2014年04月09日
焼却炉の撤去
企業団の本庁舎敷地内に設置していた
「焼却炉」を撤去しました。
平成14年施行の改正廃棄物処理法により
家庭用焼却炉を含め、全ての規模の焼却炉に対して
構造的な新基準が定められました。
企業団の焼却炉は、この基準に適合できなかったため
この時より、使用を中止しました。
途中、撤去の検討をしたこともありましたが、
それなりの費用がかかること、崩落等の危険な状況ではない
等々、緊急を要する状況ではなかったため
そのままとなっていました。
しかし、いつまでも、このまま放置しておくことは出来ない
という判断から、今回の撤去にいたりました。

(写真:撤去前の焼却炉)
焼却炉を撤去するにあたり
まず行わなければならないのは、産業廃棄物の処分基準となる
重金属7項目及びダイオキシンの類の検査。
重金属7項目とは
カドミウム、鉛、六価クロム、ヒ素、水銀、アルキル水銀、セレン
検査機関で有害物質の分析を行いました。
今まで燃やしていたのは主に紙類だったので、幸い
「廃棄物焼却施設内作業におけるダイオキシン類ばく露防止対策」
の評価基準に当てはめると、第1管理区域に該当
すなわち、基準値以下でした。
それでも撤去時は
防塵マスク、防護服、保護手袋等着用のもと作業が行われました。

(写真:クレーンで支えながら煙突を外していきます)
炉の中は長年の煤で真っ黒です
クレーンで炉本体を吊り上げトラックに積み込みます。

(写真:積み込みを終えた焼却炉本体)
最後に撤去箇所をきれいに清掃して終了
このあと、産業廃棄物処分場へ運搬されます。

(写真:無事、撤去を完了しました)
水道水にも重金属の検査項目があります
今後も、厳重な水質検査を行い、水質基準を満たした
安心・安全な水の供給に努力していきます。
「焼却炉」を撤去しました。
平成14年施行の改正廃棄物処理法により
家庭用焼却炉を含め、全ての規模の焼却炉に対して
構造的な新基準が定められました。
企業団の焼却炉は、この基準に適合できなかったため
この時より、使用を中止しました。
途中、撤去の検討をしたこともありましたが、
それなりの費用がかかること、崩落等の危険な状況ではない
等々、緊急を要する状況ではなかったため
そのままとなっていました。
しかし、いつまでも、このまま放置しておくことは出来ない
という判断から、今回の撤去にいたりました。
(写真:撤去前の焼却炉)
焼却炉を撤去するにあたり
まず行わなければならないのは、産業廃棄物の処分基準となる
重金属7項目及びダイオキシンの類の検査。
重金属7項目とは
カドミウム、鉛、六価クロム、ヒ素、水銀、アルキル水銀、セレン
検査機関で有害物質の分析を行いました。
今まで燃やしていたのは主に紙類だったので、幸い
「廃棄物焼却施設内作業におけるダイオキシン類ばく露防止対策」
の評価基準に当てはめると、第1管理区域に該当
すなわち、基準値以下でした。
それでも撤去時は
防塵マスク、防護服、保護手袋等着用のもと作業が行われました。
(写真:クレーンで支えながら煙突を外していきます)
炉の中は長年の煤で真っ黒です
クレーンで炉本体を吊り上げトラックに積み込みます。
(写真:積み込みを終えた焼却炉本体)
最後に撤去箇所をきれいに清掃して終了
このあと、産業廃棄物処分場へ運搬されます。
(写真:無事、撤去を完了しました)
水道水にも重金属の検査項目があります
今後も、厳重な水質検査を行い、水質基準を満たした
安心・安全な水の供給に努力していきます。
Posted by 佐賀東部水道企業団
at 10:00
│企業団ニュース