2014年04月30日
電気量削減への対応
電気の供給が不安定であり
再度の電気料金の値上げもあるかに聞いています。
東部水道企業団の年間電気使用料金は、約1億6千万円
特に浄水場関連での電気使用量は大きく
金額も大きい額になります。
対策としては
「時間帯別調整」という契約を九州電力と結んでいます。
なお、現在はこの制度が廃止となっていますが
以前契約の継続は可能です。
当企業団の契約は、平成5年度に締結したものですが
現在の通常の季時別契約と比較し
10~15%電気料金が安くなっています。
使用する負荷を夜間側にシフトさせることが条件で
夜間および深夜の電力量の割合を増やし
昼間の負荷を軽減するものです。
料金の設定が複雑で、一日のなかでも4つの料金体系
に分かれ、月ごとにも細分化されています
この日時・曜日および時間帯を踏まえ浄水場の運用を
行っています。
また、料金対策ではありませんが
老朽化した浄水機器の取替えの際には
エネルギー効率の高い機器を選定するとともに
機器の材質・形状など効率・長寿命に配慮して検討します。
また、使い方で工夫を行った一例ですが
「北茂安浄水場~中原調整池」間の中継圧送所である
「白壁中継ポンプ場」調整池の運用水位の見直しを行い
以前より4m程度低い水位で運用を行うことを実施
これにより
北茂安浄水場側の取水・送水ポンプの運転効率が上がり
全体で2%程度の電力量の削減が実現しました。

(写真:標高約50m地点にある「白壁中継ポンプ場」
調整池と中継ポンプ室のセットでの設備となります)
その他の取組としても、小さなことですが照明器具をLEDに
エアコンなどの建築付帯機器も高効率のものを選定して
更新時に交換を行っております。
今後とも省エネの意識を持ち努力を重ねていきます。
再度の電気料金の値上げもあるかに聞いています。
東部水道企業団の年間電気使用料金は、約1億6千万円
特に浄水場関連での電気使用量は大きく
金額も大きい額になります。
対策としては
「時間帯別調整」という契約を九州電力と結んでいます。
なお、現在はこの制度が廃止となっていますが
以前契約の継続は可能です。
当企業団の契約は、平成5年度に締結したものですが
現在の通常の季時別契約と比較し
10~15%電気料金が安くなっています。
使用する負荷を夜間側にシフトさせることが条件で
夜間および深夜の電力量の割合を増やし
昼間の負荷を軽減するものです。
料金の設定が複雑で、一日のなかでも4つの料金体系
に分かれ、月ごとにも細分化されています
この日時・曜日および時間帯を踏まえ浄水場の運用を
行っています。
また、料金対策ではありませんが
老朽化した浄水機器の取替えの際には
エネルギー効率の高い機器を選定するとともに
機器の材質・形状など効率・長寿命に配慮して検討します。
また、使い方で工夫を行った一例ですが
「北茂安浄水場~中原調整池」間の中継圧送所である
「白壁中継ポンプ場」調整池の運用水位の見直しを行い
以前より4m程度低い水位で運用を行うことを実施
これにより
北茂安浄水場側の取水・送水ポンプの運転効率が上がり
全体で2%程度の電力量の削減が実現しました。
(写真:標高約50m地点にある「白壁中継ポンプ場」
調整池と中継ポンプ室のセットでの設備となります)
その他の取組としても、小さなことですが照明器具をLEDに
エアコンなどの建築付帯機器も高効率のものを選定して
更新時に交換を行っております。
今後とも省エネの意識を持ち努力を重ねていきます。
2014年04月28日
「新水道ビジョン」地域懇談会の参加報告書
新水道ビジョンが策定され
その目指す方向性は「持続・強靭・安全」
その方策は「連携」と「挑戦」
とくに広域連携・官民連携が重点的に取り上げられています。
今後の人口減少時代に対応するには、避けられない視点
そのためには、関係者の共通理解が不可欠
よって、九州地区の地域懇談会が開催されました。
新ビジョンを当然意識しながら
東部水道企業団のことを常々考えている状況にはあります
そんな中での懇談会への職員出席の依頼
期待をして送り出しての報告書「満足する内容」でした。

(写真:グループ討議前の事例紹介の様子)
「連携」「合併」の具体的な事例を聞き
それに対してグループ討議を行う形式で議論だった模様で
「成功事例」「失敗事例」「困難事例」等々を出し合いながら
自分の企業や自治体の事情を含めて議論を進める
それらをまとめた「報告書」でした
私の「満足」の評価は、次のふたつ
「で、どう感じた?、何をどうするべきか」また「自分の役割は」
この2点をキチンと把握してくれていました。
今後は、その実現に「各々の立場で役割を担って」くれたら
「何も言うことなし」です。
その目指す方向性は「持続・強靭・安全」
その方策は「連携」と「挑戦」
とくに広域連携・官民連携が重点的に取り上げられています。
今後の人口減少時代に対応するには、避けられない視点
そのためには、関係者の共通理解が不可欠
よって、九州地区の地域懇談会が開催されました。
新ビジョンを当然意識しながら
東部水道企業団のことを常々考えている状況にはあります
そんな中での懇談会への職員出席の依頼
期待をして送り出しての報告書「満足する内容」でした。
(写真:グループ討議前の事例紹介の様子)
「連携」「合併」の具体的な事例を聞き
それに対してグループ討議を行う形式で議論だった模様で
「成功事例」「失敗事例」「困難事例」等々を出し合いながら
自分の企業や自治体の事情を含めて議論を進める
それらをまとめた「報告書」でした
私の「満足」の評価は、次のふたつ
「で、どう感じた?、何をどうするべきか」また「自分の役割は」
この2点をキチンと把握してくれていました。
今後は、その実現に「各々の立場で役割を担って」くれたら
「何も言うことなし」です。
2014年04月25日
水質基準について(その13)
着色・味等に影響を及ぼす項目の3回目です。
今回は
「塩化物イオン」、「カルシウム、マグネシウム等(硬度)」
「蒸発残留物」について紹介します。
37)塩化物イオン
・基準値:200mg/L以下
・内容:地質や海水の浸透、下水、家庭排水、工場排水
及びし尿などからの混入によって河川水などで
検出され、高濃度に含まれると味覚を損なう
原因となります。
・主な用途:食塩、塩素ガス、次亜塩素酸ナトリウム
・東部水道企業団のH24年度検査結果
北茂安浄水場系統:14mg/L
基山浄水場系統:13mg/L
38)カルシウム、マグネシウム等(硬度)
・基準値:300mg/L以下
・内容:硬度とはカルシウムとマグネシウム
(各々に対応する炭酸カルシウムに換算した量)
の合計量をいい、主として地質によるものです。
硬度が低すぎると淡泊でコクのない味がし
高すぎるとしつこい味がします。
また、硬度が高いと石鹸の泡立ちを悪くします。
・主な用途:カルシウム:肥料、さらし粉
マグネシウム:合金、電池
・東部水道企業団のH24年度検査結果
北茂安浄水場系統:44mg/L
基山浄水場系統:43mg/L
39)蒸発残留物
・基準値:500mg/L以下
・内容:水を蒸発させたときに得られる残留物のことで
主な成分はカルシウム、マグネシウム
ケイ酸などの塩類及び有機物です。
残留物が多いと苦み、渋みなどを付け、適度に
含まれるとまろやかさを出すとされます。
・東部水道企業団のH24年度検査結果
北茂安浄水場系統:126mg/L
基山浄水場系統:123mg/L

