2015年02月27日
平成26年度「水道技術管理者」資格取得講習会
毎年「水道技術管理者」の資格取得講習会が
実施されています。
学科講習と実務研修で構成されており
その実務研修を当企業団でも引き受けました。
【水道技術管理者とは?】
水道の管理における技術面での責任者。
水道法で、水道事業者は、水道技術管理者を
置かなければならないと定められています。
衛生的で安全な飲料水を供給するために
水道の維持管理を行うことが業務で
・水道施設が施設基準に適合しているかの検査
・給水開始前の水質検査及び施設検査
・定期及び臨時の水質検査
・浄水場などの従事者の健康診断
・塩素消毒などの衛生上の措置
・給水の緊急停止
等を行います。
研修は、15日間の日程で開催
今年は、5名の参加者を受け入れました。

(写真:講義の様子)
水源施設、送水・配水・給水施設の視察
浄水場での水質管理や機械設備の取扱研修
水道事業に関する室内講義を行い
水道についての知識を深めてもらいました。

(写真:水源施設の視察講習の様子
(独)水資源機構 筑後大堰管理室にて)

(写真:水源施設の視察講習の様子
普段は立ち入れない筑後大堰のすぐ側で説明を受けました)
水源施設の視察では、筑後大堰を管理している
(独)水資源機構に協力を依頼しました
寒い中、説明をいただきありがとうございました。
講習を終え、資格を取得されたら
現場での責任者となられますので
自覚を持たれ、責任ある管理指導をお願いします
お疲れ様でした。
実施されています。
学科講習と実務研修で構成されており
その実務研修を当企業団でも引き受けました。
【水道技術管理者とは?】
水道の管理における技術面での責任者。
水道法で、水道事業者は、水道技術管理者を
置かなければならないと定められています。
衛生的で安全な飲料水を供給するために
水道の維持管理を行うことが業務で
・水道施設が施設基準に適合しているかの検査
・給水開始前の水質検査及び施設検査
・定期及び臨時の水質検査
・浄水場などの従事者の健康診断
・塩素消毒などの衛生上の措置
・給水の緊急停止
等を行います。
研修は、15日間の日程で開催
今年は、5名の参加者を受け入れました。
(写真:講義の様子)
水源施設、送水・配水・給水施設の視察
浄水場での水質管理や機械設備の取扱研修
水道事業に関する室内講義を行い
水道についての知識を深めてもらいました。
(写真:水源施設の視察講習の様子
(独)水資源機構 筑後大堰管理室にて)
(写真:水源施設の視察講習の様子
普段は立ち入れない筑後大堰のすぐ側で説明を受けました)
水源施設の視察では、筑後大堰を管理している
(独)水資源機構に協力を依頼しました
寒い中、説明をいただきありがとうございました。
講習を終え、資格を取得されたら
現場での責任者となられますので
自覚を持たれ、責任ある管理指導をお願いします
お疲れ様でした。
2015年02月26日
各部署の中期の課題
補正予算と来年度予算のヒアリングが終わりました
3月議会に提案するためのチェックを残すのみです。
来年度の予算であり1年間の事業計画ですが
そこには中期的な方針決定の準備等が多く含まれています
その意味での各部署の今後の課題のおさらいです。
総務課企画管理係は「将来の姿の想像とシナリオ」です
先ずは、企業団単独での生き残り案作成
加えて、周辺事業体との連携の具体的な議論の継続です。
総務課庶務係は人材育成
特に「真の水道プロ集団」に向かっての日々の努力と
そのマネージメントを。
財政課は「財源の確保のストーリー」と
長期計画等の随時の見直し作業。
工務1課・2課は、管路更新の全体計画作成
とくに「優先順位」が難しい課題です。
浄水課は、電気・機械設備の大きな更新を控え
その全体計画の作成が当面の業務
コンサル頼り・コンサル主導を避けて
シナリオを描くのは職員。
営業課は、下水道料金徴収受託が現在6割程度
100%に向けて更なる努力を。
三養基営業所は、
みやき町の北茂安庁舎内に事務所を賃借しているが
北茂安庁舎の改築に併せて更に充実させ
利用者の皆様の利便性アップを。
各々の職員が
将来の企業団の姿をイメージして日々の業務にまい進する
「職員全員がもう一歩前に」です。
3月議会に提案するためのチェックを残すのみです。
来年度の予算であり1年間の事業計画ですが
そこには中期的な方針決定の準備等が多く含まれています
その意味での各部署の今後の課題のおさらいです。
総務課企画管理係は「将来の姿の想像とシナリオ」です
先ずは、企業団単独での生き残り案作成
加えて、周辺事業体との連携の具体的な議論の継続です。
総務課庶務係は人材育成
特に「真の水道プロ集団」に向かっての日々の努力と
そのマネージメントを。
財政課は「財源の確保のストーリー」と
長期計画等の随時の見直し作業。
工務1課・2課は、管路更新の全体計画作成
とくに「優先順位」が難しい課題です。
浄水課は、電気・機械設備の大きな更新を控え
その全体計画の作成が当面の業務
コンサル頼り・コンサル主導を避けて
シナリオを描くのは職員。
営業課は、下水道料金徴収受託が現在6割程度
100%に向けて更なる努力を。
三養基営業所は、
みやき町の北茂安庁舎内に事務所を賃借しているが
北茂安庁舎の改築に併せて更に充実させ
利用者の皆様の利便性アップを。
各々の職員が
将来の企業団の姿をイメージして日々の業務にまい進する
「職員全員がもう一歩前に」です。
2015年02月25日
「来年度の課題」の研究
予算ヒアリングが終わり
来年度の具体的な課題が見えてきました。
大きくは四つです
一つは、下水道関連工事終了後の更新計画の策定です
企業団全体の今後を左右する大きな事業であり出費。
工務系職員全員で
担当部署の垣根を越えての議論が必要です
また、計画を作成の大きなポイントは優先順位です。
限られた予算・人員等で出来る量を推定し
定めた更新時期までに完了するのか
出来ないならどうするか
また、財源の確保はどうか、までが計画です。
二つは、浄水場設備の大幅な更新計画作成と実施
総額60億円程度の事業です。
計画はコンサルにお願いしますが
私の思いは「コンサル主導になるな」
シナリオを描くのは職員「このことは譲れません」
三つは、バイパス管の計画実施
このバイパス管の目的は
緊急時に出来るだけエリアの方々にご不自由を与えない。
そのためには、通常の水量の必要はない
「浅く・広く」配水を行う。
また、財源的には最少の費用で目的を達する
この具体のストーリーを。
四つは、宮浦系ポンプの更新
築35年を過ぎて更新の時期を迎えています。
今後、同じような更新が続きます
更新時期の決定根拠・トータルコスト等々課題は山積
十分な議論が欲しい。
一方で財政課の職員にお願いしました
上記の4つの事業は「単に予算をいくらつけるか」の作業で
終わって欲しくない。
一つひとつの事業が
企業団運営に影響を及ぼすテーマを持っている。
よって、財政課職員は「一人ひとつ」の課題を受け持ち
「自分なりのストーリー」を考えてくれ。
財政課に限らずに次の企業団を背負う人材
自分の職務は当然だが
「幅広い視野」と「企業団の課題は自分の課題」の気持ちが
結果的には自分磨きになり企業団の将来に寄与するはず。
まぁ・堅く言えばそうだが
ぶっちゃけて言えば「狭い小さな企業団・小さくまとまるな」
または「みんなでやらんと本物の水道のプロにはならんよ」です。
来年度の具体的な課題が見えてきました。
大きくは四つです
一つは、下水道関連工事終了後の更新計画の策定です
企業団全体の今後を左右する大きな事業であり出費。
