2013年09月05日

長期計画ヒア「浄水課(設備・機械)」

今後、北茂安浄水場の設備・機械が更新時期を迎えます
一つひとつに大きな金額が必要です。

例えば、高圧受電設備に23億円、電気関係の設備には6億円
ポンプ設備に11億円等々です。

長期計画ヒア「浄水課(設備・機械)」
(写真:「北茂安浄水場」の全景)

当然、既存の計画でも計上していますので金額は想定内です
問題はその更新時期と施工管理の体制の確保

担当部署は、十分精査して提案してくれました
基本的には納得いくものでした。

ただ、少々の疑問点をぶつけてみました
例えば、各々の設備の更新は事業的にも密度が高く
より専門的な知識も必要です。

当然、専門のコンサルの力が必要です
そこで「総合的な視点で検討しては」と提案しました。

例えば、浄水場改築時を見据えての計画、それとの整合性
また、将来の人口減社会に対応した更新計画等々です。

各事業に必要なコンサルへの委託費用と変らない金額で
そのことが検討されるならば、将来にむけて
無駄がない万全な更新計画が出来るはずです
「十分検討に値する」と考えます。

また、調整池等の設備も同じ問題を抱えています
例えば「白壁の調整池」、小山の上にありますが
敷地に余裕がありませんので、改築時は大変です。

長期計画ヒア「浄水課(設備・機械)」
(写真:標高約50m地点に建設されている「白壁中継ポンプ場」)

しかも、設備や屋根(ドーム)部分の改築の必要性が
内部議論になっています
その場所での改築が難しい、しかし更新は必要

その更新が無駄にならないためには
抜本的な「考え方の変更」の是非を健闘する必要性があるのでは
との問いも提起しました
今後、大いに議論を深めていきたいと思います。

なお、更新工事の完了した「基山浄水場」は、15年間は
施工者の責任で機器等の更新を含め、責任施工で
契約しているので、今後15年間の更新費用の発生はありません。


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Posted by 佐賀東部水道企業団  at 10:00 │企業団ニュース