2013年07月01日
大山ダムの紹介
大分県日田市に建設された「大山ダム」の紹介です。
今年3月に竣功式が行われ、4月から管理が開始されました
受益地域は、大分県、福岡県、佐賀県の3県です。

(写真:「大山ダム」 (独)水資源機構ホームページより)
このダムは
・洪水調節
・既得取水の安定化および河川環境の保全
・福岡地区水道企業団および福岡県南広域水道企業団の
水道用水確保を目的にしています。
事業の概要は
【事業主体】(独)水資源機構
【工期】昭和58年度から平成24年度
【事業費】約1,060億円
【位置】大分県日田市
【型式】重力式コンクリートダム
【有効貯水容量】1,800万m3
(内訳)洪水調整 700万m3
水道用水 630万m3
不特定用水 470万m3

(地図:「大山ダム」の位置)
筑後川は熊本、大分、福岡、佐賀の4県にまたがる大河
古くから、地域の発展に寄与してきた反面
豪雨に見舞われると、その姿は一変し暴れ
数々の水害をもたらしてきました。
筑後川流域の年間降水量が約2,050mm
その4割が6月と7月の梅雨時に集中
台風時期の8月、9月を含めると6割を占めています。
反面、降水量が少ない年には
渇水にも悩まされてきました。
このような背景の中で
筑後川水系における水資源開発基本計画が策定され
その一環としてのダムです。
水道水としては
福岡地区・福岡県南の両水道企業団の
約32万人分(1人1日350リットルで計算)が確保されました。
昨年7月の九州北部を襲った集中豪雨は
13日から14日にかけ、総雨量502.2mm(流域平均)を記録し
甚大な被害を与えたことは記憶に新しいことです。
大山ダムは、試験的に水を貯める「試験湛水」の実施中で
ダムへ流入する洪水を貯留し、下流の河川水位を低下させる
効果を発揮しました。
大山ダムへの洪水流入量は、最大324.6m3/秒に達し
ダム下流の川平橋水位観測所地点において
大山ダムが無かった場合に比べて、河川の水位を
2.2m低下させる効果があったと推定されています。
今年3月に竣功式が行われ、4月から管理が開始されました
受益地域は、大分県、福岡県、佐賀県の3県です。

(写真:「大山ダム」 (独)水資源機構ホームページより)
このダムは
・洪水調節
・既得取水の安定化および河川環境の保全
・福岡地区水道企業団および福岡県南広域水道企業団の
水道用水確保を目的にしています。
事業の概要は
【事業主体】(独)水資源機構
【工期】昭和58年度から平成24年度
【事業費】約1,060億円
【位置】大分県日田市
【型式】重力式コンクリートダム
【有効貯水容量】1,800万m3
(内訳)洪水調整 700万m3
水道用水 630万m3
不特定用水 470万m3

(地図:「大山ダム」の位置)
筑後川は熊本、大分、福岡、佐賀の4県にまたがる大河
古くから、地域の発展に寄与してきた反面
豪雨に見舞われると、その姿は一変し暴れ
数々の水害をもたらしてきました。
筑後川流域の年間降水量が約2,050mm
その4割が6月と7月の梅雨時に集中
台風時期の8月、9月を含めると6割を占めています。
反面、降水量が少ない年には
渇水にも悩まされてきました。
このような背景の中で
筑後川水系における水資源開発基本計画が策定され
その一環としてのダムです。
水道水としては
福岡地区・福岡県南の両水道企業団の
約32万人分(1人1日350リットルで計算)が確保されました。
昨年7月の九州北部を襲った集中豪雨は
13日から14日にかけ、総雨量502.2mm(流域平均)を記録し
甚大な被害を与えたことは記憶に新しいことです。
大山ダムは、試験的に水を貯める「試験湛水」の実施中で
ダムへ流入する洪水を貯留し、下流の河川水位を低下させる
効果を発揮しました。
大山ダムへの洪水流入量は、最大324.6m3/秒に達し
ダム下流の川平橋水位観測所地点において
大山ダムが無かった場合に比べて、河川の水位を
2.2m低下させる効果があったと推定されています。
Posted by 佐賀東部水道企業団
at 10:00
│企業団ニュース