せて何とか事業ができている
そのことは現実離れと一笑だろうが
現実に戻れば
全ての課題の解決には「内部での議論」からしか始まらない
例えば「うち」は
「若い職員の退職金はあるのか」からが議論のスタートだった
議論をすれば おのずと課題解決策にたどり着く
等を発言
ほかにもたくさんの意見がありました
議論は公開されますので必要なら厚労省の議事録を
最後に久保補佐から
議論様々貰った
次回 更に深まるような資料をつくって
意見を頂きたい
で 終了しました
テーマはふたつ
ひとつは地方分権改革における県への権限移譲
もうひとつは基盤強化方策について
昨日は県への権限移譲についての報告でした
今日は基盤強化対策の報告です
最初に国から強化方策の論点メモが提示されました
総論と各論に分かれ
総論は「まだ課題解決には至っていない
これまでビジョン策定や各種のツールの提示や
予算措置による誘導には一定の限界があることを踏まえると
新たな手法を加えるべきではないか」
また 「整備普及段階から水需要減少の段階への現状
改めるべき点は」
の2点
各論は施設の整備維持管理から料金・事業基盤強化・施設規模
過疎地域・水質まで多種多様の今後の考え方を問う
でした
この議論が数回続くことになるはずです
先日の2回目の検討会では
「ひと通りの意見を述べる」
私は
「水道の普及率は97.7%と世界に誇れる・・・」
これをまくら言葉に使うのは如何なものか
具体的議論に展開していないと想像します
また 極論と前置きしつつも本音を
「用水・水道を統一する」と決めたら と
一般市民の目線では蛇口から水道水が出るのが水道
併せて「うち」が用水・水道両方の事業をしているから実感するが
用水事業は収入の心配はないが
水道事業は収入が不安定
併せて何とか事業ができている
そのことは現実離れと一笑だろうが
現実に戻れば
全ての課題の解決には「内部での議論」からしか始まらない
例えば「うち」は
「若い職員の退職金はあるのか」からが議論のスタートだった
議論をすれば おのずと課題解決策にたどり着く
等を発言
ほかにもたくさんの意見がありました
議論は公開されますので必要なら厚労省の議事録を
最後に久保補佐から
議論様々貰った
次回 更に深まるような資料をつくって
意見を頂きたい
で 終了しました
Posted by 佐賀東部水道企業団
at 10:00
2015年11月16日
第3回 水道事業基盤強化方策検討会①
第3回の検討会に出席
テーマはふたつ
ひとつは地方分権改革における県への権限移譲
もうひとつは基盤強化方策について
今日は県への権限移譲についての報告です
1回目に閣議決定に基づき
権限移譲の際の都道府県対応方針の「案」が示され
2回目に「手あげ方式」に呼応した
4府県からのヒアリングを受けての3回目
議論やヒアリングを受けての「国の最終案」が提示されました
基本は1回目の素案と変わらず
その中でひとつだけ変わったのは委譲を受ける県の水道技術管理者
「準ずる者」と柔らかくなった点
滝沢座長の司会で始まりました
阪口豊中市上下水道管理者の
「県の意気込みが大事・国は後押しするとの姿勢が大事」
の発言で一気に基本の理念議論に
国は「何年までにどうしようと思っている宣言」が
強化策になっていればそれで善し
また 座長の
「全国の事業体それぞれ違う・ひとくくりの議論では駄目」
「多様な視点があってよい」
もちろんこのほかにもいろいろな意見はあったが
座長集約で
「原則はあるがあくまでも原則
具体の計画に対して国と県はよく協議をし
特に背中を押すという姿勢でやってほしい」で案を了承
そのなかで私は
「広域化すれば全てが解決するかの議論に違和感がある
基盤強化の本丸は更新費用の財源不足
具体の明示が欲しい」
また「国は委譲をしたいのか したくないのか」とも
「県の背中を押す」との立場と明言
小さく拍手しました
明日は2点目の基盤強化策の議論の紹介です
テーマはふたつ
ひとつは地方分権改革における県への権限移譲
もうひとつは基盤強化方策について
今日は県への権限移譲についての報告です
1回目に閣議決定に基づき
権限移譲の際の都道府県対応方針の「案」が示され
2回目に「手あげ方式」に呼応した
4府県からのヒアリングを受けての3回目
