2014年01月20日

前年度決算の概要「水道事業」

前回からの続きです
今日は、一方の「水道事業(水の小売り)」の決算について
概略を報告します。

業務の状況は
給水戸数は、前年度より749戸増加して4万599戸
給水普及率は、93.1%です
有収水量も前年度に対して0.5%微増しました。

水道事業の「収益的収支」は
収入が前年度に対して0.6%増の約25億2千万円
対する費用(支出)は、5.5%増の約28億6千万円
差し引きで3億4千万円の赤字を計上しています。

前年度決算の概要「水道事業」
(グラフ:H24年度決算 水道事業の「収益的収支」)

 この赤字(損失)は、財政計画に基づいた計画的な赤字です
 特にH24年度は、計画外であった旧川副浄水場の取壊し費用が
 加算されて損失金(約2億円)が増えています。

 旧川副浄水場跡地は、ご承知だと思いますが
 太陽光発電(メガソーラー)用に貸しています。

 本論に戻りますが、3億4千万円の赤字は
 計画的な損失であり「利益積立金」で処理しています。

 なお、前長期計画の見込みに対して
 約1億8千万円の損失増となっています。

次に「資本的収支」
支出は、前年度14.5%増の約4億5千万億円
対します収入は、前年度27.9%増の約3億4千万円

前年度決算の概要「水道事業」
(グラフ:H24年度決算 水道事業の「資本的収支」)

 不足する額、約1億1千万円は
 自己財源(減価償却費等を財源とした留保資金)で補てんしています。


経営は、「用水供給事業」・「水道事業」とも順調に推移している
と考えています。


同じカテゴリー(企業団ニュース)の記事画像
筑後川の環境改善について
フレッシュな新人職員が配属されました
新年度に向けて
お世話になりました
東部水道企業団は「大丈夫です」
新たな展開㉒「今後のキー・職員力」
同じカテゴリー(企業団ニュース)の記事
 50年計画の中間報告について (2017-06-06 10:00)
 佐賀県の水道ビジョンについて (2017-05-30 10:00)
 筑後川の環境改善について (2017-05-17 10:00)
 筑後川三企業団での拠点給水訓練 (2017-05-08 15:00)
 企業団退職者OB会の開催 (2017-05-01 10:00)
 フレッシュな新人職員が配属されました (2017-04-17 10:00)

Posted by 佐賀東部水道企業団  at 10:00 │企業団ニュース