(写真:蒸発残留物の測定の様子「天秤」)
企業団のホームページにも検査結果や項目の説明
水質検査計画を掲載していますので参照ください。
今回は
「塩化物イオン」、「カルシウム、マグネシウム等(硬度)」
「蒸発残留物」について紹介します。
37)塩化物イオン
・基準値:200mg/L以下
・内容:地質や海水の浸透、下水、家庭排水、工場排水
及びし尿などからの混入によって河川水などで
検出され、高濃度に含まれると味覚を損なう
原因となります。
・主な用途:食塩、塩素ガス、次亜塩素酸ナトリウム
・東部水道企業団のH24年度検査結果
北茂安浄水場系統:14mg/L
基山浄水場系統:13mg/L
38)カルシウム、マグネシウム等(硬度)
・基準値:300mg/L以下
・内容:硬度とはカルシウムとマグネシウム
(各々に対応する炭酸カルシウムに換算した量)
の合計量をいい、主として地質によるものです。
硬度が低すぎると淡泊でコクのない味がし
高すぎるとしつこい味がします。
また、硬度が高いと石鹸の泡立ちを悪くします。
・主な用途:カルシウム:肥料、さらし粉
マグネシウム:合金、電池
・東部水道企業団のH24年度検査結果
北茂安浄水場系統:44mg/L
基山浄水場系統:43mg/L
39)蒸発残留物
・基準値:500mg/L以下
・内容:水を蒸発させたときに得られる残留物のことで
主な成分はカルシウム、マグネシウム
ケイ酸などの塩類及び有機物です。
残留物が多いと苦み、渋みなどを付け、適度に
含まれるとまろやかさを出すとされます。
・東部水道企業団のH24年度検査結果
北茂安浄水場系統:126mg/L
基山浄水場系統:123mg/L

(写真:蒸発残留物の測定の様子「天秤」)
企業団のホームページにも検査結果や項目の説明
水質検査計画を掲載していますので参照ください。
2014年04月24日
水質基準について(その12)
着色・味等に影響を及ぼす項目の2回目です。
今回は
「銅及びその化合物」、「ナトリウム及びその化合物」
「マンガン及びその化合物」について紹介します。
34)銅及びその化合物
・基準値:銅の量に関して、1.0mg/L以下
・内容:銅山排水、工場排水、農薬などの混入や
給水装置などに使用される銅管、真鍮器具など
からの溶出に由来して検出されることがあり
高濃度に含まれると洗濯物や水道施設を着色
する原因となります。
・主な用途:電線、電池、メッキ、熱交換器
・東部水道企業団のH24年度検査結果
北茂安浄水場系統:0.005mg/L未満
基山浄水場系統:0.005mg/L未満
35)ナトリウム及びその化合物
・基準値:ナトリウムの量に関して、200mg/L以下
・内容:工場排水や海水、塩素処理などの水処理に由来し
高濃度に含まれると味覚を損なう原因となります。
・主な用途:苛性ソーダ、次亜塩素酸ナトリウム、石鹸
・東部水道企業団のH24年度検査結果
北茂安浄水場系統:14mg/L
基山浄水場系統:13mg/L
36)マンガン及びその化合物
・基準値:マンガンの量に関して、0.05mg/L以下
・内容:地質からや、鉱山排水、工場排水の混入によって
河川水などで検出されることがあり、消毒用の塩素
で酸化されると黒色を呈することがあります。
・主な用途:合金、乾電池、ガラス
・東部水道企業団のH24年度検査結果
北茂安浄水場系統:0.001mg/L未満
基山浄水場系統:0.001mg/L未満

(写真:魚を用いた水質異常検知用水槽)
浄水場では、「原水の河川水」及び「浄化した水」の水槽で
魚を飼育し、水質の異常の有無を監視しています。
この監視方法は、水質に異常があった場合に、魚が異常行動を
示すことを利用しており、不特定の物質による水質異常を
早期に発見できる利点があります。
企業団のホームページにも検査結果や項目の説明
水質検査計画を掲載していますので参照ください。
今回は
「銅及びその化合物」、「ナトリウム及びその化合物」
「マンガン及びその化合物」について紹介します。
34)銅及びその化合物
・基準値:銅の量に関して、1.0mg/L以下
・内容:銅山排水、工場排水、農薬などの混入や
給水装置などに使用される銅管、真鍮器具など
からの溶出に由来して検出されることがあり
高濃度に含まれると洗濯物や水道施設を着色
する原因となります。
・主な用途:電線、電池、メッキ、熱交換器
・東部水道企業団のH24年度検査結果
北茂安浄水場系統:0.005mg/L未満
基山浄水場系統:0.005mg/L未満
35)ナトリウム及びその化合物
・基準値:ナトリウムの量に関して、200mg/L以下
・内容:工場排水や海水、塩素処理などの水処理に由来し
高濃度に含まれると味覚を損なう原因となります。
・主な用途:苛性ソーダ、次亜塩素酸ナトリウム、石鹸
・東部水道企業団のH24年度検査結果
北茂安浄水場系統:14mg/L
基山浄水場系統:13mg/L
36)マンガン及びその化合物
・基準値:マンガンの量に関して、0.05mg/L以下
・内容:地質からや、鉱山排水、工場排水の混入によって
河川水などで検出されることがあり、消毒用の塩素
で酸化されると黒色を呈することがあります。
・主な用途:合金、乾電池、ガラス
・東部水道企業団のH24年度検査結果
北茂安浄水場系統:0.001mg/L未満
基山浄水場系統:0.001mg/L未満
(写真:魚を用いた水質異常検知用水槽)
浄水場では、「原水の河川水」及び「浄化した水」の水槽で
魚を飼育し、水質の異常の有無を監視しています。
この監視方法は、水質に異常があった場合に、魚が異常行動を
示すことを利用しており、不特定の物質による水質異常を
早期に発見できる利点があります。
企業団のホームページにも検査結果や項目の説明
水質検査計画を掲載していますので参照ください。
2014年04月23日
井戸水から水質基準オーバーの値が
上峰町坊所地区のひとつの井戸から
「トリクロロエチレンとテトラクロロエチレンが
環境基準及び水道水質基準値を超えて検出された」
との報道がありました。
------------------------------
トリクロロエチレン及びテトラクロロエチレンは
主に溶剤、金属の脱脂剤、ドライクリーニング等に使用され
地下水汚染物質として知られています。
水道水の水質基準項目にもなっているため
企業団でも定期的に検査を行っています。

