2016年06月07日

新たな展開⑨「将来への目」

この企業団が目指した姿は
「自立した企業団」

でも まだ机上の空論です
その実現には
計画を実行する日々の努力が必要です

ここまで「管の更新」に限って報告してきましたが
「自立した企業団」実現には
地域の水道プロ集団の存在意義も重要です

現在は 水道事業のみの企業団
一部事務組合です

ふたつの視点があると考えます
ひとつは今後の水道界での立ち位置
日本の水道事業は苦しんでいます

その原因は更新等もままならない
財源の不足と専門職員の不足
国も危機感を抱き「連携」を指導されています

佐賀県を考えれば「佐賀県一水道」が
将来の姿のはずです
しかしいろんな事情もあって
即 実現するとは思えません

その結果 民間への委託も進むでしょう
この是非は別にして
だからこそ「水道のプロ集団」の存在が
地域に必要です

ふたつ目は
「水道だけの一部事務組合」からの脱皮です
水道は「水」です

同じような「水」がそれぞれ独立して存在します
工業用水も下水道も農業用水・・
それぞれ運営にも限界が見えます

また 地域の人口は確実に減ります
結果 行政の税収は落ち込み
行政職員も減少することでしょう
しかし サービスは必要です
「地域を支える」役割も必要でしょう

そのための一端を担う
ここにも「公営」としての今後の議論があると思います


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Posted by 佐賀東部水道企業団  at 10:00 │企業団ニュース