2013年04月15日

基山浄水場「竣工」

既存の「基山浄水場」は、昭和52年に
当時の基山町で新設され、30年が経過していました。

特に電気計装設備や機械設備の劣化は否めず
更新時期を迎えていました。

今回の更新で、1日最大給水量4,900m3から
1日最大給水量7,500m3の能力を持つ浄水場
へ生まれ変わりました。(事業認可値)

更新方法として、何案かを抽出し
総合評価を行なった結果、膜ろ過方式が最善となりました。

また、発注方式は
民間が有する技術力、ノウハウを取り入れる
設計・施工の一体発注方式(デザイン・ビルド方式)に
実証実験を含めた総合評価方式を採用しました。

問題はその評価をだれがするか?
であり、外部の専門知識を有する5名の審査委員に
お願いしました。

基山浄水場「竣工」
(写真:更新工事が完了した「基山浄水場」入口付近)

技術提案と実証実験の結果
「クボタ・東芝・東京設計」の共同企業体と契約し
H22年度~H24年度の3か年で施工し 
今年の1月末で完了を迎えたところです。

基山浄水場「竣工」
(写真:施設の運転状況を監視・制御する「中央監視室」)

なお、請負額は10億8千万円(税抜き)であり
予定価格が13億円、近隣の同等施設との比較でも
安価な金額でした。


現在、処理能力・処理水質・運転操作等
順調に稼働しています。



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Posted by 佐賀東部水道企業団  at 10:00 │企業団ニュース