2013年10月24日

補正ヒア「勉強の場」

10月初旬から約2週間にわたって
今年度予算の「補正のヒアリング」でした
併せて、各部署での今年度の事業等進捗の報告も聞きました。

進捗状況は順調です
各々のポジションで意欲的に取り組んでいることが見てとれます。

補正の案件は、大小ありますが
目に付いたところを紹介します。

工務系では、水道管の布設工事における
延長や方法の変更等での予算の増減以外にはありません。

 ここでの今後の課題は「維持管理」です
 出来るだけ設備を「長もち」させる
 そのためには、日常的に何をするか?
 来年の重点として、組織をあげて考えていきます。

浄水場は、取水ポンプの修繕が必要です
筑後川の原水を浄水場に送るポンプの故障です。

 予備まで含めて4台のポンプがありますので
 取水に問題はありません

 通常、ポンプの耐用年数は15年
 通水開始後28年が経過、長期計画では30年持たせる
 と、しています。

 倍の寿命を目標にするには
 当然日頃からのメンテナンスが重要です
 
 このポンプが故障した
 そこに、どんな因果関係があるのか、調査もあわせて行ないます。

補正ヒア「勉強の場」
(写真:筑後川から水を取水するためのポンプ
    予備を含めて大小4台のポンプを設置しています)

また、浄化のための薬品も
筑後川の水質で使用量は大きく変わります
近年の異常気象でしょう、薬品(活性炭)の使用量が増えています。

補正ヒア「勉強の場」
(写真:北茂安浄水場に設置している「活性炭注入設備」
    「活性炭注入設備」は、基山浄水場にも設置しています)

 この活性炭 
 東日本大震災での需要の増加によって
 単価がアップしていました。
 
 それの単価が、予算時に比べて安く契約ができ
 減額できる結果になりました
 単価を見てみると震災前に戻ったようです。

これらは、12月議会で承認をうけた後執行します
このヒアリングは 
予算に直接関係がないことも知ることが出来ます
私にとっては、この上ない勉強の場です。


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Posted by 佐賀東部水道企業団  at 10:00 │企業団ニュース