工務系職員全員で
担当部署の垣根を越えての議論が必要です
また、計画を作成の大きなポイントは優先順位です。
限られた予算・人員等で出来る量を推定し
定めた更新時期までに完了するのか
出来ないならどうするか
また、財源の確保はどうか、までが計画です。
二つは、浄水場設備の大幅な更新計画作成と実施
総額60億円程度の事業です。
計画はコンサルにお願いしますが
私の思いは「コンサル主導になるな」
シナリオを描くのは職員「このことは譲れません」
三つは、バイパス管の計画実施
このバイパス管の目的は
緊急時に出来るだけエリアの方々にご不自由を与えない。
そのためには、通常の水量の必要はない
「浅く・広く」配水を行う。
また、財源的には最少の費用で目的を達する
この具体のストーリーを。
四つは、宮浦系ポンプの更新
築35年を過ぎて更新の時期を迎えています。
今後、同じような更新が続きます
更新時期の決定根拠・トータルコスト等々課題は山積
十分な議論が欲しい。
一方で財政課の職員にお願いしました
上記の4つの事業は「単に予算をいくらつけるか」の作業で
終わって欲しくない。
一つひとつの事業が
企業団運営に影響を及ぼすテーマを持っている。
よって、財政課職員は「一人ひとつ」の課題を受け持ち
「自分なりのストーリー」を考えてくれ。
財政課に限らずに次の企業団を背負う人材
自分の職務は当然だが
「幅広い視野」と「企業団の課題は自分の課題」の気持ちが
結果的には自分磨きになり企業団の将来に寄与するはず。
まぁ・堅く言えばそうだが
ぶっちゃけて言えば「狭い小さな企業団・小さくまとまるな」
または「みんなでやらんと本物の水道のプロにはならんよ」です。
2015年02月24日
「植松電機・植松努・思うは招く」で検索を
職場の朝のスピーチが
3週間程度の周期で回ってきます。
それぞれ個性的で通常外の一面を垣間見ます
「ああ・そうか」とか「知らなかった」と気づくことも含めて
2~3分ですが有意義な時間です。

(写真:総務課・財政課合同での朝礼の様子)
今日は、先日の私のスピーチの紹介です。
実は、個人的なブログを実名で毎日書いています
そのブログの内容はつまらないものですが
それで「取り持つ縁」もあり
有難くブログのプラス効果を楽しんでいます。
その縁の一人の方のブログで知ったことでしたが
北海道に植松電機という会社があります
その会社は総勢17名の小さな企業です。
産業廃棄物からの徐鉄・選鉄に使う
電磁石の開発製作に成功されている企業ですが
一方では「宇宙に近い町工場」として有名な企業です。
私の話の主旨は、その企業の植松努氏が
「思うは招く」のテーマでの講演の模様が
インターネット上に動画がアップされているので
「ぜひ見て欲しい」という内容でした。
皆さんも良かったら如何ですか
「植松電機・植松努・思うは招く」で検索を。
3週間程度の周期で回ってきます。
それぞれ個性的で通常外の一面を垣間見ます
「ああ・そうか」とか「知らなかった」と気づくことも含めて
2~3分ですが有意義な時間です。
(写真:総務課・財政課合同での朝礼の様子)
今日は、先日の私のスピーチの紹介です。
実は、個人的なブログを実名で毎日書いています
そのブログの内容はつまらないものですが
それで「取り持つ縁」もあり
有難くブログのプラス効果を楽しんでいます。
その縁の一人の方のブログで知ったことでしたが
北海道に植松電機という会社があります
その会社は総勢17名の小さな企業です。
産業廃棄物からの徐鉄・選鉄に使う
電磁石の開発製作に成功されている企業ですが
一方では「宇宙に近い町工場」として有名な企業です。
私の話の主旨は、その企業の植松努氏が
「思うは招く」のテーマでの講演の模様が
インターネット上に動画がアップされているので
「ぜひ見て欲しい」という内容でした。
皆さんも良かったら如何ですか
「植松電機・植松努・思うは招く」で検索を。
2015年02月23日
予算ヒア「やはり」の課題
今年度の補正や新年度予算のヒアリングで
改めて企業団の課題に気づきました。
一つひとつの説明や資料の作成
質問に対する受け答え等に問題はありません。
ただ、絶対的に是正する必要があることを
改めて感じるヒアリングでもありました。
それは「企業団全体を見渡した課なり係の考えか?」
の一点です。
例えば、今後の大きな課題のひとつに
既存管路の更新作業があります。
もちろん、現在も逐次更新は行っていますが
今後は、用水供給事業の送水管路・水道事業の配水管路
に関わらずに大規模な更新が待ち受けています。
送水管路は布設して30年
耐用年数の半分が過ぎて現状の調査が必要です。
同じように配水管路の更新も課題山積の状況です
各々の担当部署が「将来計画を策定したい」でした。
もちろん、課題の解決を図る意識を持っての
計画策定ですので大賛成ですが
何故「担当部署ごとなのか?」
企業団の今後を左右する大きな事業であり出費
担当部署の垣根を越えての議論が必要です。
この計画の作成の大きなポイントは「優先順位」です
企業団全体での議論と計画策定を指示しました。
同じような事例は数多くあります
企業団内部で「情報を共有する」
そのためには「全体で議論をする」
この積み上げが
当企業団の最大の強みである専門家集団が
さらに実力をつけ
「真の専門家集団」になり
地域の水道をリードする佐賀東部水道企業団となると
信じて疑いません。
改めて企業団の課題に気づきました。
一つひとつの説明や資料の作成
質問に対する受け答え等に問題はありません。
ただ、絶対的に是正する必要があることを
改めて感じるヒアリングでもありました。
それは「企業団全体を見渡した課なり係の考えか?」
の一点です。
例えば、今後の大きな課題のひとつに
既存管路の更新作業があります。
もちろん、現在も逐次更新は行っていますが
今後は、用水供給事業の送水管路・水道事業の配水管路
に関わらずに大規模な更新が待ち受けています。
送水管路は布設して30年
耐用年数の半分が過ぎて現状の調査が必要です。
同じように配水管路の更新も課題山積の状況です
各々の担当部署が「将来計画を策定したい」でした。
もちろん、課題の解決を図る意識を持っての
計画策定ですので大賛成ですが
何故「担当部署ごとなのか?」
企業団の今後を左右する大きな事業であり出費
担当部署の垣根を越えての議論が必要です。
この計画の作成の大きなポイントは「優先順位」です
企業団全体での議論と計画策定を指示しました。
同じような事例は数多くあります
企業団内部で「情報を共有する」
そのためには「全体で議論をする」
この積み上げが
当企業団の最大の強みである専門家集団が
さらに実力をつけ
「真の専門家集団」になり
地域の水道をリードする佐賀東部水道企業団となると
信じて疑いません。
2015年02月20日
用水供給事業の「バイパス管新設」の報告
企業団エリアに給水するために
筑後川から取水し、北茂安浄水場で浄水した後は
山裾の県道佐賀川久保鳥栖線に埋設している
直径1200mmの幹線の送水管を通り
皆様の家庭に給水しています。
※基山町は
別途基山浄水場から送水しています。
その幹線の送水管が地震・事故等で破損したら
給水がストップしてしまいます
そんな事態はあってはいけません。
そのためには、県道付近にある「川久保断層」から
出来るだけ離れたところにバイパス管を
設置する必要があります。
その計画を3年前から着手しました
その計画作りに手間取っています。
1年目は、自分たちで計画立案と意気込みましたが
そのバイパス管は、緊急時のみの使用か?
若しくは、日常的に利用するのか?