議論やヒアリングを受けての「国の最終案」が提示されました
基本は1回目の素案と変わらず
その中でひとつだけ変わったのは委譲を受ける県の水道技術管理者
「準ずる者」と柔らかくなった点
滝沢座長の司会で始まりました
阪口豊中市上下水道管理者の
「県の意気込みが大事・国は後押しするとの姿勢が大事」
の発言で一気に基本の理念議論に
国は「何年までにどうしようと思っている宣言」が
強化策になっていればそれで善し
また 座長の
「全国の事業体それぞれ違う・ひとくくりの議論では駄目」
「多様な視点があってよい」
もちろんこのほかにもいろいろな意見はあったが
座長集約で
「原則はあるがあくまでも原則
具体の計画に対して国と県はよく協議をし
特に背中を押すという姿勢でやってほしい」で案を了承
そのなかで私は
「広域化すれば全てが解決するかの議論に違和感がある
基盤強化の本丸は更新費用の財源不足
具体の明示が欲しい」
また「国は委譲をしたいのか したくないのか」とも
「県の背中を押す」との立場と明言
小さく拍手しました
明日は2点目の基盤強化策の議論の紹介です
Posted by 佐賀東部水道企業団
at 10:00
2015年11月13日
情報公開・個人情報保護審査会
情報公開及び個人情報保護の審査会を開催しました
以前は 佐賀中部広域連合と佐賀地区衛生組合の
三団体合同で行っていました
今回は単独での情報公開の審査会をお願いしました
その委員には
井上亜紀氏・江崎匡慶氏・酒見紀代子氏
西村龍一郎氏・村上英明氏の5名にお願いし
委嘱状を交付
この制度は 住民の皆さまの知る権利と
行政の説明責任を明確にして
保有する情報をオープンにするものです
ただし 個人情報の保護が前提
これまで極力公開するよう指示し提供に努めてきました
しかし本制度の取り扱いに対して
不服を申し立てられた場合に公正な立場でご審議を頂き
答申をお願いするとともに
この制度がより良いものとなるための建議も頂きたい
との主旨での審査会です
会長に村上氏
職務代理者に井上氏にお受け頂きました
今回は初めての方もあり
企業団の概要説明
情報提供の制度
情報公開制度の実施状況について簡単に説明して
審査会は終了しました
皆さま方よろしくお願いします
以前は 佐賀中部広域連合と佐賀地区衛生組合の
三団体合同で行っていました
今回は単独での情報公開の審査会をお願いしました
その委員には
井上亜紀氏・江崎匡慶氏・酒見紀代子氏
西村龍一郎氏・村上英明氏の5名にお願いし
委嘱状を交付
この制度は 住民の皆さまの知る権利と
行政の説明責任を明確にして
保有する情報をオープンにするものです
ただし 個人情報の保護が前提
これまで極力公開するよう指示し提供に努めてきました
しかし本制度の取り扱いに対して
不服を申し立てられた場合に公正な立場でご審議を頂き
答申をお願いするとともに
この制度がより良いものとなるための建議も頂きたい
との主旨での審査会です
会長に村上氏
職務代理者に井上氏にお受け頂きました
今回は初めての方もあり
企業団の概要説明
情報提供の制度
情報公開制度の実施状況について簡単に説明して
審査会は終了しました
皆さま方よろしくお願いします
2015年11月12日
水資源機構への提言・意見交換会
水資源機構筑後川局に対する提言と意見交換会に参加しました
提言側は朝倉市・両筑土地改良区・福岡県南広域水道企業団
福岡地区水道企業団・福岡市
と私たち佐賀東部水道企業団
松岡両筑改良区理事長から「提言」という形で
小石原川ダムの早期完成と筑後川水系のダム群連携について
小石原川ダムについては
H28年度からの本体着工に向け更なる進捗を
筑後川水系のダム群連携については
渇水で厳しい対応を余儀なくされている現状を説明され
とくに 不特定用水の絶対的不足の解消への努力を
今後ともお願いしました
また 同じく松岡理事長から
両筑平野用水二期事業の促進の「提案」も行いました
S50年に完成した本事業
福岡・佐賀の社会経済活動を支えてきた
しかし 40年が経過し機能低下や漏水事故が現れ
更新・改築が急務になっている
また 湧水の枯渇や地下水の低下で安定した用水の確保に苦慮している
さらには H25年度完了予定だった計画は
H21年度の事業予算削減に伴い