(イラスト:水質検査)
------------------------------
再検査でも同様に基準値を超えて検出されたようです
このことで、周辺井戸の調査及び水質試験が行なわれましたが
基準値を超過した井戸はなかった
と聞き及んでいます。
しかし、当該地区には多数の飲料用の井戸があります
東部水道企業団の給水エリア内であり
「水道への変更を」とのお願いは
この地域に限らず行なってきたところです。
私たちも、飲用井戸の設置者の方々には今まで以上に
衛生確保に関する周知や水道への加入促進を進めなければ
との思いを強く持ったところです。
この井戸水は水道法の規制を受けず
設置者の方々の管理に委ねられています
是非、定期的な水質検査をお願いします。
今後も、「水道への変更のお願い」にお訪ねします。
「トリクロロエチレンとテトラクロロエチレンが
環境基準及び水道水質基準値を超えて検出された」
との報道がありました。
------------------------------
トリクロロエチレン及びテトラクロロエチレンは
主に溶剤、金属の脱脂剤、ドライクリーニング等に使用され
地下水汚染物質として知られています。
水道水の水質基準項目にもなっているため
企業団でも定期的に検査を行っています。

(イラスト:水質検査)
------------------------------
再検査でも同様に基準値を超えて検出されたようです
このことで、周辺井戸の調査及び水質試験が行なわれましたが
基準値を超過した井戸はなかった
と聞き及んでいます。
しかし、当該地区には多数の飲料用の井戸があります
東部水道企業団の給水エリア内であり
「水道への変更を」とのお願いは
この地域に限らず行なってきたところです。
私たちも、飲用井戸の設置者の方々には今まで以上に
衛生確保に関する周知や水道への加入促進を進めなければ
との思いを強く持ったところです。
この井戸水は水道法の規制を受けず
設置者の方々の管理に委ねられています
是非、定期的な水質検査をお願いします。
今後も、「水道への変更のお願い」にお訪ねします。
2014年04月22日
「分厚い」八戸の研修報告書
青森県の八戸圏域水道企業団への短期派遣研修
に参加した職員からの報告が回覧されてきました。
机の上に分厚い研修の報告書が「ドン」と
「これだけ研修・学習してきたぞ」と言わんばかりに
「意地になって」全て読ませてもらいました
なかでも目を止めた項目が・・・
一つは「人材育成」
「職員の意欲を引き出し、活用して組織全体の底上げを図る」
当然であり、私たち企業団もその通りの理念は持っている。
が、「やはり」の部分が
それは、外部への「長期間の研修」と「人物重視の採用」
具体的に検討に入る必要を感じました。
二つ目は、計画論での「水源の多系統化」
現在、当東部水道企業団最大の課題と考えています。

(写真:二つの河川から水を取水し浄水処理を行っている浄水場)
八戸圏域水道企業団は
発足時から「広域的末端給水方式」を採用し
構成自冶体の施設統合を展開しながら
「湧水」・「浅井戸」・「河川」の3種類で4系統の
水源を確保して供給されています。
三つ目は、県域を超えた連携です
新たな統合や連携は、時代が要請しています
当然、長期的な視野で模索中であり
最も関心のある案件でした。
水道の現状は、人口減少時代が目前に迫る中で
大規模施設の更新や危機管理上の耐震化等
財源確保が課題です。
また、水道に従事する専門的な職員の確保も課題です
その中で、八戸での県境をまたいでの連携思考に
大きな関心があります
現在の状況は、協議会をつくり情報等の共有・連携中
おおいに参考になるレポート内容でした。
他にも参考になることは多々
派遣した職員も多くのことを学び、刺激を受けたようで
今後の業務に必ずや活かしてくれるものと思います。
に参加した職員からの報告が回覧されてきました。
机の上に分厚い研修の報告書が「ドン」と
「これだけ研修・学習してきたぞ」と言わんばかりに
「意地になって」全て読ませてもらいました
なかでも目を止めた項目が・・・
一つは「人材育成」
「職員の意欲を引き出し、活用して組織全体の底上げを図る」
当然であり、私たち企業団もその通りの理念は持っている。
が、「やはり」の部分が
それは、外部への「長期間の研修」と「人物重視の採用」
具体的に検討に入る必要を感じました。
二つ目は、計画論での「水源の多系統化」
現在、当東部水道企業団最大の課題と考えています。
(写真:二つの河川から水を取水し浄水処理を行っている浄水場)
八戸圏域水道企業団は
発足時から「広域的末端給水方式」を採用し
構成自冶体の施設統合を展開しながら
「湧水」・「浅井戸」・「河川」の3種類で4系統の
水源を確保して供給されています。
三つ目は、県域を超えた連携です
新たな統合や連携は、時代が要請しています
当然、長期的な視野で模索中であり
最も関心のある案件でした。
水道の現状は、人口減少時代が目前に迫る中で
大規模施設の更新や危機管理上の耐震化等
財源確保が課題です。
また、水道に従事する専門的な職員の確保も課題です
その中で、八戸での県境をまたいでの連携思考に
大きな関心があります
現在の状況は、協議会をつくり情報等の共有・連携中
おおいに参考になるレポート内容でした。
他にも参考になることは多々
派遣した職員も多くのことを学び、刺激を受けたようで
今後の業務に必ずや活かしてくれるものと思います。
2014年04月21日
佐賀桜マラソンの給水(第9給水所編)
前回に引き続き、今回は25.1km地点に設けられた
第9給水所での様子をご紹介します。
第9給水所(神埼市のふるさと大橋西側)での給水作業は
今回が初めてとなります
前回は、ペットボトル水を利用されたとのこと。
水道管が布設されていない場所なので「給水車」で対応し
地元のボランティアの皆さんと一緒に給水作業を行いました。

(写真:企業団庁舎での「給水車」とホースの準備)

(写真:給水地点に到着し準備開始)

(写真:給水所の水バケツへ水道水を補給します)
当日は朝早くから、また、風が強いなかの作業でしたが
ボランティアの皆さんと協力、準備万端でランナーを待ちました。

(写真:先導の白バイが通過、いよいよ先頭のランナーの到着です)

(写真:先頭ランナーは「埼玉県庁の川内選手」)

(写真:早いランナーは給水所には目もくれず・・・
この後、忙しくなります)

(写真:後続のランナーも続々と通過)

(写真:延々と続くランナーの人波)
ボランティアの方々の
「楽しかった」という言葉が印象に残りました
関係者の皆さんお疲れ様でした。
第9給水所での様子をご紹介します。
第9給水所(神埼市のふるさと大橋西側)での給水作業は
今回が初めてとなります
前回は、ペットボトル水を利用されたとのこと。
水道管が布設されていない場所なので「給水車」で対応し
地元のボランティアの皆さんと一緒に給水作業を行いました。
(写真:企業団庁舎での「給水車」とホースの準備)

