2014年10月08日

「水道水の白濁」事故の顛末(1)

水道工事に伴って一部の地域にご迷惑をおかけしました。

概要は、送水管の仕切弁設置工事の際に発生しました
送水管とは各市町に水道水を送る「主要な水道管」で
その送水管の途中に仕切弁を設置するのが工事の目的でした。

仕切弁とは、水道管に事故があった場合に
影響を最小限度に抑えるための設備です。

この工事は、一時「水を止め(断水)」
管を切断し、切断した管の間に仕切弁を設置します。

工事の間は、管内に水道水が入っていない状態
工事完了後(仕切弁設置後)は速やかに水を流しますが
その時に注意することは、空になった部分の空気を
全て管外に排出する必要があることです。

しかし、その排出しなければならない空気の一部が
管内に残り、流域の方々の家庭内の水道水に
一時「白濁」した水を供給してしまいました。

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【水道水が白く濁っているが?(対処法)】
 白い濁りの主な原因は、空気の混入によるものです
 しばらく置いておくと濁りが消える場合は
 空気の混入が原因ですので普段どおりにご使用頂けます。

 放置しても濁りが取れない場合は
 他の原因が考えられますので
 エリア内の営業所までご連絡ください。
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影響を与えました
神埼市神埼町石井ヶ里の全戸
及び駅通り・本堀・鶴・西小津ヶ里・田道ヶ里・枝ヶ里地区
それに神埼市千代田町姉地区の方々
皆様方にはご迷惑をおかけしました。

「白濁」解消のために
「捨て水(蛇口から排出)」をお願いしましたので
相当分の水道使用量は減免をいたします。

以上が水道水の「白濁」の顛末ですが
工事にまつわる問題や維持管理上の課題がみえました
このことは明日に報告します。
  


Posted by 佐賀東部水道企業団  at 10:00企業団ニュース