2014年03月24日

筑後川水系水資源開発施設学習会

昨年、佐賀県、佐賀西部広域水道企業団及び当企業団の三者で
筑後川下流域の環境保全や情報共有を図ることを目的とした
「佐賀県筑後川下流環境協議会」が設立されました。

先日、その協議会主催で
佐賀県、両企業団及びその構成団体の市町担当者を対象とした
施設の視察と学習会が開催されました。

参加した職員から報告がありましたので紹介します。

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先日、佐賀東部水道企業団が水道用水として利用している
筑後川水系の水資源開発施設学習会に参加してきました。

水資源機構管理の筑後大堰
国土交通省管理の佐賀道水路筑後川機場、巨勢川調整池
の3か所の施設を見学してきました。

筑後大堰
 この施設は筑後川の治水と利水の目的をもって建設され
 昭和60年に完成しました。

筑後川水系水資源開発施設学習会
(写真:筑後大堰の視察状況)

 筑後川の流況(河川の流れ具合)に応じて、一定の水量を
 確保すると共に、干満差が大きい有明海からの塩害も
 防いでくれるため、安定した量と質の水処理が可能となりました。

 今後は貯水池でもある大堰域内の水質の変化を
 把握していく必要があることを感じました。

佐賀導水路
 筑後川、城原川及び嘉瀬川を導水路で連結する人工の
 流況調整河川で佐賀平野の治水、利水を目的としています。

筑後川水系水資源開発施設学習会
(写真:佐賀導水の管理状況の説明)

 治水の面では洪水時の調節、河川の正常な流水機能維持に
 また、利水の面では佐賀西部地域への水道用水補給を
 目的としています。

 佐賀導水路からの直接的な利用はありませんが
 安定した量と質の水道水供給には洪水調節機能の果たす役割は
 重要になると感じました。


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Posted by 佐賀東部水道企業団  at 10:00 │企業団ニュース