(写真:給水地点に到着し準備開始)
(写真:給水所の水バケツへ水道水を補給します)
当日は朝早くから、また、風が強いなかの作業でしたが
ボランティアの皆さんと協力、準備万端でランナーを待ちました。
(写真:先導の白バイが通過、いよいよ先頭のランナーの到着です)
(写真:先頭ランナーは「埼玉県庁の川内選手」)
(写真:早いランナーは給水所には目もくれず・・・
この後、忙しくなります)
(写真:後続のランナーも続々と通過)
(写真:延々と続くランナーの人波)
ボランティアの方々の
「楽しかった」という言葉が印象に残りました
関係者の皆さんお疲れ様でした。
2014年04月18日
さが桜マラソンの給水(第6給水所編)
平成26年4月6日(日)
「さが桜マラソン2014」が開催されました。
昨年から、フルマラソンとなり
東部水道管内の神埼市、吉野ヶ里町がコースの一部
となったので、給水作業のお手伝いをしました。
今年も協力を行いましたので
担当した職員から、当日の様子をご紹介します。
-------------------------------
フルマラソン(42.195km)のコース上に
16か所設けられた給水地点のうち
東部水道企業団は、2か所の給水を担うこととなりました。
今回は、17.9km地点に設けられた第6給水所での
様子をご紹介します。
昨年に続き、今年も第6給水所(神埼市の馬場ボデーさん前)で
給水作業を行いました、地元のボランティアの方々も2回目
ということもあり、スムーズに作業されています。

(写真:道路上に設置されている
「地下式消火栓」から水道水の補給を行います)

(写真:給水所の水バケツへ水道水を補給します)

(写真:準備万端でランナーを待ちます)

(写真:昨年の覇者「鬼塚選手」
埼玉県庁の川内選手に続き2位通過です)

(写真:続々と後続ランナーが給水します)

(写真:ブラスバンド演奏を行った
神埼中学校の生徒さんも応援)
昨年と比べちょっと変わったところがあります
机の配置が「水 → バナナ → 栄養飲料」だったのが、
今年は「栄養飲料 → バナナ → 水」になっています。
その理由は、給水所を後にした際に口の中が
べたべたしない方がいいだろうという配慮からだそうです
「おもてなし」の心が伝わってきます。
関係者の皆さんお疲れ様でした
次回は、第9給水所の様子をご紹介します。
「さが桜マラソン2014」が開催されました。
昨年から、フルマラソンとなり
東部水道管内の神埼市、吉野ヶ里町がコースの一部
となったので、給水作業のお手伝いをしました。
今年も協力を行いましたので
担当した職員から、当日の様子をご紹介します。
-------------------------------
フルマラソン(42.195km)のコース上に
16か所設けられた給水地点のうち
東部水道企業団は、2か所の給水を担うこととなりました。
今回は、17.9km地点に設けられた第6給水所での
様子をご紹介します。
昨年に続き、今年も第6給水所(神埼市の馬場ボデーさん前)で
給水作業を行いました、地元のボランティアの方々も2回目
ということもあり、スムーズに作業されています。
(写真:道路上に設置されている
「地下式消火栓」から水道水の補給を行います)
(写真:給水所の水バケツへ水道水を補給します)
(写真:準備万端でランナーを待ちます)
(写真:昨年の覇者「鬼塚選手」
埼玉県庁の川内選手に続き2位通過です)
(写真:続々と後続ランナーが給水します)
(写真:ブラスバンド演奏を行った
神埼中学校の生徒さんも応援)
昨年と比べちょっと変わったところがあります
机の配置が「水 → バナナ → 栄養飲料」だったのが、
今年は「栄養飲料 → バナナ → 水」になっています。
その理由は、給水所を後にした際に口の中が
べたべたしない方がいいだろうという配慮からだそうです
「おもてなし」の心が伝わってきます。
関係者の皆さんお疲れ様でした
次回は、第9給水所の様子をご紹介します。
2014年04月17日
4月課長会の議論
年度初めの課長会、4月4日のこのブログ中でも
概略は報告していました。
今回は、少し詳しくその議論の一部を紹介します
今年の重点目標「技術・経営の継承」の具体策を討議しました。
すでに工務関係では、数回にわたり職員に対し
「伝えておきたい」ことを講話という形で実施されています
今後も引き続き行われる予定だそうです。
また、書面や書類としての整理もなされています
なお「継承委員会」も動いていますので「継承」に対し
万全を期す体制にはあります。
組織としての「継承シナリオ」はそれでいいと思いますが
気になる点と、日頃からの留意点を各々ひとつお願いしました。
気になる点は「受け手」の若い職員
継承なくしては自分が困るし、企業団を背負うことはできない
まだ「他人事では?」・・・、と。
また、留意点は
改めての継承の話も必要だが、大事なのは「日頃」
日頃の業務で「議論をする習慣を」・・・、と。
それで、月1回の「発表会」を提案
場所は定例の課長会で
「テーマ」は問わない、内容も問わない
「発表をする」ことに意義を見つける趣旨で
「人前で話す経験をさせたい」との提案でした。
どう実現するか?、効果が果たしてあるか?
は今後です。
概略は報告していました。
今回は、少し詳しくその議論の一部を紹介します
今年の重点目標「技術・経営の継承」の具体策を討議しました。
すでに工務関係では、数回にわたり職員に対し
「伝えておきたい」ことを講話という形で実施されています
今後も引き続き行われる予定だそうです。
また、書面や書類としての整理もなされています
なお「継承委員会」も動いていますので「継承」に対し
万全を期す体制にはあります。
組織としての「継承シナリオ」はそれでいいと思いますが
気になる点と、日頃からの留意点を各々ひとつお願いしました。
気になる点は「受け手」の若い職員
継承なくしては自分が困るし、企業団を背負うことはできない
まだ「他人事では?」・・・、と。
また、留意点は
改めての継承の話も必要だが、大事なのは「日頃」
日頃の業務で「議論をする習慣を」・・・、と。
それで、月1回の「発表会」を提案
場所は定例の課長会で
「テーマ」は問わない、内容も問わない
「発表をする」ことに意義を見つける趣旨で
「人前で話す経験をさせたい」との提案でした。
どう実現するか?、効果が果たしてあるか?
は今後です。
2014年04月16日
「企画担当」に指示
40年後をみた「20年間の長期計画」は策定しました
東部水道企業団は、課題は当然ありますが「やっていけます」
しかし、40年後を考えたら大きな課題があります。
40年後の人口は、現在の7割に減少します
水道料金を払って頂ける方が「3割減る」ことになります
その頃には、浄水場の更新時期を迎えます。

