2014年04月22日

「分厚い」八戸の研修報告書

青森県の八戸圏域水道企業団への短期派遣研修
に参加した職員からの報告が回覧されてきました。

机の上に分厚い研修の報告書が「ドン」と
「これだけ研修・学習してきたぞ」と言わんばかりに

「意地になって」全て読ませてもらいました
なかでも目を止めた項目が・・・ 

一つは「人材育成」
 「職員の意欲を引き出し、活用して組織全体の底上げを図る」
 当然であり、私たち企業団もその通りの理念は持っている。

 が、「やはり」の部分が
 それは、外部への「長期間の研修」と「人物重視の採用」
 具体的に検討に入る必要を感じました。

二つ目は、計画論での「水源の多系統化」
 現在、当東部水道企業団最大の課題と考えています。


(写真:二つの河川から水を取水し浄水処理を行っている浄水場)

 八戸圏域水道企業団は
 発足時から「広域的末端給水方式」を採用し
 構成自冶体の施設統合を展開しながら
 「湧水」・「浅井戸」・「河川」の3種類で4系統の
 水源を確保して供給されています。

三つ目は、県域を超えた連携です
 新たな統合や連携は、時代が要請しています
 当然、長期的な視野で模索中であり
 最も関心のある案件でした。

 水道の現状は、人口減少時代が目前に迫る中で
 大規模施設の更新や危機管理上の耐震化等
 財源確保が課題です。

 また、水道に従事する専門的な職員の確保も課題です
 その中で、八戸での県境をまたいでの連携思考に
 大きな関心があります

 現在の状況は、協議会をつくり情報等の共有・連携中
 おおいに参考になるレポート内容でした。

他にも参考になることは多々
派遣した職員も多くのことを学び、刺激を受けたようで
今後の業務に必ずや活かしてくれるものと思います。
  


Posted by 佐賀東部水道企業団  at 10:00企業団ニュース