H29年度完成に工期延期を余儀なくされた
現在の進捗率は74%程度
一日でも早い完成と効果の発現に期待している
との内容での提案でした
それに対して
阿武筑後川局長より日頃のお礼と状況の説明と共に
一定の回答が
小石原川ダムについては予定通りの進捗
本体工事の発注ができ今後は業者との工期短縮の協議に入る
2ヶ年かけての試験湛水を実現させたい
また 関連工事関係での用地交渉も進捗している
ダム群連携と不特定用水の不足は
迷惑をかけていて申し訳ない
残っている課題を小石原川ダムで四分の三
残る四分の一をダム群連携で埋める予定
ダム群連携事業の主体である国交省において
2回目の検討会も終了した
地域全体で共有し進めたい
両筑二期事業については
流水の枯渇等々ご苦労を強いている
申し訳ない
しかし1年前とは違い用地等でほぼ目途がたった
一刻も早く効果を実現するよう推進したい
意見として両筑の永松氏から
用水管理について意見を取り入れて頂き感謝
また 今年度はシステム導入も実現した
小石原川ダム・ダム群連携については
苦慮している水源地域の実情がある
特段の配慮を
という意見に対して
局長は維持管理費の軽減策協議の最中
また 今後とも相談したい
「利水者へのメリット」更に詰めていく
最後に松岡理事長から
日頃のお礼と
佐田川・小石原川に生活用水がない
農業用水でまかなっている現状
農業の状況も変化している
特に冬場の生活用水の不足が大事な視点
今後ともよろしくお願いしたい
で散会しました
提言側は朝倉市・両筑土地改良区・福岡県南広域水道企業団
福岡地区水道企業団・福岡市
と私たち佐賀東部水道企業団
松岡両筑改良区理事長から「提言」という形で
小石原川ダムの早期完成と筑後川水系のダム群連携について
小石原川ダムについては
H28年度からの本体着工に向け更なる進捗を
筑後川水系のダム群連携については
渇水で厳しい対応を余儀なくされている現状を説明され
とくに 不特定用水の絶対的不足の解消への努力を
今後ともお願いしました
また 同じく松岡理事長から
両筑平野用水二期事業の促進の「提案」も行いました
S50年に完成した本事業
福岡・佐賀の社会経済活動を支えてきた
しかし 40年が経過し機能低下や漏水事故が現れ
更新・改築が急務になっている
また 湧水の枯渇や地下水の低下で安定した用水の確保に苦慮している
さらには H25年度完了予定だった計画は
H21年度の事業予算削減に伴い
H29年度完成に工期延期を余儀なくされた
現在の進捗率は74%程度
一日でも早い完成と効果の発現に期待している
との内容での提案でした
それに対して
阿武筑後川局長より日頃のお礼と状況の説明と共に
一定の回答が
小石原川ダムについては予定通りの進捗
本体工事の発注ができ今後は業者との工期短縮の協議に入る
2ヶ年かけての試験湛水を実現させたい
また 関連工事関係での用地交渉も進捗している
ダム群連携と不特定用水の不足は
迷惑をかけていて申し訳ない
残っている課題を小石原川ダムで四分の三
残る四分の一をダム群連携で埋める予定
ダム群連携事業の主体である国交省において
2回目の検討会も終了した
地域全体で共有し進めたい
両筑二期事業については
流水の枯渇等々ご苦労を強いている
申し訳ない
しかし1年前とは違い用地等でほぼ目途がたった
一刻も早く効果を実現するよう推進したい
意見として両筑の永松氏から
用水管理について意見を取り入れて頂き感謝
また 今年度はシステム導入も実現した
小石原川ダム・ダム群連携については
苦慮している水源地域の実情がある
特段の配慮を
という意見に対して
局長は維持管理費の軽減策協議の最中
また 今後とも相談したい
「利水者へのメリット」更に詰めていく
最後に松岡理事長から
日頃のお礼と
佐田川・小石原川に生活用水がない
農業用水でまかなっている現状
農業の状況も変化している
特に冬場の生活用水の不足が大事な視点
今後ともよろしくお願いしたい
で散会しました
2015年11月11日
筑後川のめぐみフェスティバル
先日このブログでご紹介した
「筑後川のめぐみフェスティバル」に行ってきました
10月25日晴れ
福岡市役所西側ふれあい広場
たくさんのテントと人でいっぱいの中
うろうろしながら展示ブースを発見