(写真:「北茂安浄水場」将来的には更新の必要が生じます)
「支出は増大、収入は激減」解決策は水道料金の「大幅値上げ」
しかし、値上げが可能とは思えません。
もちろん、これは東部水道企業団に限った問題ではありません
「早かれ遅かれ」と言うより
他の水道事業体は「ほぼ早く」その時期を迎えます。
ここで分かることは
社会資本(水道)の効率アップしかありませんが
「人口が減る」と言っても町や地域がなくなる訳ではなく
「まばら」になるだけです。
だから、水道の施設は変わることなく「現在ある」分は必要です
で、どうする
東部水道企業団として「どういうシナリオ」が考えられるのか?
これが、企画担当に与えた課題です。
期限は1年
私も含め関係者一丸となって
「生き残りをかけたストーリー」の作成を始めます。
東部水道企業団は、課題は当然ありますが「やっていけます」
しかし、40年後を考えたら大きな課題があります。
40年後の人口は、現在の7割に減少します
水道料金を払って頂ける方が「3割減る」ことになります
その頃には、浄水場の更新時期を迎えます。

(写真:「北茂安浄水場」将来的には更新の必要が生じます)
「支出は増大、収入は激減」解決策は水道料金の「大幅値上げ」
しかし、値上げが可能とは思えません。
もちろん、これは東部水道企業団に限った問題ではありません
「早かれ遅かれ」と言うより
他の水道事業体は「ほぼ早く」その時期を迎えます。
ここで分かることは
社会資本(水道)の効率アップしかありませんが
「人口が減る」と言っても町や地域がなくなる訳ではなく
「まばら」になるだけです。
だから、水道の施設は変わることなく「現在ある」分は必要です
で、どうする
東部水道企業団として「どういうシナリオ」が考えられるのか?
これが、企画担当に与えた課題です。
期限は1年
私も含め関係者一丸となって
「生き残りをかけたストーリー」の作成を始めます。
2014年04月15日
二人の新採
大量退職が続きます
再任用制度での再雇用も行いますが
企業団を支える人材の計画的な採用は急務でした。
現在の職員数75名(企業長、再任用職員含む)
うち50歳以上が4割
これは創成期に人材が必要だったためで当然のこと。
しかし、その後の経済状況の悪化等で新規の採用を
極力控えていたため、職員の年齢構成は「いびつ」です。
企業団を支えるのは「人」です
よって、最小限度の新規の職員採用は急務でした。
その新規採用職員として、今年度二人が職場にやってきました
高い競争率を勝ち抜いての職員、期待しています。
先週は、職員としての
「基礎知識の習得」のための初期研修期間でした。
多くのメニューがあった中に
一日一回の「私の時間」を組み込みました。
中身については省略しますが
与えられた仕事をするのは当たり前
「水道の将来・企業団の将来・誰に対する仕事か?」
目先に終始するのみではなく
「大きく育ってくれ」
との気持ちをぶつけた1週間でもありました。
再任用制度での再雇用も行いますが
企業団を支える人材の計画的な採用は急務でした。
現在の職員数75名(企業長、再任用職員含む)
うち50歳以上が4割
これは創成期に人材が必要だったためで当然のこと。
しかし、その後の経済状況の悪化等で新規の採用を
極力控えていたため、職員の年齢構成は「いびつ」です。
企業団を支えるのは「人」です
よって、最小限度の新規の職員採用は急務でした。
その新規採用職員として、今年度二人が職場にやってきました
高い競争率を勝ち抜いての職員、期待しています。
先週は、職員としての
「基礎知識の習得」のための初期研修期間でした。
多くのメニューがあった中に
一日一回の「私の時間」を組み込みました。
中身については省略しますが
与えられた仕事をするのは当たり前
「水道の将来・企業団の将来・誰に対する仕事か?」
目先に終始するのみではなく
「大きく育ってくれ」
との気持ちをぶつけた1週間でもありました。
2014年04月14日
H25年度「水道モニター視察研修」
先月、当企業団水道モニターの活動として
「基山浄水場」と「寺内ダム」の視察研修を行いましたので
ご紹介します。
当企業団の基山浄水場は
平成25年1月に更新工事を完了し、セラミック膜を利用した
「膜ろ過方式」による浄水処理を行っています。

(写真:「膜モジュール」の実物を使っての説明)
寺内ダムは、福岡県朝倉市に位置し
農業用水及び水道用水に加えて
洪水調整を目的とした多目的ダムとして建設されました。
近隣に位置する江川ダムとの総合利用を行い
効率的な水運用が行われています。
管理する(独)水資源機構の職員の方に
ダムの概要について説明をお願いしました。

(写真:寺内ダム湖畔で)

(写真:「三連水車の里 あさくら」にて)
帰りは、「三連水車の里 あさくら」にて一休み
今回の視察を終え、水に対する理解を
少しでも深めていただけたら幸いです。
水道モニターの皆様
一年間のモニター活動ありがとうございました
今後もよろしくお願いします。
「基山浄水場」と「寺内ダム」の視察研修を行いましたので
ご紹介します。
当企業団の基山浄水場は
平成25年1月に更新工事を完了し、セラミック膜を利用した
「膜ろ過方式」による浄水処理を行っています。
(写真:「膜モジュール」の実物を使っての説明)
寺内ダムは、福岡県朝倉市に位置し
農業用水及び水道用水に加えて
洪水調整を目的とした多目的ダムとして建設されました。
近隣に位置する江川ダムとの総合利用を行い
効率的な水運用が行われています。
管理する(独)水資源機構の職員の方に
ダムの概要について説明をお願いしました。
(写真:寺内ダム湖畔で)
(写真:「三連水車の里 あさくら」にて)
帰りは、「三連水車の里 あさくら」にて一休み
今回の視察を終え、水に対する理解を
少しでも深めていただけたら幸いです。
水道モニターの皆様
一年間のモニター活動ありがとうございました
今後もよろしくお願いします。
2014年04月11日
「五ヶ山ダム」の見学
3月の後半に、吉野ヶ里町と福岡県那珂川町に隣接する
五ヶ山ダムを見学・視察しました。
直接のユーザーのひとつである福岡地区水道企業団の
岩﨑企業長のお誘いで、福岡県南広域水道企業団の
村上企業長との同行でした。
今まさに、ダム本体のコンクリート打設に着手
24時間フル稼働で、2年間の工期が必要とのこと
最新の土木工法で現場は活気に包まれていました。

(写真:ダム本体工事が始まった五カ山ダム)
このダムの役割は、流域である那珂川町・福岡市・春日市の
洪水時の調整・水道用水・渇水期の補給が目的
過去、那珂川流域ではたびたびの大洪水に悩まされてきたし
福岡都市圏での渇水被害もあり
長期間の給水制限も記憶には残っている。

(写真:ダムは大きいため、大型の重機も小さく見えます)
それらを解消するためのダム建設
しかし一方では、吉野ヶ里町の小川内地区の集団移転や
環境破壊への危惧等が問題にもなった。