これの議論で終始しました。
将来、現在の「単一水源」から「二元化(複数化)」に
なった時の利用可能性等々ですが
結論は「緊急時のみに使用」としました。
2年目の大きな課題は
バイパス管で「どこまで送れるのか?」でした
県道佐賀川久保鳥栖線のラインより
数百m南付近までが限度。
計算の結果、バイパス管の管径は600mmとなり
当初の想定より管径が大きく費用が大きい
との理由で、1年間の継続議論としました。
3年目の現在ですが
このバイパス管の目的は、緊急時に
出来るだけエリアの方々にご不自由を与えない。
そのためには、通常の水量の必要はない
「浅く・広く」配水を行う。
また、財源的には最少の費用で目的を達する
そのためには、専門のコンサルの意見も必要
今年度中には、基本的な設計が終わる目途がつきました。
来年度に職員の手において実施設計
再来年度に工事、となる予定です。
今後、バイパス管を新設する地域の皆様には
ご相談にあがらせて頂きますので
ご協力をお願いします。
筑後川から取水し、北茂安浄水場で浄水した後は
山裾の県道佐賀川久保鳥栖線に埋設している
直径1200mmの幹線の送水管を通り
皆様の家庭に給水しています。
※基山町は
別途基山浄水場から送水しています。
その幹線の送水管が地震・事故等で破損したら
給水がストップしてしまいます
そんな事態はあってはいけません。
そのためには、県道付近にある「川久保断層」から
出来るだけ離れたところにバイパス管を
設置する必要があります。
その計画を3年前から着手しました
その計画作りに手間取っています。
1年目は、自分たちで計画立案と意気込みましたが
そのバイパス管は、緊急時のみの使用か?
若しくは、日常的に利用するのか?
これの議論で終始しました。
将来、現在の「単一水源」から「二元化(複数化)」に
なった時の利用可能性等々ですが
結論は「緊急時のみに使用」としました。
2年目の大きな課題は
バイパス管で「どこまで送れるのか?」でした
県道佐賀川久保鳥栖線のラインより
数百m南付近までが限度。
計算の結果、バイパス管の管径は600mmとなり
当初の想定より管径が大きく費用が大きい
との理由で、1年間の継続議論としました。
3年目の現在ですが
このバイパス管の目的は、緊急時に
出来るだけエリアの方々にご不自由を与えない。
そのためには、通常の水量の必要はない
「浅く・広く」配水を行う。
また、財源的には最少の費用で目的を達する
そのためには、専門のコンサルの意見も必要
今年度中には、基本的な設計が終わる目途がつきました。
来年度に職員の手において実施設計
再来年度に工事、となる予定です。
今後、バイパス管を新設する地域の皆様には
ご相談にあがらせて頂きますので
ご協力をお願いします。
2015年02月19日
平成26年度予算 2次補正のヒアリング
今年度予算の
2回目の補正についてのヒアリングです。
1回目の補正は、12月定例議会にて議決
内容については、平成27年1月8日のブログで
報告していますので、参照ください。
今年度は気候が安定せず
水道事業にも様々な影響がありました。
大きな見込み違いは
夏季の「長雨での水道使用水量の減」がありましたが
これは利用者の皆様方にとっては朗報。
ただし、朗報でもない事例もありました
そのひとつが浄水場の汚泥の乾燥と処理。
浄水処理の過程で排出される汚泥ですが
天日で乾かして、苗育成業者に販売しています。
今年度は、夏場や12月の雨が原因で
乾燥が不十分で、止む無く業者の設備での乾燥
結果、その費用120万円が不足することとなり補正。
総務課分では、庁舎内の照明設備を
LED照明に変更する経費を今年度に計上していたが
予定していた器具等よりも
性能が良い器具が開発されているので
1年実施を遅らせ「より良い」ものとしたい。
との提案を了承
メーカーの開発競争がし烈のようです。
三養基営業所管内で、気になることが報告されました
「漏水の個所が増えている」
そのために、追加の補正が必要との予算要望でした。
必要な予算は当然計上しますが
「漏水が増えている」これは注意すべき事態です。
1年間追跡調査を行い
状況の把握に努めるように指示をしました。
古い管や耐久的に問題を抱えている管があります
今後の更新計画上
十分な調査と優先順位を決めるが大きな課題です。
2回目の補正についてのヒアリングです。
1回目の補正は、12月定例議会にて議決
内容については、平成27年1月8日のブログで
報告していますので、参照ください。
今年度は気候が安定せず
水道事業にも様々な影響がありました。
大きな見込み違いは
夏季の「長雨での水道使用水量の減」がありましたが
これは利用者の皆様方にとっては朗報。
ただし、朗報でもない事例もありました
そのひとつが浄水場の汚泥の乾燥と処理。
浄水処理の過程で排出される汚泥ですが
天日で乾かして、苗育成業者に販売しています。
今年度は、夏場や12月の雨が原因で
乾燥が不十分で、止む無く業者の設備での乾燥
結果、その費用120万円が不足することとなり補正。
総務課分では、庁舎内の照明設備を
LED照明に変更する経費を今年度に計上していたが
予定していた器具等よりも
性能が良い器具が開発されているので
1年実施を遅らせ「より良い」ものとしたい。
との提案を了承
メーカーの開発競争がし烈のようです。
三養基営業所管内で、気になることが報告されました
「漏水の個所が増えている」
そのために、追加の補正が必要との予算要望でした。
必要な予算は当然計上しますが
「漏水が増えている」これは注意すべき事態です。
1年間追跡調査を行い
状況の把握に努めるように指示をしました。
古い管や耐久的に問題を抱えている管があります
今後の更新計画上
十分な調査と優先順位を決めるが大きな課題です。
2015年02月18日
総務課庶務係 予算ヒアの報告
総務課の庶務係は
職員の給料・人事・条例・研修・健康管理等々
多岐にわたった業務があります。
予算としては、基本的には前年の踏襲ですが
「3つの視点」での予算の要求がありました。
1点目は「連携協議」の費用。
2点目は、福岡県南広域水道企業団が受け持つ
全国水道企業団協議会の総会開催へのサポート。
総会は、年1回開催されており
全国の加盟事業体が持ち回りで担当しています。
来年度は、福岡県南広域水道企業団が担当(事務局)
となるので、近隣事業体として協力するものです。
3点目は、研修の強化、特に「人事評価」でした。
よく考えられた案で了解でしたが
関連で「お願い」をしました。
予算とは直接関係はないことですが
「研修」に絡んでの発言です。
その概要は
「職員力をさらにアップさせて欲しい」ことです。
研修のあり方・研修内容・場所等も良く考えています
その後のフォローや活かし方も同様です。
組織的な課題である技術の継承も順調です
担当としては良くやっています。
だからこそ、次へのステップアップが必要です
東部水道企業団の職員としては合格点でしょう。
しかし、水道を取り巻く環境や
今後の水道経営を考えれば、企業団はもちろん
周辺の水道をリードする役目が企業団にはあります
それは、専門家集団だからです。
で、「リードするぞ」との気概を持つ職員であって欲しい
そのためにも
「縦割り思考は駄目・全てを企業団として・・・」の徹底
また「指示待ち」も当然駄目。
こう書けば「この組織・問題では」と思われそうですが
時として「垣間見る・感じることがある」と言うことです。
話を戻しますが
そのために具体的な課題に対して
全員で考え全員で実行してきました。
「もう一歩前に」の気概と
「専門家集団としての質」をあげるために考えて欲しい
そんな話を庶務係には、特にお願いしました。
職員の給料・人事・条例・研修・健康管理等々
多岐にわたった業務があります。
予算としては、基本的には前年の踏襲ですが
「3つの視点」での予算の要求がありました。
1点目は「連携協議」の費用。
2点目は、福岡県南広域水道企業団が受け持つ
全国水道企業団協議会の総会開催へのサポート。
総会は、年1回開催されており
全国の加盟事業体が持ち回りで担当しています。
来年度は、福岡県南広域水道企業団が担当(事務局)
となるので、近隣事業体として協力するものです。
3点目は、研修の強化、特に「人事評価」でした。
よく考えられた案で了解でしたが
関連で「お願い」をしました。
予算とは直接関係はないことですが
「研修」に絡んでの発言です。
その概要は
「職員力をさらにアップさせて欲しい」ことです。
研修のあり方・研修内容・場所等も良く考えています
その後のフォローや活かし方も同様です。
組織的な課題である技術の継承も順調です
担当としては良くやっています。
だからこそ、次へのステップアップが必要です
東部水道企業団の職員としては合格点でしょう。
しかし、水道を取り巻く環境や
今後の水道経営を考えれば、企業団はもちろん