(国土交通省のブース)
展示ブースにはダムの働きがよくわかる模型の展示
子供ワークショップで「水ろ過体験」「バッジづくり」の開催
子供たちが夢中で参加していました

(ダムの模型)
筑後川流域直送の野菜や果物や特産品の販売
筑後川流域の厳選食材を使った料理のチャリティ販売
美味しそうなニオイでいっぱいです
流しそうめん、ステージイベント、大抽選会等
盛りだくさんの内容で会場は大盛況でした
筑後川流域外である福岡市民のみなさんが
毎日の生活で筑後川に頼っていることを
認識してもらえる有意義なイベントでした

(佐賀東部水道企業団のパネル)
「筑後川のめぐみフェスティバル」に行ってきました
10月25日晴れ
福岡市役所西側ふれあい広場
たくさんのテントと人でいっぱいの中
うろうろしながら展示ブースを発見

(国土交通省のブース)
展示ブースにはダムの働きがよくわかる模型の展示
子供ワークショップで「水ろ過体験」「バッジづくり」の開催
子供たちが夢中で参加していました

(ダムの模型)
筑後川流域直送の野菜や果物や特産品の販売
筑後川流域の厳選食材を使った料理のチャリティ販売
美味しそうなニオイでいっぱいです
流しそうめん、ステージイベント、大抽選会等
盛りだくさんの内容で会場は大盛況でした
筑後川流域外である福岡市民のみなさんが
毎日の生活で筑後川に頼っていることを
認識してもらえる有意義なイベントでした

(佐賀東部水道企業団のパネル)
2015年11月10日
筑後川の水に関する図画・パネル展
11・9(月)~15日(日)
モラージュ佐賀北館2階イベントホール
筑後川下流域環境協議会で
筑後川の水に関する図画・パネル展を
開催しています
筑後川からの恩恵を守るために
下流域の環境維持活動を紹介した
12枚のパネルと