(写真:現地視察前に、ダムの概要説明を聞きました)
今回、説明を受け現場を案内していただき
それらに対する配慮もなされ
環境に十分に配慮されていることも分かった。

(写真:両企業団の企業長と)
このダムが周辺の道路等を含めて完成するのは
平成30年頃らしい
完成すれば、多くの人への享受もあるが
犠牲になった方々への感謝の念も忘れてはいけない
との思いも抱き、現場を後にしました。
五ヶ山ダムを見学・視察しました。
直接のユーザーのひとつである福岡地区水道企業団の
岩﨑企業長のお誘いで、福岡県南広域水道企業団の
村上企業長との同行でした。
今まさに、ダム本体のコンクリート打設に着手
24時間フル稼働で、2年間の工期が必要とのこと
最新の土木工法で現場は活気に包まれていました。
(写真:ダム本体工事が始まった五カ山ダム)
このダムの役割は、流域である那珂川町・福岡市・春日市の
洪水時の調整・水道用水・渇水期の補給が目的
過去、那珂川流域ではたびたびの大洪水に悩まされてきたし
福岡都市圏での渇水被害もあり
長期間の給水制限も記憶には残っている。
(写真:ダムは大きいため、大型の重機も小さく見えます)
それらを解消するためのダム建設
しかし一方では、吉野ヶ里町の小川内地区の集団移転や
環境破壊への危惧等が問題にもなった。
(写真:現地視察前に、ダムの概要説明を聞きました)
今回、説明を受け現場を案内していただき
それらに対する配慮もなされ
環境に十分に配慮されていることも分かった。
(写真:両企業団の企業長と)
このダムが周辺の道路等を含めて完成するのは
平成30年頃らしい
完成すれば、多くの人への享受もあるが
犠牲になった方々への感謝の念も忘れてはいけない
との思いも抱き、現場を後にしました。
2014年04月10日
再雇用制度を実施
年度がかわり新しいことがいくつか始まりました
そのひとつが、再任用制度の実施です。
法律が改正され、再任用制度が施行されていました
これは、2010年4月以降から年金の満額支給が65歳からとなる
までの移行中での措置です。
再任用・再雇用を簡単に説明しますと
再任用は、一般職員としての仕事となり職員定数として数えます。
一方、再雇用は時間を制約した雇用で職員定数としては数えません
給料等も当然、大幅減額されます。
今後の企業団運営で、今後定年を迎える職員が多数の中で
新規の職員採用と再任用職員のバランスが課題です
一方では経験豊富な専門職員の退職は
企業団運営に支障をきたす恐れもあります。
今年度2名の方に再任用をお願いし実現しました
3月までは管理職、4月からは一般職員
悩みもされたことでしょうが
「企業団のために」とお願いして実現しました。
そのひとつが、再任用制度の実施です。
法律が改正され、再任用制度が施行されていました
これは、2010年4月以降から年金の満額支給が65歳からとなる
までの移行中での措置です。
再任用・再雇用を簡単に説明しますと
再任用は、一般職員としての仕事となり職員定数として数えます。
一方、再雇用は時間を制約した雇用で職員定数としては数えません
給料等も当然、大幅減額されます。
今後の企業団運営で、今後定年を迎える職員が多数の中で
新規の職員採用と再任用職員のバランスが課題です
一方では経験豊富な専門職員の退職は
企業団運営に支障をきたす恐れもあります。
今年度2名の方に再任用をお願いし実現しました
3月までは管理職、4月からは一般職員
悩みもされたことでしょうが
「企業団のために」とお願いして実現しました。
2014年04月09日
焼却炉の撤去
企業団の本庁舎敷地内に設置していた
「焼却炉」を撤去しました。
平成14年施行の改正廃棄物処理法により
家庭用焼却炉を含め、全ての規模の焼却炉に対して
構造的な新基準が定められました。
企業団の焼却炉は、この基準に適合できなかったため
この時より、使用を中止しました。
途中、撤去の検討をしたこともありましたが、
それなりの費用がかかること、崩落等の危険な状況ではない
等々、緊急を要する状況ではなかったため
そのままとなっていました。
しかし、いつまでも、このまま放置しておくことは出来ない
という判断から、今回の撤去にいたりました。

(写真:撤去前の焼却炉)
焼却炉を撤去するにあたり
まず行わなければならないのは、産業廃棄物の処分基準となる
重金属7項目及びダイオキシンの類の検査。
重金属7項目とは
カドミウム、鉛、六価クロム、ヒ素、水銀、アルキル水銀、セレン
検査機関で有害物質の分析を行いました。
今まで燃やしていたのは主に紙類だったので、幸い
「廃棄物焼却施設内作業におけるダイオキシン類ばく露防止対策」
の評価基準に当てはめると、第1管理区域に該当
すなわち、基準値以下でした。
それでも撤去時は
防塵マスク、防護服、保護手袋等着用のもと作業が行われました。