周辺の水道をリードする役目が企業団にはあります
それは、専門家集団だからです。
で、「リードするぞ」との気概を持つ職員であって欲しい
そのためにも
「縦割り思考は駄目・全てを企業団として・・・」の徹底
また「指示待ち」も当然駄目。
こう書けば「この組織・問題では」と思われそうですが
時として「垣間見る・感じることがある」と言うことです。
話を戻しますが
そのために具体的な課題に対して
全員で考え全員で実行してきました。
「もう一歩前に」の気概と
「専門家集団としての質」をあげるために考えて欲しい
そんな話を庶務係には、特にお願いしました。
2015年02月17日
営業課 予算ヒアの報告
営業課の来年度予算は継続が基本です
そのなかで庁内業務の範ちゅうのことですが
工夫の跡がみられました。
業務を行う中で様々な課題や矛盾がでます
その課題解決に向けた努力を聞くのは嬉しいことです。
さて、水道事業収益の大半は皆様から頂く水道料金です
これをどう推定するのか
その結果の収入見込額によって収支が変わります。
今年から、その年間水道使用量は
長期財政計画との関係もあり
「財政課で見込みを出す」としています。
その年間見込量、すなわち年間収益の
算定の考え方について議論をしました
「議論をした」と言うより算定における考え方を聞きました。
年間に水道水として「どれだけの使用量があるのか」
「将来の予測使用量はどうか」
常に、状況を把握すべきことです
当たり前ですが、財源の大半を占める収入源です。
来年度は、長期計画に対して
「10万m3、率にして0.99%の減」と推定します。
長期計画の中で
「ここ5年程度は横ばい状況で推移」としています。
人口は微減状況に入りますが
域内の世帯数は増加傾向であり
人口減が即、全体の使用量減とはならない
との経過を現在はたどっています。
この見込みは「正しい」と思いますが
「海苔加工用の水道水」の使用量に変化がみられます。
昨年は、暖冬等の影響で
海苔期が1か月短縮され、水道料金収入が減。
今年1月現在では
「秋芽海苔」加工用の使用量が減少しています。
今からの冷凍網での海苔に、もちろん期待をしますが
「海苔が平年作」としても
加工用機器が「節水型に更新」されていく
との情報もあって「使用量は減少傾向」と判断しました。
海苔加工用も含めて人口減少による
水道水の使用量が減少する時代は必ず来る訳で
ここ1~2年の使用量の推移に
より以上注意を払い「甘い長期計画」にならないようにと
確認をしたところです。
そのなかで庁内業務の範ちゅうのことですが
工夫の跡がみられました。
業務を行う中で様々な課題や矛盾がでます
その課題解決に向けた努力を聞くのは嬉しいことです。
さて、水道事業収益の大半は皆様から頂く水道料金です
これをどう推定するのか
その結果の収入見込額によって収支が変わります。
今年から、その年間水道使用量は
長期財政計画との関係もあり
「財政課で見込みを出す」としています。
その年間見込量、すなわち年間収益の
算定の考え方について議論をしました
「議論をした」と言うより算定における考え方を聞きました。
年間に水道水として「どれだけの使用量があるのか」
「将来の予測使用量はどうか」
常に、状況を把握すべきことです
当たり前ですが、財源の大半を占める収入源です。
来年度は、長期計画に対して
「10万m3、率にして0.99%の減」と推定します。
長期計画の中で
「ここ5年程度は横ばい状況で推移」としています。
人口は微減状況に入りますが
域内の世帯数は増加傾向であり
人口減が即、全体の使用量減とはならない
との経過を現在はたどっています。
この見込みは「正しい」と思いますが
「海苔加工用の水道水」の使用量に変化がみられます。
昨年は、暖冬等の影響で
海苔期が1か月短縮され、水道料金収入が減。
今年1月現在では
「秋芽海苔」加工用の使用量が減少しています。
今からの冷凍網での海苔に、もちろん期待をしますが
「海苔が平年作」としても
加工用機器が「節水型に更新」されていく
との情報もあって「使用量は減少傾向」と判断しました。
海苔加工用も含めて人口減少による
水道水の使用量が減少する時代は必ず来る訳で
ここ1~2年の使用量の推移に
より以上注意を払い「甘い長期計画」にならないようにと
確認をしたところです。
2015年02月16日
三養基営業所 予算ヒアの報告
企業団のエリアの施設のひとつに
「宮浦系のポンプ施設(基山町)」があります
築35年を過ぎて更新の時期を迎えています。
当初の計画では
1億円程度の更新費用と聞いていましたが
3億円程度の費用が必要と聞きました。
3倍になりそうな金額
いろんな理由があるようですが
私が一番知りたいのは「この施設規模の常識の価格」
これがなくては、高い安いの議論はありません
また、仮に高い金額をかけた設備とのトータルでの比較等
基本的な情報が不足しています。
事前の予算ヒアの時点で、
「十分な検討時間が必要」との理由で
今年度は見送りたいとは聞いていた
十分検討をして欲しいと思います。
また、水管橋という設備があります
水道管が水路を横断する場合に
橋の側面に添架しています。
露出しているため、空気にさらされていて
土中より早く劣化する可能性が高い施設です
日頃の点検や維持管理には注意が必要です。
常々、当企業団管内の
水管橋の塗装の必要性を聞いていましたが
予算計上がありません。
当然「何故?」です
1年間調査して全体像を把握し
何年かでやりたいとの返事。
もちろん、調査して実施が通常ですが
このことに限らずですが
「問題があります」で終わるのは駄目で
本当に問題ならば、解決するプロセスまで提案が
問題提起のルール。
何かが起こった後に「私は問題を提起していた」
の議論は、ご法度で責任逃れの批判を受けるだけ。
東部水道企業団全体の課題と捉えます
また、新しい課題が見えてきました。
「宮浦系のポンプ施設(基山町)」があります
築35年を過ぎて更新の時期を迎えています。
当初の計画では
1億円程度の更新費用と聞いていましたが
3億円程度の費用が必要と聞きました。
3倍になりそうな金額
いろんな理由があるようですが
私が一番知りたいのは「この施設規模の常識の価格」
これがなくては、高い安いの議論はありません
また、仮に高い金額をかけた設備とのトータルでの比較等
基本的な情報が不足しています。
事前の予算ヒアの時点で、
「十分な検討時間が必要」との理由で
今年度は見送りたいとは聞いていた
十分検討をして欲しいと思います。
また、水管橋という設備があります
水道管が水路を横断する場合に
橋の側面に添架しています。
露出しているため、空気にさらされていて
土中より早く劣化する可能性が高い施設です
日頃の点検や維持管理には注意が必要です。
常々、当企業団管内の
水管橋の塗装の必要性を聞いていましたが
予算計上がありません。
当然「何故?」です
1年間調査して全体像を把握し
何年かでやりたいとの返事。
もちろん、調査して実施が通常ですが
このことに限らずですが
「問題があります」で終わるのは駄目で
本当に問題ならば、解決するプロセスまで提案が
問題提起のルール。
何かが起こった後に「私は問題を提起していた」
の議論は、ご法度で責任逃れの批判を受けるだけ。
東部水道企業団全体の課題と捉えます
また、新しい課題が見えてきました。
2015年02月13日
苦情「その対応と処理」大きな課題も
入院中のお宅から「水道料金請求がおかしい」
との苦情がありました。
ご本人は、昨年の春から入院
また、同居の方も入院中、要するに家は不在。
この場合、水道を中止する申請を行えば
基本料金はかからないのが現在のルール。
不在の連絡を受けたのが入院後半年以上経った後
事務処理は「連絡受理」から料金はかからない。
しかし、ご本人はおかしいと
「連絡前の入院中も料金なしとすべき」と主張された。
そこで、数度のやり取りのあとに決着
その決着は、入院直後に遡って
水道使用の確認がない月は料金なしとする。
少し状況を説明しながら
お客様に対して不親切な事務処理となってしまった事例を
今後の対応に活かしたいとの思いで報告します。
ご本人の入院は、市役所が支援
周辺の家にも、不在時の管理を依頼されていた
ただ、市からの不在通知はなかったが
「通知しなかった」ことの責任はないでしょう。
この時点で
メーター検針は3m3の基本量分のみ
基本量のみの家庭はめずらしいことでもない。
しかし、急に基本量になることは
「何かある」との可能性が考えられる
その場合「声掛け」や近所への「聞き込み」が必要となる
今回の場合は、それが十分でなかった。
また担当者は、メーターの確認には訪れていた
その時は、僅かに使用の形跡があり
「使用されている」と判断
「中止される場合はお届けください」との文書を残し
ご請求した。
使用量の算定は
