2012年05月25日
筑後川流域講座を受講しました
5月21日(月) 久留米市にある久留米大学御井キャンパスにて
筑後川流域講座2012のひとコマを受講してきた職員からの報告です。
---(記事:総務課 福川)-------------------
筑後川流域講座とは、筑後川のものしり博士になろうということで、
豊かな自然と長い歴史に培われた文化を持つ筑後川流域において
個性豊かに活動しておられる方を講師に、
流域の課題や対策について、学生さんは単位の一環として、
一般の方でも興味のある方は受講できるという公開講座で、
今年で12年目になるそうです。
学生さんは単位取得のためレポートが必要であり、
一般の方も「学芸員認定コース」を希望される場合は、
認定レポートを提出することができるそうです。
面接や審査があり、現在、認定された学芸員は56名。
毎年一般からの受講は200名ぐらいあるけれども、
学芸員の認定にはある程度のハードルもあるので
近年は数名程度の応募。
それにこだわらずに、気軽に参加してほしいと
事務局である「筑後川まるごと博物館」運営委員会の
鍋田事務局長からお聞きしました。

(写真:講座が開かれた久留米大学御井キャンパス)
久留米大学以外でも、筑後川防災施設である
「くるめウス」にて開催されることもあるそうです。
受講料は無料ですが、現地見学会の場合はバス代等の経費が必要。
今回は、「筑後川上流域の自然エネルギー」の講座でした。

(写真:講師の甲斐先生が、まず朝倉の三連水車について紹介)
甲斐先生は、日田市民環境会議エネルギー部会長として
様々な環境問題に取り組んでおられるそうです。
今回の講演内容は・・・
・日田、玖珠地域は自然エネルギー利用の先進地
・実用化されたほとんど全ての自然エネルギーを利用
・太陽光から水力、木材チップを使ったエネルギーまで様々
・九重町の八丁原地熱発電所は日本一
・大規模でなく、地元密着の小水力発電も多い
・生ゴミ等利用のメタンガス発電
・木質バイオマス発電も国内最大級 など
当企業団でも、旧川副浄水場跡地にメガソーラーの誘致計画
が進行していますが、先生言われるには・・・
大手資本ではなく、地元密着で地元に雇用、地元に利益
そのスタンスで取り組むことに意義があるのではと。
また、江戸時代から現在までおなじように水力を利用して
陶土を粉砕する唐臼の紹介もあり、興味を引かれました。

(写真:びっしり詰まった会場 前列は一般参加の方が多数)
今回の自然エネルギー以外にも、中流域の江戸時代からの堰や
下流では佐野常民の講座等もあり、筑後川について
幅広い知識を得るカリキュラムとなっています。
今後も機会があれば、他の講座にも参加したいと思っています。
筑後川流域講座2012のひとコマを受講してきた職員からの報告です。
---(記事:総務課 福川)-------------------
筑後川流域講座とは、筑後川のものしり博士になろうということで、
豊かな自然と長い歴史に培われた文化を持つ筑後川流域において
個性豊かに活動しておられる方を講師に、
流域の課題や対策について、学生さんは単位の一環として、
一般の方でも興味のある方は受講できるという公開講座で、
今年で12年目になるそうです。
学生さんは単位取得のためレポートが必要であり、
一般の方も「学芸員認定コース」を希望される場合は、
認定レポートを提出することができるそうです。
面接や審査があり、現在、認定された学芸員は56名。
毎年一般からの受講は200名ぐらいあるけれども、
学芸員の認定にはある程度のハードルもあるので
近年は数名程度の応募。
それにこだわらずに、気軽に参加してほしいと
事務局である「筑後川まるごと博物館」運営委員会の
鍋田事務局長からお聞きしました。
(写真:講座が開かれた久留米大学御井キャンパス)
久留米大学以外でも、筑後川防災施設である
「くるめウス」にて開催されることもあるそうです。
受講料は無料ですが、現地見学会の場合はバス代等の経費が必要。
今回は、「筑後川上流域の自然エネルギー」の講座でした。
(写真:講師の甲斐先生が、まず朝倉の三連水車について紹介)
甲斐先生は、日田市民環境会議エネルギー部会長として
様々な環境問題に取り組んでおられるそうです。
今回の講演内容は・・・
・日田、玖珠地域は自然エネルギー利用の先進地
・実用化されたほとんど全ての自然エネルギーを利用
・太陽光から水力、木材チップを使ったエネルギーまで様々
・九重町の八丁原地熱発電所は日本一
・大規模でなく、地元密着の小水力発電も多い
・生ゴミ等利用のメタンガス発電
・木質バイオマス発電も国内最大級 など
当企業団でも、旧川副浄水場跡地にメガソーラーの誘致計画
が進行していますが、先生言われるには・・・
大手資本ではなく、地元密着で地元に雇用、地元に利益
そのスタンスで取り組むことに意義があるのではと。
また、江戸時代から現在までおなじように水力を利用して
陶土を粉砕する唐臼の紹介もあり、興味を引かれました。
(写真:びっしり詰まった会場 前列は一般参加の方が多数)
今回の自然エネルギー以外にも、中流域の江戸時代からの堰や
下流では佐野常民の講座等もあり、筑後川について
幅広い知識を得るカリキュラムとなっています。
今後も機会があれば、他の講座にも参加したいと思っています。
Posted by 佐賀東部水道企業団
at 10:00
│企業団ニュース