(写真:クレーンで支えながら煙突を外していきます)
炉の中は長年の煤で真っ黒です
クレーンで炉本体を吊り上げトラックに積み込みます。

(写真:積み込みを終えた焼却炉本体)
最後に撤去箇所をきれいに清掃して終了
このあと、産業廃棄物処分場へ運搬されます。

(写真:無事、撤去を完了しました)
水道水にも重金属の検査項目があります
今後も、厳重な水質検査を行い、水質基準を満たした
安心・安全な水の供給に努力していきます。
「焼却炉」を撤去しました。
平成14年施行の改正廃棄物処理法により
家庭用焼却炉を含め、全ての規模の焼却炉に対して
構造的な新基準が定められました。
企業団の焼却炉は、この基準に適合できなかったため
この時より、使用を中止しました。
途中、撤去の検討をしたこともありましたが、
それなりの費用がかかること、崩落等の危険な状況ではない
等々、緊急を要する状況ではなかったため
そのままとなっていました。
しかし、いつまでも、このまま放置しておくことは出来ない
という判断から、今回の撤去にいたりました。
(写真:撤去前の焼却炉)
焼却炉を撤去するにあたり
まず行わなければならないのは、産業廃棄物の処分基準となる
重金属7項目及びダイオキシンの類の検査。
重金属7項目とは
カドミウム、鉛、六価クロム、ヒ素、水銀、アルキル水銀、セレン
検査機関で有害物質の分析を行いました。
今まで燃やしていたのは主に紙類だったので、幸い
「廃棄物焼却施設内作業におけるダイオキシン類ばく露防止対策」
の評価基準に当てはめると、第1管理区域に該当
すなわち、基準値以下でした。
それでも撤去時は
防塵マスク、防護服、保護手袋等着用のもと作業が行われました。
(写真:クレーンで支えながら煙突を外していきます)
炉の中は長年の煤で真っ黒です
クレーンで炉本体を吊り上げトラックに積み込みます。
(写真:積み込みを終えた焼却炉本体)
最後に撤去箇所をきれいに清掃して終了
このあと、産業廃棄物処分場へ運搬されます。
(写真:無事、撤去を完了しました)
水道水にも重金属の検査項目があります
今後も、厳重な水質検査を行い、水質基準を満たした
安心・安全な水の供給に努力していきます。
2014年04月08日
退職者との懇談
3月末日に3名の職員が定年退職を迎え
退職辞令を手渡しました。
長年にわたり東部水道企業団一筋で創成期に携わり
その後の市町村水道事業の合併や
「日々、水を送る」ための地道な作業やそのプログラムを
中心になって構築されてきました。
当日、お茶を飲みながら懇談の機会を得ました
「肩の荷がおりた」
「さびしい気持ちもあるが、なし得た満足感もある」
「明日から新たな気持ちで再出発」
皆さん一様に満足感に満ちて、笑顔の懇談でした。
その中で「一番大変だったこと」に話題が移り
各々の方からお話が聞けました
紹介します。
N氏は、送水管の破損事故の経験でした
過去に起きた大きな事故で
当然知ってはいましたが、改めて聞き「再度の事故はあり得る」
そのための予防策や対応の継承の必要性を再確認。
A氏は、平成3年の大型台風時の浄水場の被害と対応を
台風の風で想定外のことが起こった
「想定外」は恥ずかしいこと
その後の企業団運営に参考になった。
また、K氏は水道統合時の意見や思惑の調整
「全てに良かれ」の思いと現実の厳しさに直面
いい経験をさせてもらった、と。
一人ひとりの努力があっての現在の企業団
引き継いだ私たちも
「利用者にとっての水道」を推し進めていく所存です。
退職辞令を手渡しました。
長年にわたり東部水道企業団一筋で創成期に携わり
その後の市町村水道事業の合併や
「日々、水を送る」ための地道な作業やそのプログラムを
中心になって構築されてきました。
当日、お茶を飲みながら懇談の機会を得ました
「肩の荷がおりた」
「さびしい気持ちもあるが、なし得た満足感もある」
「明日から新たな気持ちで再出発」
皆さん一様に満足感に満ちて、笑顔の懇談でした。
その中で「一番大変だったこと」に話題が移り
各々の方からお話が聞けました
紹介します。
N氏は、送水管の破損事故の経験でした
過去に起きた大きな事故で
当然知ってはいましたが、改めて聞き「再度の事故はあり得る」
そのための予防策や対応の継承の必要性を再確認。
A氏は、平成3年の大型台風時の浄水場の被害と対応を
台風の風で想定外のことが起こった
「想定外」は恥ずかしいこと
その後の企業団運営に参考になった。
また、K氏は水道統合時の意見や思惑の調整
「全てに良かれ」の思いと現実の厳しさに直面
いい経験をさせてもらった、と。
一人ひとりの努力があっての現在の企業団
引き継いだ私たちも
「利用者にとっての水道」を推し進めていく所存です。
2014年04月07日
青森県八戸市の水道事情
青森県の八戸圏域水道企業団への短期派遣研修に
参加した職員から、業務における「東北と九州の違い」
について報告がありましたので紹介します。
-------------------------------
私が普段見慣れている水道メーターは
メーターボックスの蓋を開けたら、すぐそこにあります。

(写真:当企業団管内の一般的なメーターボックス)
しかし、寒冷地では水道管の凍結防止目的で埋設の深さが
地面から60cmとされています
また、積雪があれば、そのぶんどんどん深くなります。

(写真:雪に埋まったメーターボックスを掘り出します)
だから、ボックスの蓋を開けたら
いつもあるはずのメーターはなく、発泡スチロールの蓋があり
それを開けて、やっと水道メーター。

(写真:深いところに設置されている水道メーター)
地下60cmですから、深くて暗いので
検針は大変困難と想像できます。
そこで検針業務を行う際には
様々な工夫がされた「検針棒」と呼ばれる道具を利用します。

(写真:「検針棒」先端にライト、手元グリップが本体スイッチ)

(写真:メーターの汚れたガラスを先端のゴムワイパーで除去)

(写真:改良が続けられている「検針棒」持ちやすく
腕にかけやすい傘の柄のようなグリップと脱着式ライト)
現場の検針員の意見を聞いて、検針棒が改良され
検針員の負担や検針ミスを減らし
それが検針の効率化となっているようでした。
東北と九州の具体的な違いでした
北奥羽広域水道サービス(株)様から画像提供いただきました
ありがとうございました。
参加した職員から、業務における「東北と九州の違い」
について報告がありましたので紹介します。
-------------------------------
私が普段見慣れている水道メーターは
メーターボックスの蓋を開けたら、すぐそこにあります。
(写真:当企業団管内の一般的なメーターボックス)
しかし、寒冷地では水道管の凍結防止目的で埋設の深さが
地面から60cmとされています
また、積雪があれば、そのぶんどんどん深くなります。

(写真:雪に埋まったメーターボックスを掘り出します)
だから、ボックスの蓋を開けたら
いつもあるはずのメーターはなく、発泡スチロールの蓋があり
それを開けて、やっと水道メーター。

(写真:深いところに設置されている水道メーター)
地下60cmですから、深くて暗いので
検針は大変困難と想像できます。
そこで検針業務を行う際には
様々な工夫がされた「検針棒」と呼ばれる道具を利用します。

(写真:「検針棒」先端にライト、手元グリップが本体スイッチ)

(写真:メーターの汚れたガラスを先端のゴムワイパーで除去)

