2013年08月13日

水道の歴史「佐賀市東与賀町」編

佐賀平野の南西部に位置する東与賀町は
農村地帯と有明海のノリ養殖が盛んな地域で
昭和41年10月に町制施行により村から町となりました。


(写真:佐賀市役所「東与賀庁舎」)

昭和28年に南部地区を対象に
計画人口5,000人の簡易水道事業の許可を得て
昭和30年3月から給水を開始しました。

昭和36年には北部地区の水道整備に着手し
日最大給水量1,110m3、計画人口7,400人の上水道事業として
昭和37年から町内全域で給水開始となりました。

しかし、水源の地下水の塩水化による水質の不安定化で
水源の変更に迫られ、佐賀土地改良区と農業用水から2,000m3/日
の取水を交渉の結果了承されました。

佐賀市水道事業に取水を委託した形で
昭和47年1月から清浄な水道水の安定供給が実現しました。

また、並行して恒久的な水源として
筑後川総合開発によって新規利水3,720m3/日を確保し

昭和50年に佐賀東部水道企業団に参画し
平成6年4月に統合され、経営も移管されました。

その後、平成19年に隣接していた川副町と共に
佐賀市に編入し、佐賀市となりました。
  


Posted by 佐賀東部水道企業団  at 10:00企業団ニュース