m3が基準で、小数点以下は切り捨てるがルール
その「使用している」形跡としては
コンマ以下の数字が確認されている。
後での話だが
コンマ以下の使用量は
近所の方の善意での花への水かけや
同居されている方の一時帰宅での使用だという。
この時点でも、メーター確認時に
近所に一言声をかけたら状況は把握されたと考えられる。
今回の「この事例」が
東部水道企業団全体の状況だとは思わないでください。
日常的には「確認」「声掛け」「聞きとり」等々行っています
しかし、残念なことですが
「状況把握」と「配慮」が不足した事態が判明した事実は
東部水道企業団全体の課題です。
地域の状況は、今後過疎化や高齢化が進み
今まで以上に「見守り」「支援体制」が必要になります
当然、私たちもその一翼を担うべきだと考えています
が、それは机上の空論の結果になりました。
担当課は自主的に
「この結果を活かす」具体的な取り組みを始めてくれました。
ひと安心だが、このことに限らずに
「決まり事」と「現実のギャップ」は往々にしてある。
条例や規則に基づくマニュアルも大事
しかし、幅広い意識や現実対応も大事
私を含め、東部水道企業団職員に
大きな課題を投げかけてもらった「苦情」でした。
との苦情がありました。
ご本人は、昨年の春から入院
また、同居の方も入院中、要するに家は不在。
この場合、水道を中止する申請を行えば
基本料金はかからないのが現在のルール。
不在の連絡を受けたのが入院後半年以上経った後
事務処理は「連絡受理」から料金はかからない。
しかし、ご本人はおかしいと
「連絡前の入院中も料金なしとすべき」と主張された。
そこで、数度のやり取りのあとに決着
その決着は、入院直後に遡って
水道使用の確認がない月は料金なしとする。
少し状況を説明しながら
お客様に対して不親切な事務処理となってしまった事例を
今後の対応に活かしたいとの思いで報告します。
ご本人の入院は、市役所が支援
周辺の家にも、不在時の管理を依頼されていた
ただ、市からの不在通知はなかったが
「通知しなかった」ことの責任はないでしょう。
この時点で
メーター検針は3m3の基本量分のみ
基本量のみの家庭はめずらしいことでもない。
しかし、急に基本量になることは
「何かある」との可能性が考えられる
その場合「声掛け」や近所への「聞き込み」が必要となる
今回の場合は、それが十分でなかった。
また担当者は、メーターの確認には訪れていた
その時は、僅かに使用の形跡があり
「使用されている」と判断
「中止される場合はお届けください」との文書を残し
ご請求した。
使用量の算定は
m3が基準で、小数点以下は切り捨てるがルール
その「使用している」形跡としては
コンマ以下の数字が確認されている。
後での話だが
コンマ以下の使用量は
近所の方の善意での花への水かけや
同居されている方の一時帰宅での使用だという。
この時点でも、メーター確認時に
近所に一言声をかけたら状況は把握されたと考えられる。
今回の「この事例」が
東部水道企業団全体の状況だとは思わないでください。
日常的には「確認」「声掛け」「聞きとり」等々行っています
しかし、残念なことですが
「状況把握」と「配慮」が不足した事態が判明した事実は
東部水道企業団全体の課題です。
地域の状況は、今後過疎化や高齢化が進み
今まで以上に「見守り」「支援体制」が必要になります
当然、私たちもその一翼を担うべきだと考えています
が、それは机上の空論の結果になりました。
担当課は自主的に
「この結果を活かす」具体的な取り組みを始めてくれました。
ひと安心だが、このことに限らずに
「決まり事」と「現実のギャップ」は往々にしてある。
条例や規則に基づくマニュアルも大事
しかし、幅広い意識や現実対応も大事
私を含め、東部水道企業団職員に
大きな課題を投げかけてもらった「苦情」でした。
2015年02月12日
2月課長会の報告
「先ずは、私から」が
定例課長会のルールとなっています。
今回は二つ
先月、幾らかの苦情を頂いた
特に、漏水修理が原因での水道の「にごり水」と
「不在時の水道料金の請求はおかしい」
との苦情がありました。
この苦情の顛末は追って報告をしますが
苦情や要望・意見等の対応こそが
職員の真価が問われること
マニュアルも必要だが
「その状況で的確な対応を」が求められます。
今回も100%の対応ではなく
課題が残る結果ではありました。
しかし、原則論や「こう決まっている」論を
振りかざすことなく、真摯に対応をした
と私は思います。
また、再発防止策を課全体で協議する
との対応も聞きました。
その「再発防止のための議論を行った」ことに対しては
「嬉しい」と褒めました。
もちろん両件とも苦情であり喜ばしいことではなく
ご迷惑をお掛けした訳で
単純に「喜ぶ」ことではありません。
しかし、課題・問題を克服して次に活かす
これを繰り返していけば
「地域に必要な企業団」となるはずです。
水道も殿様商売をしていたら
「水道界を取り巻く荒波」に自然淘汰されてしまいます
一つひとつに改善が見られ「嬉しい」の発言をしました。
また、現在予算ヒアリング中ですが
自分の「係・課のみの思考」がまだ散見される。
「企業団としてどうか」の視点を常にもって
物事を判断して欲しい
この2点を話して本題に。
今月は多くの課題・提案はありませんでしたが
皆さんにお知らせすべきと思えることが二つ
一つ、佐賀市の新しく合併した旧町への「料金格差是正」
もう一つは「流量監視設備の更新」の考え方ですが
次の機会に報告させて頂きます。
定例課長会のルールとなっています。
今回は二つ
先月、幾らかの苦情を頂いた
特に、漏水修理が原因での水道の「にごり水」と
「不在時の水道料金の請求はおかしい」
との苦情がありました。
この苦情の顛末は追って報告をしますが
苦情や要望・意見等の対応こそが
職員の真価が問われること
マニュアルも必要だが
「その状況で的確な対応を」が求められます。
今回も100%の対応ではなく
課題が残る結果ではありました。
しかし、原則論や「こう決まっている」論を
振りかざすことなく、真摯に対応をした
と私は思います。
また、再発防止策を課全体で協議する
との対応も聞きました。
その「再発防止のための議論を行った」ことに対しては
「嬉しい」と褒めました。
もちろん両件とも苦情であり喜ばしいことではなく
ご迷惑をお掛けした訳で
単純に「喜ぶ」ことではありません。
しかし、課題・問題を克服して次に活かす
これを繰り返していけば
「地域に必要な企業団」となるはずです。
水道も殿様商売をしていたら
「水道界を取り巻く荒波」に自然淘汰されてしまいます
一つひとつに改善が見られ「嬉しい」の発言をしました。
また、現在予算ヒアリング中ですが
自分の「係・課のみの思考」がまだ散見される。
「企業団としてどうか」の視点を常にもって
物事を判断して欲しい
この2点を話して本題に。
今月は多くの課題・提案はありませんでしたが
皆さんにお知らせすべきと思えることが二つ
一つ、佐賀市の新しく合併した旧町への「料金格差是正」
もう一つは「流量監視設備の更新」の考え方ですが
次の機会に報告させて頂きます。
2015年02月10日
定期監査の報告「上半期業務状況」
監査に立ち会った財政課の職員より
上半期業務状況及び監査の概要を報告します。
--------------------------
定期監査は、地方自治法に基づき
予算の執行、収入及び支出、契約、
現金や財産の出納管理など、財務に関する事務が
適正かつ効率的に行われたかどうかを
明らかにするために実施するものです。
先ず、平成26年度上半期の
業務状況について報告しました
その概要(対前年度上半期)は以下のとおりです。
初めに業務量ですが、用水供給事業の供給水量は
2.1%減の10,141,451 m3となり
有収水量は、2.5%減の9,868,154 m3となっています。
一方、水道事業においては
給水人口は420人減の116,056人
給水戸数は8戸増の41,277戸となっています。
給水量は、2.6%減の5,438,252 m3となっており
有収水量においては
2.3%減の5,155,829m3となっています。
次に事業収入ですが、用水供給事業で6.5%
水道事業で5.8%の値下げを実施した事に加え
夏季の長雨の影響を受け需要が低迷し
収益が用水供給事業全体で7%
水道事業全体で10.2%減となっています。
これに対し事業費用は
用水供給事業で支払利息が13%減少したものの
会計制度改正により退職給付引当金を
一括計上したことから、約85%費用が増加しています。
水道事業では、用水供給料金の値下げに加え
需要の減に伴い受水量が減少したことなどにより
受水費が6.2%減少し
営業費用全体で9.4%減少しました。
また、支払利息の減による営業外費用も
5.2%減少しましたが、会計制度改正に伴う