(写真:パネル展示の様子)
6月の水道週間に佐賀東部水道企業団域内の
小学校5年生から出品いただいた図画を展示しています

(写真:図画展示の様子)
どの図画も元気いっぱいな作品となっています
是非小学生たちの水道に対する思いが詰まった
立派な作品を見に来てください
併せて筑後川の下流域環境の維持活動に
ご協力とご理解をお願いします
モラージュ佐賀北館2階イベントホール
筑後川下流域環境協議会で
筑後川の水に関する図画・パネル展を
開催しています
筑後川からの恩恵を守るために
下流域の環境維持活動を紹介した
12枚のパネルと
(写真:パネル展示の様子)
6月の水道週間に佐賀東部水道企業団域内の
小学校5年生から出品いただいた図画を展示しています
(写真:図画展示の様子)
どの図画も元気いっぱいな作品となっています
是非小学生たちの水道に対する思いが詰まった
立派な作品を見に来てください
併せて筑後川の下流域環境の維持活動に
ご協力とご理解をお願いします
2015年11月09日
水源林の大事さを改めて想う
「水マネージメント」という雑誌で
宮脇昭氏のインタビュー記事を読んだ
「宮脇方式」という森づくりを提唱されている方だ
一言で言うなら
「その土地にあった森こそが災害等から命を守る森となる」
との信念で日本はもとより
世界の各地で植林活動に取り組んでいる方
佐賀市も宮脇氏の指導で森づくりを実践中
その中で知り指導を仰いだ一人だった
久しぶりにその活動の記事を目にして「やはりな」
86歳になられた現在も
机上の作業より現場での森づくりの時間が多いらしい
森づくりの本質論や本物の森論
緑の管理の方法論や里山論等々
その専門分野での様々な議論は承知
このブログのテーマは水道でありスルー
しかし「水の源は水源林」
私たちが利用している筑後川の水も多くの水源林のお蔭
私たち佐賀東部水道は
江川・寺内両ダム等にお世話になっている
朝倉市や東峰村の方々の日々の努力で
「水の恵み」を頂いていることを決して忘れてはいけない
久しぶりの宮脇氏が活躍されている記事を読み
改めて水源林の重要さ その管理の大事さ
それは 人の手による日々の努力の結果
忘れてはいけないことです
宮脇昭氏のインタビュー記事を読んだ
「宮脇方式」という森づくりを提唱されている方だ
一言で言うなら
「その土地にあった森こそが災害等から命を守る森となる」
との信念で日本はもとより
世界の各地で植林活動に取り組んでいる方
佐賀市も宮脇氏の指導で森づくりを実践中
その中で知り指導を仰いだ一人だった
久しぶりにその活動の記事を目にして「やはりな」
86歳になられた現在も
机上の作業より現場での森づくりの時間が多いらしい
森づくりの本質論や本物の森論
緑の管理の方法論や里山論等々
その専門分野での様々な議論は承知
このブログのテーマは水道でありスルー
しかし「水の源は水源林」
私たちが利用している筑後川の水も多くの水源林のお蔭
私たち佐賀東部水道は
江川・寺内両ダム等にお世話になっている
朝倉市や東峰村の方々の日々の努力で
「水の恵み」を頂いていることを決して忘れてはいけない
久しぶりの宮脇氏が活躍されている記事を読み
改めて水源林の重要さ その管理の大事さ
それは 人の手による日々の努力の結果
忘れてはいけないことです
2015年11月06日
11月定例課長会議の報告
定例の課長会議の報告です
最近の私は出張が多く
特に国の検討会の委員としての出席が
年末・年始まで続くようです
その関係から視察等での
訪問も多くなっています
その対応をお願いすると共に
地域で水道事業を運営している事業体の悩みや
考え方を伝えるには
絶好の機会と捉えて協力・理解を
とお願いしました
もちろん職員が良く理解し
様々な資料や会議前の事前打ち合わせも積極的で
助かっていることを
まずお礼かたがたの報告から始まりました
この時期どのセクションも行事が
立て込み大変のようです
その中で新規採用職員試験の報告では
無事 予定どおり進んでいるようです
12月議会の日程や
そのための準備も問題なく進んでいるようです
工務1課の報告は
川副町の「海苔協業団地」への
新規給水への協議報告でした
大きな事業であり 漁協の工事費負担は
少なからず重荷のはずです
その「工事費の負担」について
お互い議論を尽くして協議検討することは
吝かではない とお願いしました
工事中の事故も報告されました
人身の事故ではありませんが後日報告します
佐賀市川副町で「佐賀市防災訓練」が実施されます
当然 水道の事業者として出席します
財政課では現在 今年度の補正予算の
ヒアリングが今週中続きます
併せて長期計画の「詰めの作業」も行っています