(写真:改良が続けられている「検針棒」持ちやすく
腕にかけやすい傘の柄のようなグリップと脱着式ライト)
現場の検針員の意見を聞いて、検針棒が改良され
検針員の負担や検針ミスを減らし
それが検針の効率化となっているようでした。
東北と九州の具体的な違いでした
北奥羽広域水道サービス(株)様から画像提供いただきました
ありがとうございました。
2014年04月04日
4月課長会の報告
4月1日は、新しい年度の始まりの日
新課長誕生の日でもあった定例の課長会
意欲的な面構えの面々に力強さを感じながらの会議でした。
私からの各課長へのお願いと指示を紹介します
機構の手直しと定期の異動は、今後の大量退職への備えの布石
目的は「技術・経営の継承」日常から意識を
とお願いし、各部署に対しそれぞれコメントを
簡単に紹介します。
・営業課は「縦から横に」の意識をより強く持って欲しい
関係の職員の議論で「よかれ」と思うことを柔軟に。
・総務課には「将来の経営」を常に念頭に
国の方向は「連携・民間協同」
東部水道企業団として「どう描く」が重要
押し付け論議・流れに任せる、はご法度。
・財政課に対しては「長期の視点での財政運営」を
また、この課は新設課
新設の理由のひとつは、権限の集中の除外
企画で計画し、財政が資金を裏付け
工務1・2課、三養基営業所及び浄水課等が事業を進める。
・収入策の具体は営業課で
各々が切磋琢磨する組織になってもらいたい、との思いも。
・工務1・2課は「技術の継承」に全力を
今やっていることが「最善か?」を常に議論を
日々、話し合うことが技術の継承との思いが私は強い。
・三養基営業所には
管轄する地域は広い、その中での出張所の役割は重要
「将来像」を考えて欲しい。
・浄水課は、長期計画では幅広く、しかも深く検討をしてくれた
一過性に終わることなく「水供給の原点」のポスト
今後の課題は、30年後の浄水場の更新
広域も連携も含めた議論が必要、それを今年から始める。
今年度の課題の提案でもありました
会議の内容等は、次回に。
新課長誕生の日でもあった定例の課長会
意欲的な面構えの面々に力強さを感じながらの会議でした。
私からの各課長へのお願いと指示を紹介します
機構の手直しと定期の異動は、今後の大量退職への備えの布石
目的は「技術・経営の継承」日常から意識を
とお願いし、各部署に対しそれぞれコメントを
簡単に紹介します。
・営業課は「縦から横に」の意識をより強く持って欲しい
関係の職員の議論で「よかれ」と思うことを柔軟に。
・総務課には「将来の経営」を常に念頭に
国の方向は「連携・民間協同」
東部水道企業団として「どう描く」が重要
押し付け論議・流れに任せる、はご法度。
・財政課に対しては「長期の視点での財政運営」を
また、この課は新設課
新設の理由のひとつは、権限の集中の除外
企画で計画し、財政が資金を裏付け
工務1・2課、三養基営業所及び浄水課等が事業を進める。
・収入策の具体は営業課で
各々が切磋琢磨する組織になってもらいたい、との思いも。
・工務1・2課は「技術の継承」に全力を
今やっていることが「最善か?」を常に議論を
日々、話し合うことが技術の継承との思いが私は強い。
・三養基営業所には
管轄する地域は広い、その中での出張所の役割は重要
「将来像」を考えて欲しい。
・浄水課は、長期計画では幅広く、しかも深く検討をしてくれた
一過性に終わることなく「水供給の原点」のポスト
今後の課題は、30年後の浄水場の更新
広域も連携も含めた議論が必要、それを今年から始める。
今年度の課題の提案でもありました
会議の内容等は、次回に。
2014年04月03日
3月14日の地震対応
3月14日午前2時過ぎ、伊予灘を震源とする地震が発生
東部水道企業団管内でも震度4の揺れを観測。
閉庁時に、震度4の地震が発生した場合
管理職、係長以上の一部の者が出動する注意体制となります。
大口径管が漏水した場合、周辺の皆様に多大なご迷惑を
かける恐れがあるので、特別出動した職員で
まず第一にパトロールに出発、大口径管路の安全を確認しました。

(写真:緊急時に備え、通常の公用車に加えて
赤色灯とサイレンを装備した緊急自動車を配備しています)
朝を迎えて、点在する施設や配水管路をパトロール中
水管橋破損の通報があり、ただちに現場確認し、復旧しました。
震度5弱以上は
相当の被害が予想されるとして警戒体制に
震度6弱以上は、管内全域で被害が予想されるため
全職員対象の非常体制と位置づけ
職員自身や家族等の安全確保の上
道路状況を確認しながら特別出動としています。
平成17年の福岡県西方沖地震以来の震度4の地震でしたが
職員各自に防災意識を思い出させる夜となりました。
東部水道企業団管内でも震度4の揺れを観測。
閉庁時に、震度4の地震が発生した場合
管理職、係長以上の一部の者が出動する注意体制となります。
大口径管が漏水した場合、周辺の皆様に多大なご迷惑を
かける恐れがあるので、特別出動した職員で
まず第一にパトロールに出発、大口径管路の安全を確認しました。
(写真:緊急時に備え、通常の公用車に加えて
赤色灯とサイレンを装備した緊急自動車を配備しています)
朝を迎えて、点在する施設や配水管路をパトロール中
水管橋破損の通報があり、ただちに現場確認し、復旧しました。
震度5弱以上は
相当の被害が予想されるとして警戒体制に
震度6弱以上は、管内全域で被害が予想されるため
全職員対象の非常体制と位置づけ
職員自身や家族等の安全確保の上
道路状況を確認しながら特別出動としています。
平成17年の福岡県西方沖地震以来の震度4の地震でしたが
職員各自に防災意識を思い出させる夜となりました。
2014年04月02日
新年度の予算が決まりました「議会報告」
先月の28日に、議会定例会を開催しました
主な案件は「下水道事業に関連した精算に伴う補正予算」と
「新年度の予算」

(写真:当企業団の議場)
補正の概略は
建設改良事業費(管路の更新事業)が8千6百万円の減額。
この理由は
各構成団体が行う下水道事業に併せての更新事業ですが
下水道の事業推進の変更による減額で来年度に繰り延べされます。
新年度の予算は、ほぼ例年通りです
年間の有収水量を「微増」と想定しています。
その主な理由は、給水戸数が5百戸以上増加するとの想定
民間でのアパート新築等です。
来年度から大きく変わることがあります
それは会計制度の変更で
公営企業の会計制度を民間企業と同じにするという改正です。
この改正の目的は、経営の透明化
結果、全国横並びで「経営の状況」がわかる
ということになると思います。
その一環で「損益収支」が大幅赤字になっています
これは、職員の退職給付引当金を一括で計上したためで
それを約8億円計上しました。
当企業団では、内部の留保資金(貯金)を
退職給付引当金として計上しただけで、実態は変わりません。
すべての提案議案は、全員一致で賛成を頂きました
新しい予算に従って来年度も課題を解決し
より良い企業団を目指して努力を続けます。
主な案件は「下水道事業に関連した精算に伴う補正予算」と
「新年度の予算」
(写真:当企業団の議場)
補正の概略は
建設改良事業費(管路の更新事業)が8千6百万円の減額。
この理由は
各構成団体が行う下水道事業に併せての更新事業ですが
下水道の事業推進の変更による減額で来年度に繰り延べされます。
新年度の予算は、ほぼ例年通りです
年間の有収水量を「微増」と想定しています。
その主な理由は、給水戸数が5百戸以上増加するとの想定
民間でのアパート新築等です。
来年度から大きく変わることがあります
それは会計制度の変更で
公営企業の会計制度を民間企業と同じにするという改正です。
この改正の目的は、経営の透明化
結果、全国横並びで「経営の状況」がわかる
ということになると思います。
その一環で「損益収支」が大幅赤字になっています
これは、職員の退職給付引当金を一括で計上したためで
それを約8億円計上しました。
当企業団では、内部の留保資金(貯金)を
退職給付引当金として計上しただけで、実態は変わりません。
すべての提案議案は、全員一致で賛成を頂きました
新しい予算に従って来年度も課題を解決し
より良い企業団を目指して努力を続けます。