退職給付に係る引当金の一括計上等により
特別損失として約4億6千万円余りを計上したため
全体で34.1%増加しています。
この結果、収支は用水供給事業では
前年度を大きく下回るものの
約2億7千万の利益を計上し
水道事業では
利益計上した前年度上期から反転し
大幅な純損失を計上しています。
また、9月末時点の貸借対照表について
新会計基準移行による影響等を報告しました。
ポイントは以下のとおりです
・償却資産のみなし償却廃止による既償却相当分の減額
(資産の減)
・企業債等の借入資本金の計上区分変更
(資本の減・負債の増)
・退職給付引当金の計上義務化(負債の増)
・償却資産に係る補助金等資本剰余金の
繰延収益への計上区分変更(資本の減・負債の増)
これは、後年度に支払うべき金銭債務ではなく
減価償却費の財源を明確化するため
順次収益化するもの
・みなし償却非適用の場合の過去の減価償却に見合う
補助金等が利益剰余金(資金の裏付けのないもの)
となること(資本の増)
この利益剰余金については
退職給付引当金の一括計上等による本年度の損失に
充当後、その残額については議会の議決を経て
自己資本金に組み入れる予定
以上報告し、監査していただきました。
監査委員からは
「減価償却費について、上半期で計上していないが
会計制度変更によるキャッシュ・フロー計算書の
導入に伴い、上期の状況を説明するうえでも
半期ごとに計上するべきではないか」
との指摘がありました。
これについて、キャッシュ・フロー計算書は
予算に関する説明書又は決算付属資料として
提出するもので
月次の経理状況の報告については
従来の資金予算表を用いていることから
年度末に一括計上することとしていましたが
他事業体の状況等も調査し対応していくこととしました。
上半期業務状況及び監査の概要を報告します。
--------------------------
定期監査は、地方自治法に基づき
予算の執行、収入及び支出、契約、
現金や財産の出納管理など、財務に関する事務が
適正かつ効率的に行われたかどうかを
明らかにするために実施するものです。
先ず、平成26年度上半期の
業務状況について報告しました
その概要(対前年度上半期)は以下のとおりです。
初めに業務量ですが、用水供給事業の供給水量は
2.1%減の10,141,451 m3となり
有収水量は、2.5%減の9,868,154 m3となっています。
一方、水道事業においては
給水人口は420人減の116,056人
給水戸数は8戸増の41,277戸となっています。
給水量は、2.6%減の5,438,252 m3となっており
有収水量においては
2.3%減の5,155,829m3となっています。
次に事業収入ですが、用水供給事業で6.5%
水道事業で5.8%の値下げを実施した事に加え
夏季の長雨の影響を受け需要が低迷し
収益が用水供給事業全体で7%
水道事業全体で10.2%減となっています。
これに対し事業費用は
用水供給事業で支払利息が13%減少したものの
会計制度改正により退職給付引当金を
一括計上したことから、約85%費用が増加しています。
水道事業では、用水供給料金の値下げに加え
需要の減に伴い受水量が減少したことなどにより
受水費が6.2%減少し
営業費用全体で9.4%減少しました。
また、支払利息の減による営業外費用も
5.2%減少しましたが、会計制度改正に伴う
退職給付に係る引当金の一括計上等により
特別損失として約4億6千万円余りを計上したため
全体で34.1%増加しています。
この結果、収支は用水供給事業では
前年度を大きく下回るものの
約2億7千万の利益を計上し
水道事業では
利益計上した前年度上期から反転し
大幅な純損失を計上しています。
また、9月末時点の貸借対照表について
新会計基準移行による影響等を報告しました。
ポイントは以下のとおりです
・償却資産のみなし償却廃止による既償却相当分の減額
(資産の減)
・企業債等の借入資本金の計上区分変更
(資本の減・負債の増)
・退職給付引当金の計上義務化(負債の増)
・償却資産に係る補助金等資本剰余金の
繰延収益への計上区分変更(資本の減・負債の増)
これは、後年度に支払うべき金銭債務ではなく
減価償却費の財源を明確化するため
順次収益化するもの
・みなし償却非適用の場合の過去の減価償却に見合う
補助金等が利益剰余金(資金の裏付けのないもの)
となること(資本の増)
この利益剰余金については
退職給付引当金の一括計上等による本年度の損失に
充当後、その残額については議会の議決を経て
自己資本金に組み入れる予定
以上報告し、監査していただきました。
監査委員からは
「減価償却費について、上半期で計上していないが
会計制度変更によるキャッシュ・フロー計算書の
導入に伴い、上期の状況を説明するうえでも
半期ごとに計上するべきではないか」
との指摘がありました。
これについて、キャッシュ・フロー計算書は
予算に関する説明書又は決算付属資料として
提出するもので
月次の経理状況の報告については
従来の資金予算表を用いていることから
年度末に一括計上することとしていましたが
他事業体の状況等も調査し対応していくこととしました。
2015年02月09日
平成26年度 上半期監査の報告
先日、平成26年度上半期の
経営状況の監査をお願いしました。
昨年からの佐賀市の久保監査委員と
新しくお願いした神埼の副市長の田中監査委員の
両名で行われました。
半期の監査のルールはありませんが
年度半期の経常状況を知りたい又お知らせしたい
とのことでの中間期の監査です。
始まる前のお茶の時間に
「水道事業も財政難、少子化の波が押し寄せ
将来運営を含めて各事業体の経営が問われる時代となる
大変ですね」との話題になり
当企業団の課題や解決のシナリオを説明し
職員全体で共有し解決策を模索中との
話もさせて頂きました。
監査は用水供給・水道の両事業の概要を説明し
特に、上半期の特徴である会計制度の大幅な変更
また、料金値下げや
夏季の長雨での料金の減収等を説明し
関係書類を監査して頂きました。

(写真:上半期の業務状況資料の一部)
監査の結果は
「良好な経営が行なわれている」
「職員の丁寧な仕事ぶり」
を褒めて頂きました。
この監査の具体的なことは
財政課の職員にレポートを頼みましたので
追って詳しく報告します。
経営状況の監査をお願いしました。
昨年からの佐賀市の久保監査委員と
新しくお願いした神埼の副市長の田中監査委員の
両名で行われました。
半期の監査のルールはありませんが
年度半期の経常状況を知りたい又お知らせしたい
とのことでの中間期の監査です。
始まる前のお茶の時間に
「水道事業も財政難、少子化の波が押し寄せ
将来運営を含めて各事業体の経営が問われる時代となる
大変ですね」との話題になり
当企業団の課題や解決のシナリオを説明し
職員全体で共有し解決策を模索中との
話もさせて頂きました。
監査は用水供給・水道の両事業の概要を説明し
特に、上半期の特徴である会計制度の大幅な変更
また、料金値下げや
夏季の長雨での料金の減収等を説明し
関係書類を監査して頂きました。
(写真:上半期の業務状況資料の一部)
監査の結果は
「良好な経営が行なわれている」
「職員の丁寧な仕事ぶり」
を褒めて頂きました。
この監査の具体的なことは
財政課の職員にレポートを頼みましたので
追って詳しく報告します。
2015年02月06日
工務1課 予算ヒアの報告
工務1課の予算ヒアリングの報告です。
工務1課は
用水供給事業(水の卸売り)と水道事業(水の小売り)の
管路・設備関係の新設・更新を主に受け持つ部署です。

(写真:水道管の布設工事の様子)
来年度の重点課題は2点
1点目は、用水供給事業の「バイパス管新設」
これは別途、改めて報告します。
2点目は、用水供給事業の管路(送水管)の調査と
更新計画策定計画です。
送水管を布設して約30年
耐用年数の半分が過ぎたところです。
現状を調査して問題を把握する
これは大事なことであり、進めます。
しかし、水道管は送水管だけではありません
水道事業の管路(配水管)の
耐震管への更新の今後のシナリオ(計画)
また、家庭までの配水管の更新計画の将来
課題が山積しています。
各々の部署で「今後の更新計画」を策定する
との準備がされていますが、何点か指示をしました。
この更新事業は、現在も継続的に実施しています
現在は、下水道事業(工事)の関連や
漏水が発見された管路等が主ですが
下水道事業の終了後の更新計画の策定です。
ひとつは何故「担当部署ごとなのか?」
企業団全体の今後を左右する大きな事業であり出費
工務職員全員で
担当部署の垣根を越えての議論が必要です。
また、計画を作成の大きなポイントは優先順位です
限られた予算・人員等で出来る量を推定し
定めた更新時期までに完了するのか?