これも山場にさしかかり
各セクションとの条件設定の再確認の作業中です
当然 別途経過も含めて報告します
盛りだくさんの課長会でした
最近の私は出張が多く
特に国の検討会の委員としての出席が
年末・年始まで続くようです
その関係から視察等での
訪問も多くなっています
その対応をお願いすると共に
地域で水道事業を運営している事業体の悩みや
考え方を伝えるには
絶好の機会と捉えて協力・理解を
とお願いしました
もちろん職員が良く理解し
様々な資料や会議前の事前打ち合わせも積極的で
助かっていることを
まずお礼かたがたの報告から始まりました
この時期どのセクションも行事が
立て込み大変のようです
その中で新規採用職員試験の報告では
無事 予定どおり進んでいるようです
12月議会の日程や
そのための準備も問題なく進んでいるようです
工務1課の報告は
川副町の「海苔協業団地」への
新規給水への協議報告でした
大きな事業であり 漁協の工事費負担は
少なからず重荷のはずです
その「工事費の負担」について
お互い議論を尽くして協議検討することは
吝かではない とお願いしました
工事中の事故も報告されました
人身の事故ではありませんが後日報告します
佐賀市川副町で「佐賀市防災訓練」が実施されます
当然 水道の事業者として出席します
財政課では現在 今年度の補正予算の
ヒアリングが今週中続きます
併せて長期計画の「詰めの作業」も行っています
これも山場にさしかかり
各セクションとの条件設定の再確認の作業中です
当然 別途経過も含めて報告します
盛りだくさんの課長会でした
2015年11月05日
私の日水協全国会議出席の報告
後半の2日間の出席でした
埼玉新都心での開催であり
近くには水資源機構の本社もあり日頃のご無沙汰のご挨拶
あとは研究発表会への参加と各企業の展示会
ただし その展示会には行けず仕舞
ご案内頂いた方々ご無礼しました
この会議への目的は
上記以外に「人にお会いする」ことでした
初日は佐賀東部水道企業団の「将来の経営計画」に関して
確認したいことの協議
二日目は 他の事業体のトップの方々との情報交換でした
将来計画を内部で検討しています
シナリオ案も確定しました
そのなかで
人口減少に対する設備・管路等の更新の考え方に
まだ迷いや疑問点があります
全てが解決した訳ではありませんが
多くの示唆を頂きました
その考え方・更新の時期
地域の将来の状況に対する水道の立ち位置等々です
内部でさらに詰め
議会や利用者の方々に説明をしていきます
また「官民連携」もひとつのキーワードです
私たちは基本「自立・公営」を掲げています
しかし「官民連携」を否定はしませんし
現にお願いをしている業務は多々あります
問題は 官民連携という名の下で
本来の水道行政のあり方議論が少ないのでは
との疑問があります
様々なご意見を頂きました
皆さまありがとうございました
お疲れさまでした
埼玉新都心での開催であり
近くには水資源機構の本社もあり日頃のご無沙汰のご挨拶
あとは研究発表会への参加と各企業の展示会
ただし その展示会には行けず仕舞
ご案内頂いた方々ご無礼しました
この会議への目的は
上記以外に「人にお会いする」ことでした
初日は佐賀東部水道企業団の「将来の経営計画」に関して
確認したいことの協議
二日目は 他の事業体のトップの方々との情報交換でした
将来計画を内部で検討しています
シナリオ案も確定しました
そのなかで
人口減少に対する設備・管路等の更新の考え方に
まだ迷いや疑問点があります
全てが解決した訳ではありませんが
多くの示唆を頂きました
その考え方・更新の時期
地域の将来の状況に対する水道の立ち位置等々です
内部でさらに詰め
議会や利用者の方々に説明をしていきます
また「官民連携」もひとつのキーワードです
私たちは基本「自立・公営」を掲げています
しかし「官民連携」を否定はしませんし
現にお願いをしている業務は多々あります
問題は 官民連携という名の下で
本来の水道行政のあり方議論が少ないのでは
との疑問があります
様々なご意見を頂きました
皆さまありがとうございました
お疲れさまでした
2015年11月04日
日水協 平成27年度全国会議報告 その2
10月21日~23日の3日間
さいたま市で開催された日本水道協会の
平成27年度全国会議(第87回総会・水道研究発表会)
と水道研究発表会に出席した職員からの報告2です
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
21日はさいたまスーパーアリーナでおこなわれた
総会に参加し その後 アリーナ内に併設された
水道展を見てきました