出来ないならどうするか?
また、財源の確保はどうか?
等々までが計画です。
他にもたくさんの工事等がありますが
その都度、報告します。
工務1課は
用水供給事業(水の卸売り)と水道事業(水の小売り)の
管路・設備関係の新設・更新を主に受け持つ部署です。
(写真:水道管の布設工事の様子)
来年度の重点課題は2点
1点目は、用水供給事業の「バイパス管新設」
これは別途、改めて報告します。
2点目は、用水供給事業の管路(送水管)の調査と
更新計画策定計画です。
送水管を布設して約30年
耐用年数の半分が過ぎたところです。
現状を調査して問題を把握する
これは大事なことであり、進めます。
しかし、水道管は送水管だけではありません
水道事業の管路(配水管)の
耐震管への更新の今後のシナリオ(計画)
また、家庭までの配水管の更新計画の将来
課題が山積しています。
各々の部署で「今後の更新計画」を策定する
との準備がされていますが、何点か指示をしました。
この更新事業は、現在も継続的に実施しています
現在は、下水道事業(工事)の関連や
漏水が発見された管路等が主ですが
下水道事業の終了後の更新計画の策定です。
ひとつは何故「担当部署ごとなのか?」
企業団全体の今後を左右する大きな事業であり出費
工務職員全員で
担当部署の垣根を越えての議論が必要です。
また、計画を作成の大きなポイントは優先順位です
限られた予算・人員等で出来る量を推定し
定めた更新時期までに完了するのか?
出来ないならどうするか?
また、財源の確保はどうか?
等々までが計画です。
他にもたくさんの工事等がありますが
その都度、報告します。
2015年02月05日
工務2課 予算ヒアの報告
工務2課の予算ヒアリングの報告です。
水道事業(水の小売り)に関わる
管路・設備の維持管理を主におこなう部署で
突発的な事故や漏水に昼夜を問わずに対応しています。
新年度の予算は、昨年度と大きくは変わりません
抱える課題としては、鉛製給水管の更新を
計画の平成32年度までに完了させることができるか?
現在の更新率は約6割
あと5年で完了させるシナリオを議論しました
「大丈夫です」
※鉛製給水管は、通常のご使用状態では
健康上の問題はありませんが
長時間水道水を滞留させたような場合に
水質基準を超えて鉛が溶け出す恐れがありますので
順次、計画的に取替えを進めています。
また「減圧弁」の更新も課題です
減圧弁とは、用水供給事業の送水管路から
水道事業の配水管路に水を送る時に
送水管路の高い水圧が
配水管路に破損等の悪影響をおよぼさないように
適正な水圧に減圧するための機器です。
以前は、管内を区域分けし区域ごとに減圧する方法で
水の供給を行っていましたが、課題も多く
順次区域間で相互融通が図れる仕様に替えています。
その中で
減圧弁が更新時期に差し掛かっています。

(写真:管路上に設置されている「減圧弁」)
更新するものは、将来とも必要な減圧弁ですから
維持管理等に配慮しているかをポイントに説明を聞きました。
「十分、配慮しています」
また、近い将来の業務計画も議論しました
例えば、管更新の優先順位の考え方
耐用年数や過去の漏水状況
主要管路の耐震管が優先されるのは常識だが
「耐用年数も同じ・漏水の記録もない」
この場合の優先順位や管種
地下の土質状況を加味した優先順位を
どう考えるか?
このシナリオは難しそうなので
今から工務関係を中心に検討・議論を
との指示もしました
今後、大きな課題である配水管の更新作業
大きくて難儀な仕事が待っています。
水道事業(水の小売り)に関わる
管路・設備の維持管理を主におこなう部署で
突発的な事故や漏水に昼夜を問わずに対応しています。
新年度の予算は、昨年度と大きくは変わりません
抱える課題としては、鉛製給水管の更新を
計画の平成32年度までに完了させることができるか?
現在の更新率は約6割
あと5年で完了させるシナリオを議論しました
「大丈夫です」
※鉛製給水管は、通常のご使用状態では
健康上の問題はありませんが
長時間水道水を滞留させたような場合に
水質基準を超えて鉛が溶け出す恐れがありますので
順次、計画的に取替えを進めています。
また「減圧弁」の更新も課題です
減圧弁とは、用水供給事業の送水管路から
水道事業の配水管路に水を送る時に
送水管路の高い水圧が
配水管路に破損等の悪影響をおよぼさないように
適正な水圧に減圧するための機器です。
以前は、管内を区域分けし区域ごとに減圧する方法で
水の供給を行っていましたが、課題も多く
順次区域間で相互融通が図れる仕様に替えています。
その中で
減圧弁が更新時期に差し掛かっています。

(写真:管路上に設置されている「減圧弁」)
更新するものは、将来とも必要な減圧弁ですから
維持管理等に配慮しているかをポイントに説明を聞きました。
「十分、配慮しています」
また、近い将来の業務計画も議論しました
例えば、管更新の優先順位の考え方
耐用年数や過去の漏水状況
主要管路の耐震管が優先されるのは常識だが
「耐用年数も同じ・漏水の記録もない」
この場合の優先順位や管種
地下の土質状況を加味した優先順位を
どう考えるか?