(写真:総会の様子)
22日~23日は研究発表会分科会に参加し
分科会の合間に再度アリーナ会場の水道展を見にいきました
水道展は新製品の機器や材料を製造しているメーカーが
100社ほど出展しており すべてのメーカーを見て回ることはできず
水道メーターや給水装置製造のメーカーを主に回りました
新製品やまだ試作段階のものなどが展示されており
興味をもって見ることができました
また 疑問に思った点にはメーカーの方に丁寧に
説明していただき大変良い経験となりました

(写真:研究発表会の様子)
研究発表会では他の水道事業体の職員や
水道関係の企業の人たちなどの様々な考え方が聞け
今後の業務に参考としていきたいです
このように素晴らしい水道展や研究発表会は
平日だけではなく土日も含めて開催していただき
もっと多くの人が参加できる場となることを望みます
開催地のさいたま市の関係者のみなさん
大変お世話になりました
さいたま市で開催された日本水道協会の
平成27年度全国会議(第87回総会・水道研究発表会)
と水道研究発表会に出席した職員からの報告2です
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
21日はさいたまスーパーアリーナでおこなわれた
総会に参加し その後 アリーナ内に併設された
水道展を見てきました

(写真:総会の様子)
22日~23日は研究発表会分科会に参加し
分科会の合間に再度アリーナ会場の水道展を見にいきました
水道展は新製品の機器や材料を製造しているメーカーが
100社ほど出展しており すべてのメーカーを見て回ることはできず
水道メーターや給水装置製造のメーカーを主に回りました
新製品やまだ試作段階のものなどが展示されており
興味をもって見ることができました
また 疑問に思った点にはメーカーの方に丁寧に
説明していただき大変良い経験となりました

(写真:研究発表会の様子)
研究発表会では他の水道事業体の職員や
水道関係の企業の人たちなどの様々な考え方が聞け
今後の業務に参考としていきたいです
このように素晴らしい水道展や研究発表会は
平日だけではなく土日も含めて開催していただき
もっと多くの人が参加できる場となることを望みます
開催地のさいたま市の関係者のみなさん
大変お世話になりました
2015年11月02日
日水協 平成27年度全国会議報告 その1
10月21日~23日の3日間
さいたま市で開催された日本水道協会の
平成27年度全国会議と水道研究発表会に
出席した職員からの報告1です
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
初日は全国会議総会
午後は総会と研究発表会が同時開催

(写真:会場のさいたまスーパーアリーナ)
総会では水道事業体が抱える課題解決に向けて討議
別会場では水道工業団体連合会主催の水道展も開催

(写真:水道展の様子 最新の製品や技術)
合間を見て初日、2日目に見学
一部しか見学できなかったのはちょっと残念でした
2日目と3日目はシンポジウムと水道研究発表会
9つの部門に分かれた研究発表と最新の事例報告

(写真:研究発表会の様子)
聴講した導送配水部門のキーワードは
「ダウンサイジングとアセットマネジメント」
どの事業体も抱える問題は共通だと感じました
日々の業務に追われ 研究とは縁のない毎日
せめて今後は最新の情報に注目と肝に銘じました
最後に、さいたま市水道局をはじめ関係者の皆さん
準備大変だったと思います
ありがとうございました
さいたま市で開催された日本水道協会の
平成27年度全国会議と水道研究発表会に
出席した職員からの報告1です
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
初日は全国会議総会
午後は総会と研究発表会が同時開催
(写真:会場のさいたまスーパーアリーナ)
総会では水道事業体が抱える課題解決に向けて討議
別会場では水道工業団体連合会主催の水道展も開催
(写真:水道展の様子 最新の製品や技術)
合間を見て初日、2日目に見学
一部しか見学できなかったのはちょっと残念でした
2日目と3日目はシンポジウムと水道研究発表会
9つの部門に分かれた研究発表と最新の事例報告
(写真:研究発表会の様子)
聴講した導送配水部門のキーワードは
「ダウンサイジングとアセットマネジメント」
どの事業体も抱える問題は共通だと感じました
日々の業務に追われ 研究とは縁のない毎日
せめて今後は最新の情報に注目と肝に銘じました
最後に、さいたま市水道局をはじめ関係者の皆さん
準備大変だったと思います
ありがとうございました