このシナリオは難しそうなので
今から工務関係を中心に検討・議論を
との指示もしました
今後、大きな課題である配水管の更新作業
大きくて難儀な仕事が待っています。
2015年02月04日
総務課企画管理係 予算ヒアの報告
今回は、総務課企画管理係のヒアリングでの
検討・審議内容を報告します。
来年度の重点は
隣接事業者との「連携協議の具体的な協議」
ただし、日常業務での事業所の
維持管理に関する全てを取り仕切る部署
多くの予算項目があります。
一つひとつの予算規模は小さいが
「企業団経営の考え方」が反映される部署でもあります。
「連携協議」に関することは
今までも逐次報告したので今回は省略しますが
事業所の維持管理については、よく目配りされた内容でした。
また、水源(筑後川)に関連する予算として
「佐賀県筑後川下流域環境協議会」への会費負担の
予算要望がありました。
平成25年度から年間85万円を負担しており
次年度も継続して負担するものです。
この協議会は、佐賀県、
佐賀西部広域水道企業団と当企業団の三者で組織
筑後川下流域の環境保全に寄与することで
佐賀県の安定的且つ良好な水資源を確保することを
趣旨とし設置され
河川環境の維持・向上に係る事業の実施や
必要に応じて各種の支援を実施しています。
筑後川上・中流域の環境保全については
主に福岡県側で同様に行われています。
このように水源である筑後川を
皆で守っていく活動を行っています。
検討・審議内容を報告します。
来年度の重点は
隣接事業者との「連携協議の具体的な協議」
ただし、日常業務での事業所の
維持管理に関する全てを取り仕切る部署
多くの予算項目があります。
一つひとつの予算規模は小さいが
「企業団経営の考え方」が反映される部署でもあります。
「連携協議」に関することは
今までも逐次報告したので今回は省略しますが
事業所の維持管理については、よく目配りされた内容でした。
また、水源(筑後川)に関連する予算として
「佐賀県筑後川下流域環境協議会」への会費負担の
予算要望がありました。
平成25年度から年間85万円を負担しており
次年度も継続して負担するものです。
この協議会は、佐賀県、
佐賀西部広域水道企業団と当企業団の三者で組織
筑後川下流域の環境保全に寄与することで
佐賀県の安定的且つ良好な水資源を確保することを
趣旨とし設置され
河川環境の維持・向上に係る事業の実施や
必要に応じて各種の支援を実施しています。
筑後川上・中流域の環境保全については
主に福岡県側で同様に行われています。
このように水源である筑後川を
皆で守っていく活動を行っています。
2015年02月03日
浄水課 予算ヒアの課題(2)
昨日の続き、浄水場との予算ヒアリングの
重点課題の二つ目
「電気の受配電とポンプ設備等の更新計画」です。
今年度、その計画を立案中です
新年度は、それらの実施設計の委託費用約9000万円
総額が60億円程度の更新費用を予定しており
電気・機械等のほぼ全ての設備更新となります。

(写真:昭和60年2月供用を開始した北茂安浄水場)
北茂安浄水場を新築して30年
5年間をかけての更新となります
電気・機械設備を更新すれば、その耐用年数は30年
既存の土木・建築等の耐用年数が60年
今回の設備等の更新計画は
土木・建築の耐用年数の中間期となり
計画通りの更新作業です。
この更新計画で注意すべき点は
この更新計画と並行して「将来の計画」も検討中です
当然、将来計画との整合が必要です。
また「次亜塩素注入設備」の
更新工事の基本設計と実施設計の業務委託費用として
1200万円程度が要求されていました。
しかし、前回更新した資料があり
それを参考にして「自らで設計できるのでは」
との議論になりました。
新規の設備もあり、前回の資料は使えない
との意見もありましたが「新規設備のみ」を
業務委託する経費で計上することにしました。
経費の削減と共に職員力を向上させるには
「自分で設計する」ことも大事との考えからでした。
重点課題の二つ目
「電気の受配電とポンプ設備等の更新計画」です。
今年度、その計画を立案中です
新年度は、それらの実施設計の委託費用約9000万円
総額が60億円程度の更新費用を予定しており
電気・機械等のほぼ全ての設備更新となります。

(写真:昭和60年2月供用を開始した北茂安浄水場)
北茂安浄水場を新築して30年
5年間をかけての更新となります
電気・機械設備を更新すれば、その耐用年数は30年
既存の土木・建築等の耐用年数が60年
今回の設備等の更新計画は
土木・建築の耐用年数の中間期となり
計画通りの更新作業です。
この更新計画で注意すべき点は
この更新計画と並行して「将来の計画」も検討中です
当然、将来計画との整合が必要です。
また「次亜塩素注入設備」の
更新工事の基本設計と実施設計の業務委託費用として
1200万円程度が要求されていました。
しかし、前回更新した資料があり
それを参考にして「自らで設計できるのでは」
との議論になりました。
新規の設備もあり、前回の資料は使えない
との意見もありましたが「新規設備のみ」を
業務委託する経費で計上することにしました。
経費の削減と共に職員力を向上させるには
「自分で設計する」ことも大事との考えからでした。
2015年02月02日
浄水課 予算ヒアの課題(1)
現在、来年度の予算策定のため
各課・係とのヒアリングを行っています
今回は、浄水課との検討・審議内容を報告します。
来年度の浄水場の重点課題は
「水質検査の強化」と
「電気の受配電とポンプ設備等の更新計画」の二つです。
まず、水質検査の強化に対しては
「工程管理用のカビ臭測定機器」の購入が要望されました。
「カビ臭」を除去するためには、活性炭投入が有効ですが
その「量の決定」と「効果の確認」の迅速性が課題で
その迅速性強化のために
新規に「ガスクロマトグラフ質量分析装置」を購入したい
という要望でした。
現在も当然ですが、毎日3検体で測定を行ない
カビ臭除去のために投入する活性炭注入量と
効果の確認は行います。
しかし、迅速性に対する課題や
故障時・メンテナンス対応時等に課題がありました。
新規の機器と従来の機器の複数設置で
それらの課題は解消すると同時に
原水の水質状態に対しての瞬時の薬品量対応が可能となり
試算では、年間の効果額は200万円
新規機器の購入費用は1700万円、耐用年数は10年であり
年に換算すれば170万円
機器の維持管理費用を考慮しても、費用的には問題がなく
原水の水質悪化時の的確な対応ができ
結果的には利用者の皆様に利益をもたらすと考えます。
また、水質試験の「データ管理システム」の導入費用として
480万円が要望されました。
データ管理は、中央監視室に直結しているデータと
各試験室で試験をするデータがあり
これは別に水質係で管理しています。
試験室稼働当初より自作で簡易データベースを作成し
市販の表計算ソフトを利用して
入力・格納・出力等を行ってきました。
しかし、専用のデータ管理ソフトではないため
使用するパソコンのOS及び市販ソフト更新時の対応
また、水質試験項目・検査方法・使用機器等の
変更時の対応に苦慮してきました。
そこで、様々な対応が可能で
水質試験結果に付随するデータの一元管理が
可能なソフトを導入し、作業の効率を図るものです。
続きます。
各課・係とのヒアリングを行っています
今回は、浄水課との検討・審議内容を報告します。
来年度の浄水場の重点課題は
「水質検査の強化」と
「電気の受配電とポンプ設備等の更新計画」の二つです。
まず、水質検査の強化に対しては
「工程管理用のカビ臭測定機器」の購入が要望されました。
「カビ臭」を除去するためには、活性炭投入が有効ですが
その「量の決定」と「効果の確認」の迅速性が課題で
その迅速性強化のために
新規に「ガスクロマトグラフ質量分析装置」を購入したい
という要望でした。
現在も当然ですが、毎日3検体で測定を行ない
カビ臭除去のために投入する活性炭注入量と
効果の確認は行います。
しかし、迅速性に対する課題や
故障時・メンテナンス対応時等に課題がありました。
新規の機器と従来の機器の複数設置で
それらの課題は解消すると同時に
原水の水質状態に対しての瞬時の薬品量対応が可能となり
試算では、年間の効果額は200万円
新規機器の購入費用は1700万円、耐用年数は10年であり
年に換算すれば170万円
機器の維持管理費用を考慮しても、費用的には問題がなく
原水の水質悪化時の的確な対応ができ
結果的には利用者の皆様に利益をもたらすと考えます。
また、水質試験の「データ管理システム」の導入費用として
480万円が要望されました。
データ管理は、中央監視室に直結しているデータと
各試験室で試験をするデータがあり
これは別に水質係で管理しています。
試験室稼働当初より自作で簡易データベースを作成し
市販の表計算ソフトを利用して
入力・格納・出力等を行ってきました。
しかし、専用のデータ管理ソフトではないため
使用するパソコンのOS及び市販ソフト更新時の対応
また、水質試験項目・検査方法・使用機器等の
変更時の対応に苦慮してきました。
そこで、様々な対応が可能で
水質試験結果に付随するデータの一元管理が
可能なソフトを導入し、作業の効率を図るものです。
続きます。